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2014年10月31日
2014年は、特殊な年でして、、、
旧暦換算すると、通常の九月と閏九月と、二回の九月があります。
当然、9月8日(九九隣・八十一隣(ククリ)の日)も2回あります。
(両方とも仏滅なんですね^^;)
【計算サイト旧暦変換表より】
しかも、10月の最初が旧暦9月8日で、10月の終わりが旧暦閏9月8日なので・・・
この状態は、いわば、新暦十月を、旧暦の9月8日と閏9月8日の二つでくくっている
・・・とも言えるでしょうか。。。(2014年以外まずあり得ない、日付の妙ですね)
新しい十を古いものがくくる(縛る)という風に捉えると、管理人的には、、、
新教のキリストを十字架にくくりつけた、旧教のユダヤ教勢力を思いだしてしまいます(汗
そう言う意味でも、(株価も今がピークですし)今日明日は気を付けておきたいと思う次第です。
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まぁ、上記の考えはちょっと強引なのかもしれませんが、、、
以前から、管理人は言ってますが、
日本という国の名前には、十字架が暗示されているようにも思うのです。
日本の漢字を分解すると・・・
「日本= 日 + 大(※手足を広げた人体を表す) + 十 」に分解できます。
これは、太陽神が十字架に磔り付けられた様子を示してます。
▼富本銭(富本七星銭)
※日本最古の硬貨「富本銭」の本は、本=大+十になっています
富本銭の鋳造開始は683年で、朱鳥元年(686年)の3年前です
唐の時代に張楚金によって書かれた隋書倭国伝の注釈書である翰苑(かんえん)にも、
(推古天皇-聖徳太子摂政時代の)遣隋使の記述として、下記の書いてます。
<翰苑卷卅/蕃夷部 倭國>
阿輩鶏弥、自表天兒之稱。
(中略)
其王姓阿毎、國号爲阿輩鶏、華言天兒也(現代語訳)
阿輩鶏弥は、自ら天兒の稱(呼び名)を表す。
その王姓はあめ、国は号して阿輩鶏(弥)となす。中国で言う天兒である。
ここで出てくる天兒とは、、、
日本語の現代文字に直すと、天児です。
実は、辞書で調べると、、、下記のように書いてあります。
あまがつ【天児】
尼児とも書く。平安時代に神事の祓除に用いられた人形(ひとがた)。
転じて子どものお守として,3歳ころまで身につけさせた。子にふりかかる災難をこの人形に負わせ,子を守ると信じられていた。
人形には金箔で鶴亀などの紋をつけた白小袖を着せた。実物を見たい方は、こちらでご覧ください。
天児(あまがつ)は、ハッキリ言えば、アンク十字のようなものだと思います。
アンク十字は、その力を信じる者は一度だけ生き返るとされるアイテムで、
天児(あまがつ)と同じ、身代わり人形のようなものだと思います。
▼飛騨地方に伝わる猿ぼぼ (※これも一種の天児です。赤いのは・・・?)
このように隋書倭国伝で、阿輩鶏弥であるタリシヒコ(※聖徳太子と思われる)自らが、
日本は天児(あまがつ)=十字架の国であると言っています。
だから、管理人的には、日本は十字架の国であるように思いますし、
キリストが暗示されている聖徳太子の言葉だけに、非常に意味深だなぁと思うのです。
▼旧一万円札の聖徳太子
ところで、聖徳太子と言えば、以前に『千と千尋の神隠しのシリーズ記事』で述べたように、
66番の能の神事を定めた人物でもあります。
能の始祖である世阿弥の著書、『風姿花伝 』には、こう書かれてあります。
<『風姿花伝 』 第四 神祇云(じんぎいわく)>
上宮太子(聖徳太子)が、天下にすこし乱れがみられた時、
神代の時代の佛在所の吉例に習い、六十六番の物まねを奉納することを考えられれた。
それを秦河勝に命令し、さらに六十六のお面をお作りになり、河勝に与えられた。橘の内裏、紫宸殿で、この物まねが奉納された。
それによって天下は治まり、国も平穏になった。上宮太子(聖徳太子)は、これを末代のために、
もともとは神楽と呼ばれていた「神」の字の偏を除けて旁(つくり)だけを残された。これは、日読みの「申」であるため、申楽と名付けられた。
これはまた、楽しみを申すという意味でもあり、
神楽を分けるためにそうされたともいわれている。(中略)
その後、六十六番の申楽を一日で執り行なうのは難しいということになり、
そのなかから、
稲經翁(いなつみおきな)翁面
