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2012年1月26日
現在、EUではギリシャの債務問題が、大詰めの状態に来ています。
EUによるギリシャのギリシャの第2次支援問題は、債務交換協議が難航し、
2/10が、その事務手続き上の合意期限と呼ばれています。
- 2012/1/30・・・EUサミット
- 2012/2/10・・・ギリシャ債務交換協議の事務手続き上の合意期限
- 2012/2/25-26・・・メキシコG20 財務相・中央銀行総裁会合
- 2012/3/20・・・ギリシャ国債、144億ユーロの償還
そして、もし、このまま協議がまとまらなければ、
3/20には、ギリシャは144億ユーロという大量の債務返済が出来ずデフォルト・・・
と言う事に成ります。
ただし、EUのサミットが1/30に予定されており、
そこで、何らかの合意が引き出せれば、今後、ギリシャやイタリア等の
債務問題は、一先ず落ち着く・・・という可能性もあります。
ただ、管理人が思うに・・・。
ギリシャは、皆が思ってもみない、違った形で結末を迎えるのではないか?
・・・とも思っているのです。
その結末というのが、ギリシャで今後、起こり得る地震と津波です。
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実は、最近、管理人自身ノストラダムスの預言書関係を、色々紐解いて、
自分で、今後、何が起こるかの謎解きにチャレンジしています^^;
なお、管理人が使っている日本語訳の書籍は、下記の2冊です。
(日本語では、下記の2冊しか、まともなノストラダムスの邦訳本はありません)
それで、、、
今までの管理人の研究成果として、ギリシャに焦点を当てて、
幾つかノストラダムスの預言を見ていくと、実に興味深い内容が分かってくるのです。
取りあえず、下記の二つの預言詩を見て下さい。
なお、預言詩の訳の解釈の仕方にも色々あるので、
ここでは山根和郎訳とピ-ターラメジャラー訳の二つを載せます。
百詩篇Ⅱ.52
Dans plusieurs nuits la terre tremblera:
Sur le printemps deux effors feront suite:
Corinthe, Ephese aux deux mers nagera,
Guerre s'esmeut par deux vaillans de luite.
<山根和郎 訳>
夜間 何日間か大地が揺れるだろう
春 非常な努力が二度つづけてなされる
コリントスとエフェソスが二つの海を泳ぐだろう
戦場の剛勇の者二人が戦いを起こす
<ピーター・ラメジャラー 訳>
戦争が続くなかで、春の地震が2回、
ギリシャとトルコ西部を襲い、津波を伴う
百詩篇Ⅲ.3
Mars & Mercure & l'argent joint ensemble
Vers le midi extreme siccite:
Au fond d'Asie on dira terre tremble,
Corinthe,Ephese lors en perplexite
<山根和郎 訳>
火星 水星そして月が交会する
南方で大旱魃が生じよう
アジアの奥地から地震の報せが届き
コリント エフェソスともに苦難に陥る
※「アジア奥地からの地震」の訳は、内容的に誤訳かもしれません
(※参考リンク)
<ピーター・ラメジャラー 訳>
ギリシャおよびトルコ西部での地震と同時に、
南の旱魃と天体の合が発生する。
上記を見て頂けると分かるのですが、二つとも地震に関する預言です。
しかも、両方の預言詩で、コリントスとエフェソスという地名が出てきます。
内容も、ほとんど同じ内容を言っているように見えます。
実は、このようにノストラダムスの預言詩の百詩篇では、
全く同じ事象を違った表現で表している箇所が幾つも存在します。
その、代表的な類似の預言が、この百詩篇Ⅱ.52と百詩篇Ⅲ.3なんですが・・・
これを基準に、ノストラダムス預言を考えていくと、色々分かってくるのです。
まずは、もっと預言内容を理解するために、
コリントスとエフェソス、それぞれの位置を見て下さい。
※コリントス・・・ギリシア共和国ペロポネソス地方にある都市
※エフェソス・・・トルコ西部、現在のイズミル県のセルチュク近郊
このように、エーゲ海を挟んで、それぞれの位置はかなり、近い事が分かります。
また、(後述しますが)ギリシャにはオリンポス山という山も2箇所存在しています。
それで、実を言うと、ギリシャの地震については、先ほどの二つ意外にも、
まだ幾つか、関係がありそうな、預言詩があるのです。
取りあえず、それらも、この際、紹介しておきます。
百詩篇Ⅷ.16
イエロンが船を造らせる場所で
突然の大洪水が起きるだろう
あまりの凄まじさに攻撃する場所も土地も失ってしまう
水はオリンポス山 フィエーゾレにまで達する
※フィエーゾレとはフィレンツェ近くの丘の上の街
百詩篇Ⅱ.86
アドリア海の近く 艦隊が難破する
大地が震え 宙に押し上げられまた落下する
エジプトが震える イスラム教徒が増える
降伏を勧告する使者が送り出される
百詩篇Ⅴ.31
アッチカ(ギリシア南東部)の大地から、あらゆる叡智の生みの親
そこはいま世界の薔薇の花
橋は滅び その偉大な卓越は
隷属させられ 波浪をかぶり難破する
いかがでしょうか?
