古今伝授の奥義書を読み解く②~人の心は"種"である~:不況対策!個人でも有効な方法



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2014年3月20日


古今伝授の奥義書を読み解く②~人の心は"種"である~

古今伝授の里(郡上八幡市の東氏記念館)に伝わる、奇妙な『心の絵』

これは、日本古来、藤原定家より約800年に渡って伝わってきている歌道の奥義、
古今伝授のエッセンスが詰まった巻き物中にあって、ひと際異彩を放っている図形です。


▼古今伝授の巻 「古今集伝授切紙」(※下段の巻物)

▼心が書かれた部分の文章


前回の記事では、この心の文字の黒く塗られた中にある白丸が、
陰陽道の"陰中の陽"であることを示しました。

そして、もう少し陰が極まれば、今度は一気に陽に切り替わる状態、
つまり、この「心の絵」は、一日で考えれば、
夜明け前の、一番暗い真っ暗な状態の時の事を示している、、、と述べました。


ここで人類の歴史を一日で考えれば、いわば今現在が一日の節目であり、
これから一番、真っ暗になる時期を迎えようとする時期です。


それを考えると、管理人は、
古今伝授の『心の絵』は、まさに今のために用意されたものではないか?

・・・と思わずにはいられません。


彼らが、そこまでして伝えたかった事とは何なのか?
それを読み解き、適切な時期に取りだすのも、後世の我々の務めです。


と言う事で、今回は、引き続き、この心の絵の読み解きを行いますが・・・
まだ前回記事を見ておられない方は、先に下記を見ておいて下さいませ^^;


古今伝授の奥義書を読み解く①~悟りの意味と「心の絵」~

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人の心は"種"である

さて、問題の『心の絵』に触れる前に、少しだけ、「古今集伝授切紙」の
冒頭部分に書かれている事も解読しましたので、紹介しておきます。


まず、巻頭の部分のは、下記のように書かれてます。


▼古今集伝受切紙①

どうも、ウタの事を、"一字伝"というらしいです。
※なぜ、一字伝と呼ぶのか?ここには重大な秘密が隠されてますので、その意味を、各自でよくお考えください。
ヒントは、『百姓』です


隣の図は、大きな丸の中に「」と書かれ、その上下に「」と「」が配されています。

」の左右には、「汨(べき)」とかかれ、これには沈むの意があります。
太陽や月が東から昇って西へ沈むという事を示唆しているのもしれません。

」は神を礼拝する場所のような意味なので、神への信仰が見て取れます。
この絵全体を通して、この世の世界観を示したものだろうと思います。


続いて、は、中央部分は文字が細か過ぎて、満足に読めなかったんですが、、、
それ以外の部分は、『古今和歌集 』の「仮名序」の部分が書かれているようです。


▼古今集伝受切紙②


しかし、「此うた、あめつちの・・・」の部分と、「大和うたは・・・」の部分は、
下記の原文と比べると、順序が逆になっているのが分かります。


<『古今和歌集』の「仮名序」>

やまとうたは、人の心を種として、万の言の葉とぞなれりける
世の中にある人、ことわざ繁きものなれば、心に思ふ事を、
見るもの聞くものにつけて、言ひ出せるなり

花に鳴く鶯、水に住む蛙の声を聞けば、生きとし生きるもの、
いづれか歌をよまざりける 力をも入れずして天地を動かし、
目に見えぬ鬼神をもあはれと思はせ、

男女のなかをもやはらげ、猛き武士の心をも慰むるは、歌なり

この歌、天地の開け始まりけるときより出で来にけり。
しかあれども、世に伝はることは、ひさかたの天にしては下照姫に始まり、
あらかねの地にしては、すさのをのみことよりぞ起こりける。

ちはやぶる神代には、歌の文字も定まらず、素直にして、言の心わきがたかりけらし。
人の世となりて、すさのをみことよりぞ三十文字あまり一文字は詠みける。


なぜ、「大和うたは人の心を種として・・・」の部分が後に出ているかと言えば、、、
これは、恐らく、その歌の直後に出てくる心の絵と関係しているからに他なりません。

また、わざわざ絵とセットになっている、この「大和うたは人の心を種として・・・」のフレーズは、かなり重要だと言う事をも示唆しています。


▼「古今集伝授切紙」に書かれた「心」の図形

やまとうたは、人の心を種として、万の言の葉とぞなれりける

そう考えて行くと、すなわち、上記の心の絵は、、、
万の言葉となる前の"種(=人の心)"」を表しているのではないでしょうか。


・・・

・・・


さて、ここで、"人の心=種"という言葉で、何か思い当たる節はありませんでしょうか?
確か、管理人は、昨日の記事で、"種まきの例え"を示したはずです。

この種は、何処に播かれたかれたかと言うと、、、下記の通り、人の心に播かれたのです。


マタイによる福音書13章

そこで、種まきの譬(たとえ)を聞きなさい。

だれでも御国の言を聞いて悟らないならば、
悪い者がきて、その人の心にまかれたもの(=種)を奪いとって行く。


これらの共通点は多いのですが、古今伝授と聖書との関連性は、
見ようとすれば見え、見ようとしなければ見えないものです。


マタイによる福音書13章

だから、彼らには譬で語るのである。
それは彼らが、見ても見ず、聞いても聞かず、また悟らないからである。

こうしてイザヤの言った預言が、彼らの上に成就したのである。

『あなたがたは聞くには聞くが、決して悟らない。
見るには見るが、決して認めない。

この民の心は鈍くなり、
その耳は聞えにくく、
その目は閉じている。

それは、彼らが目で見ず、耳で聞かず、
心で悟らず、悔い改めていやされることがないためである』。

しかし、あなたがたの目は見ており、耳は聞いているから、さいわいである。


ですので、信じるかどうかは、あなたにお任せしようと思います^^;
取りあえず、ここでは関連性については追求せず、謎解きの続きを行います。


「心」に秘められた五行説の教え

さて、心の絵が書かれた理由は、先ほども言った通り、
古今集の「やまとうたは、人の心を種として・・・」の言葉を受けたものですが・・・
恐らく、それ以外にも理由が有ると思います。