代經(よなつみ)翁三番申楽
父助(ちちのぜう)
この三つを選んだが、それが現在の式三番のもとである。
これの意味するところはつまり、法、報、應、の三身の如来の象徴として、
この三つの演目を奉納するのである。
この能の神事が行われた日付と言うのは、よく分からないままなんですが・・・
実は、日本で最古クラスの能で、『能楽の原点』とも呼ばれている奈良豆比古神社の翁舞は、
かつては旧暦九月八日夜(※現在は十月八日夜)に行われていたらしいのです。
▼奈良豆比古神社(奈良県奈良市奈良坂町奥垣内2489)
奈良豆比古神社の翁舞は、三人の翁の立ち合いによる特異な形態の翁舞である。
この翁舞は、奈良豆比古神社の秋祭の宵宮【よいみや】に行われ、
かつては旧暦九月八日夜であったが、現在は十月八日夜になっている。
奈良阪町は、奈良市街地北方の京都に向かう奈良の境にあたり、
翁舞が行われる奈良豆比古神社は、かつて春日神社と呼ばれたこともあったが、
古くから当地区の鎮守であったとされる。翁舞当日は、夜八時ころ、衣装部屋から拝殿に掛けられた橋掛【はしが】かりを渡って
神主、笛、小鼓、大鼓、地謡、ワキの翁、三番叟、千歳、翁の順で拝殿に出て着座する。
全員の着座が終わると、笛が吹き出されて翁舞が始まり、一時間ほどで終わる。この翁舞は、現在の能楽と同様に、千歳、翁、三番叟の構成であるが、
千歳の舞の後に、一人の翁の舞があり、その後、翁の両側に、
脇の翁が並び立つ三人の翁の舞になり、三人の翁が退場して、三番叟の舞になって終わる。
能の原点とも言える奈良豆比古神社の翁舞は、
かつては旧暦九月八日夜という九九隣(八十一隣)の日に行われてました。
そして、そこで、能の六十六番の物まねの代表作である翁舞が舞われていました。
このように、能の六十六番の神事と、旧暦九月八日夜という九九隣の日が、
古来からセットになっているかのような印象も受けます。
ですので、能の六十六番は、くくると言う事が、非常に意識されているように思いますね。
まぁ、このようにしてまとめると、本日2014年10月31日は、
旧暦閏九月八日として、さも何かありそうな印象を受けますが・・・
実は、管理人にも、その意味が十分に解けてない部分があるのです。
それは、下記の部分です。
<『風姿花伝 』 第四 神祇云(じんぎいわく)>
上宮太子(聖徳太子)は、これを末代のために、
もともとは神楽と呼ばれていた「神」の字の偏を除けて旁(つくり)だけを残された。これは、日読みの「申」であるため、申楽と名付けられた。
これはまた、楽しみを申すという意味でもあり、
神楽を分けるためにそうされたともいわれている。
上記で、「末代のために・・・」とわざわざ書かれているので、
何か日本の末代に関係するのではないかと管理人は思っているのですが、、、
日柄の申が関係すると考えれば、
今年2014年は、午(うま)年であり、申(さる)とは、関係がないのです(汗
なので、もしかすると2016年(申(さる)年)頃には、
何か関係性が分かるようになるのかもしれませんね^^;
あと、申と言えば、、、これは裏鬼門の坤(ひつじさる=南西)の方角でもあります。
(正確に言えば、申の方角は、坤よりはやや西側ですが)
これを、日本の方位で当てはめて考えてみましょう。
現在の天皇の高御座(天皇位を象徴する玉座)のある京都御所を中心に考えると、、、
南西の坤(ひつじさる=南西)の中心は、もろに沖縄です。
そう言う意味でも、もしかすると、沖縄は日本のククリを考える意味でも、
非常に重要なキーポイントになってくるかもしれません。
▼お札の666を構成する上で、最後の額面となった二千円札
表は沖縄の守礼門(守礼門の左上には菊がある)
その沖縄では、日本の命運を決める上で重要な沖縄知事選(投票日は11月16日)が、間もなく行われます。
沖縄知事選告示、4氏が届け出 辺野古移設が争点
個人的には、ネーミング的に前那覇市長の翁長雄志(おながたけし)氏に注目してます。
政府の辺野古新基地建設に断固反対している翁長氏ですが、
管理人はゆくゆく、良くも悪くも、沖縄独立のキーマンになるかも知れないなと思ってます。
沖縄が独立すれば、守礼門が印刷された二千円札も使われなくなるでしょう。
それが、日本の666のククリが解ける時、、、なのかもしれませんね。
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