こうやっって預言詩を、複合的に見ていくと、
他の事象との関連性も、何となく見えてきませんか?
特に、興味深いのは、百詩篇Ⅷ.16で、
突然の大洪水が起きて、水はオリンポス山にまで達するとも書かれています。
また、百詩篇Ⅱ.86では、エジプトに及ぶくらいに大地が震えて、
アドリア海の近くでも艦隊が難破するとも書かれていますよね。
(艦隊と言うからには、戦争中の出来ごとなのでは?とも受け取れます)
百詩篇Ⅴ.31では、ギリシア南東部で、波浪をかぶり難破するとも書かれていますので、
津波の被害が甚大であるということは、これで分かるのではないでしょうか。
このように、仮にギリシャで地震というキーワードで見ていくと、
色々と、その状況や、事象の前後関係まで類推する事が出来るのです^^;
このように出来事が分かったとしても、いつ起こるのか?
これが分からないと、預言詩を持ってしても、気をつけようがないですよね^^;
そこで、今度は、このギリシャの地震がいつ起こるのか?
これを類推して見ましょう。
今まで見てきた預言詩の中で、ギリシャの地震の発生時期を示すキーワードとして、
下記の部分が、参考になるのではないかと思います。
百詩篇Ⅱ.52
<山根和郎 訳>
夜間 何日間か大地が揺れるだろう
春 非常な努力が二度つづけてなされる
コリントスとエフェソスが二つの海を泳ぐだろう
戦場の剛勇の者二人が戦いを起こす
<ピーター・ラメジャラー 訳>
戦争が続くなかで、春の地震が2回、
ギリシャとトルコ西部を襲い、津波を伴う
まず、このギリシャとトルコの地震は春の時期に2回起こるようです。
ここまでは分かりますよね^^
問題は、下記の部分です。
百詩篇Ⅲ.3
<山根和郎 訳>
火星 水星そして月が交会する
南方で大旱魃が生じよう
アジアの奥地から地震の報せが届き
コリント エフェソスともに苦難に陥る
※「アジア奥地からの地震」の訳は、内容的に誤訳かもしれません
(※参考リンク)
<ピーター・ラメジャラー 訳>
ギリシャおよびトルコ西部での地震と同時に、
南の旱魃と天体の合が発生する。
「火星 水星そして月が交会する」これが大きなヒントになります。
ちなみに、原文では月ではなく、銀と書かれていますが、
この銀が月を示すと考えられているようです。
ヒントは「火星と・水星・月の合」さらに、「春」
これらの条件を満たすように、ホロスコープ上で、
合致する時期が何時なのかを、管理人の方で調べて見たのです。
すると、、、ありました。
その時期は、2013年の2月11日前後です。
※なお、ノストラダムスの16世紀の時代には、太陽・月・火星・水星・木星・土星の
6天体しか認知されていませんでしたので、他惑星は、無視して良いと思います
上記の赤丸部分で示したように、火星と月、水星とが
ピッタリ、うお座の7~9度の位置で合致する時期に来るのです。
しかも、それ以外の惑星も、うお座、水がめ座の当たりで集中しており、
何か、特異な状況ではないかと思わされます。。。
2014年1月27日追記:
また、2015年4月19日前後も、要注意と述べておきます。
取りあえず、来年の今頃、もしかすると、ギリシャ方面とトルコで津波被害を伴う、
大きな地震が発生する可能性があるかもしれない・・・と述べておきます。
今後も、また何か分かれば、預言詩の考察結果を出していこうと思います^^;
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