>>当サイトの管理人は、こんなモノを買ってます(管理人のamazon購入履歴)
2013年6月24日
最近は、滋賀南部を、色々調査していることもありまして・・・
その途中で、珍しいものを発見しました。
その珍しいモノとは、、、【人魚の墓】です。
しかも、単なる人魚の墓ではありません。
日本の歴史史上で、初めて記録に残っている人魚です。
しかも、日本の正史である、日本書紀にも記録されている人魚です。
日本書紀の、推古天皇二十七年(西暦619年)四月の項にそれは載っています。
二十七年(西暦619年)の夏四月の己亥(つちのとい)の
朔壬寅(ついたちみずのえとらのひ)に、近江国言さく、『蒲生河に物有り。其の形人の如し』ともうす。
秋七月に、摂津国に漁父(あま)有りて、あみを堀江に沈けり。
物有りてあみに入る。其の形児(わかご)の如し。
魚にも非ず、人にも非ず、名けむ所を知らず。
実は、上記では、近江と摂津で、同時期に怪異があったことが述べられています。
(よく分かりませんが、619年は、人魚の当たり年だったのか?)
それで、近江国の方は、「蒲生河に物有り」とあるだけで、
人魚とは具体的には述べられて居ないのですが、、、
後ろの摂津国の記述から、それが人魚である事が、うすうすわかる記事になっています。
それで、近江の式内社調査のついでに、
この「蒲生河に物有り」と言われる地域に行って来ました^^;
場所は、蒲生郡日野町小野(この)です。
元々、管理人は、この近くの鬼室神社(きしつ神社)に行こうとして、
たまたま、この人魚の墓を発見しました^^;
▼鬼室神社(白村江の戦い(663年)の後に日本へ亡命した百済人 鬼室集斯を祀る)
場所的には、この鬼室神社のさらに山奥に人魚の墓があります。
そもそも、こんな海も湖も関係無い山奥に、
なぜか、人魚の記録が残っている事に不思議を感じさせます。
で、下記が、その人魚塚です。
本当に、山奥の場所にあるんで、
なぜ、こんな場所の話が、日本書紀にわざわざ書かれたのかも不明です。
滋賀は、海も無い内陸部ですが、他にも、聖徳太子の観音正寺の人魚伝説もあり、
なんかあるのかもしれないですね^^;
観音正寺(かんのんしょうじ)は、滋賀県近江八幡市安土町石寺にある仏教寺院。
伝承によれば、推古天皇13年(605年)、聖徳太子がこの地を訪れ、
自刻の千手観音を祀ったのに始まるという。聖徳太子はこの地を訪れた際に出会った「人魚」の願いにより一寺を建立したという。
その人魚は、前世が漁師であり、殺生を業としていたために
人魚に生まれ変わり苦しんでいたという。寺にはその人魚のミイラと称するものが伝えられていたが、平成5年(1993年)火災で焼失した。
上記の観音正寺の人魚伝承は、推古天皇13年(605年)なので、
小野地区の日本書紀に書かれた人魚よりも、時期的には古いです。
ただし、この小野地区の人魚塚の近くには、天神社というのがあり、
そこには、聖徳太子の腰かけ石なるものがあり、
聖徳太子がこの地区に来たと言う伝説も残っています。
年代は違いますけど、人魚伝説は、滅多にあるものじゃないでしょうし、
観音正寺の人魚伝承と蒲生河の人魚伝説は、
もしかしたら、同一(?)の事を指しているかもしれません。
PS.
読者の方に教えて頂きましたが、
蒲生川で獲れた人魚のミイラは、なぜか、和歌山県の学文路(かむろ)の西光寺にあるようです。
学文路にある『人魚のミイラ』
↓この記事が「良かった!」と思った方はクリックお願いします♪
▼当サイト管理人が厳選してオススメする、3つの備蓄必需品▼
5年保存冬眠米・無洗米の備蓄王 | |||||||
約5年間の長期保存が可能です。無洗米でもあるので、 国民1人・1年当たりの米の消費量は約60kgです。 |
KATADYN(カタダイン) 携帯浄水器 Pocket Micro Filter ポケットマイクロフィルター |
|||||||
主食のお米を確保した後は、水の確保が重要です。 カタダイン・ポケットフィルターはフィルター寿命50000リットルと、他の浄水器と比べ、段違いの性能を誇ります。 人が一日に必要な飲料水は、2.3リットルなので、大家族でも、 カタダインさえあれば、多くの水需要をカバーできます。 ちなみに、アメリカ合衆国連邦緊急事態管理庁が推奨する緊急時の水の備蓄量は3日分で、 基本的に1人につき1日1ガロン(約3.8リットル)と定められています。 つまり、3日分なので1人につき約12リットルです 移動時や携帯用には「Vestergaard(ベスターガード) 」もオススメ。また、水の携行ボトルなら、「Platypus(プラティパス) 」もおすすめ。 KATADYN(カタダイン) 携帯浄水器 Pocket Micro Filter ポケットマイクロフィルター 海外正規品・並行輸入 |
昔塩 1人10kg(700g×14袋)程度 |
|||||||
お米と水の次は、”塩”です。砂糖が無くても生きていけますが、塩は生命維持に関わります! 塩分が摂取できなくなると、人はめまいやふらつきを覚え、脱力感、筋肉異常、けいれん、精神障害など様々な朔影響を及ぼします。 日本の食用塩の需要は一人年間で約10kgです。 なお、昔塩は、香川県坂出市で作られているこういう特殊形状の塩です。 |
※結局は、日本人がいつも神棚に祀る「お米・水・塩」の3つを確保することが、人間が生きる上で重要な訳です^^