ここで「」の意味を考えてみましょう。
字統』で「心」を調べると、、、下記のように書いてます。


【心】
心臓の形。[説文]に「人の心なり。土の蔵、身の中に在り。象形。
博士説に、以って火の蔵と為す」とあり、蔵は臓の意。

許慎の当時には、すべてを五行説によって配当することが行われ、
今文尚書説では、肝は木、心は火、脾は土、肺は金、腎は水とされた。

上記の通り、五行説五臓の中に、「心(心臓)」が有るのが分かります。

そう考えると、下図のように、"『心の絵』は、陰陽とともに、五行説をも内包している"
・・・と考えるのが自然ではないでしょうか?


Wikipedia 心 (五臓)より>

心(しん)は、伝統中国医学における五臓のひとつである。
現代医学の心臓を含む循環器系全体の働きと
脳の機能の一部を心の機能として捉えているといえる。

心は五行思想では「」に属し、小腸・脈・顔面・舌などと心の系統を形成している。

心は意識と精神活動を受け持ち、五臓六腑を統率している。
意識・精神活動を伝統中国医学では神(しん)と呼ぶ。

心は精神活動の物質的基礎と考えている血をコントロールすることで、
精神活動の基本となっている。

これを素問の宣明五気論では、「心は神を蔵す」といい、
霊枢の邪客篇では、「心は五臓六腑の大主にして、精神の存する所」という。



さらに言えば、心は火の象徴ですので、
五行説の木火土金水(もっかどごんすい)五行相生の順序から考えると、、、



まず、草木が成長・発育し、次に、その草木が燃えて火を生む。
これを表しているのが、『心の絵』である、、、と言う事が分かります。


これを、先ほどの「マタイの福音書13章」とも照合して見ます。
種まきの譬(たとえ)と比較するとどうでしょうか。


マタイによる福音書13章

また、ほかの譬(たとえ)を彼らに示して言われた、
「天国は、良い種を自分の畑にまいておいた人のようなものである。

人々が眠っている間に敵がきて、麦の中に毒麦をまいて立ち去った。
芽がはえ出て実を結ぶと、同時に毒麦もあらわれてきた。

僕たちがきて、家の主人に言った、
『ご主人様、畑におまきになったのは、良い種ではありませんでしたか。
どうして毒麦がはえてきたのですか』。

主人は言った、『それは敵のしわざだ』。
すると僕たちが言った『では行って、それを抜き集めましょうか』。

彼は言った、『いや、毒麦を集めようとして、麦も一緒に抜くかも知れない。

収穫まで、両方とも育つままにしておけ。
収穫の時になったら、刈る者に、まず毒麦を集めて束にして焼き、
麦の方は集めて倉に入れてくれ、と言いつけよう』」。


人の心に播かれた「」の種は、主人の判断で、途中まで「毒麦」と一緒に育っていきます。
しかし、収穫時期になると、、、

きちんと実をつけた「良麦」は倉に納められ、残りの「毒麦」は、火で焼かれてしまうのです。


心の絵と記紀との対応

記紀で言うと、先ほどの話に対応するのが、「木花咲耶姫の火中出産」です。
そのあらすじは、下記の通り。


<木花之佐久夜毘売の火中出産(古事記)>

木花之佐久夜毘売は一夜を共にしただけで身篭った。

それを聞いた邇邇藝命は
「たった一夜で身篭る筈はない。それは国津神の子だろう」と言った。

木花之佐久夜毘売は、「この子が国津神の子なら、
産む時に無事ではないでしょう。天津神の子なら、無事でしょう」と誓約をし、
戸のない御殿を建ててその中に入り、産む時に御殿に火をつけた。


【画像は狭穂姫ですが、木花咲耶姫と同様に火中で子を産んでます】


天津神の子であったので、無事に三柱の子を産んだ。

火が盛んに燃えた時に生んだ子を火照命、火が弱くなった時の子を火須勢理命、
火が消えた時の子を火遠理命、またの名を天津日高日子穂穂手見命という。


要するに、「天の神の子(良麦)なら、火の中でも無事で、(倉に納められる)
国津神との不義の子(悪麦)なら、火の中でも無事ではなく焼かれてしまう」

・・・と言う事を言っている訳ですね。


いわば、「種まきの譬(たとえ)」と「木花咲耶姫の火中出産」で言っている事は同じです。


まぁ、こう言う事言うと、「麦の種」と「神の子」とでは全く違う!
なんて反論もありそうですが、これは先ほども言ったように、
この例えも、見ようとすれば見え、見ようとしなければ見えないものです。

ですので、、、信じるかどうかは、あなた次第です。


この話は、まだまだ続きがあります。
管理人は、まだ、下記の部分について丸っきり触れてさえいないのです。

ですが、記事が長くなりましたので、この辺で一旦切ります。
続きは、また今度。



続き⇒古今伝授の奥義書を読み解く③~木曜中心の一週間と心の絵~


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