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2014年9月24日
日頃から、管理人は、今後の災害やサバイバル環境なども考慮して、
アウトドアのグッズ等を揃えて、山歩きなどもしたりして訓練しているのですが・・・
最近、特に、日本の山に関して、非常に気になっている事があります。
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それは、、、熊が非常に多く出没している!と言う事です。
▼本州の熊=ツキノワグマ
一昔前までは、日本の熊(本州のツキノワグマ)は、絶滅寸前と言われてましたが・・・
(まぁ、現在も多くの学者がそう言っていますが)
写真家の宮崎学氏の本によると、(少なくとも、長野県中央アルプスでは)
ここ20年ほどは、実は、熊は増加しているらしいのです。
長年、実地で熊の写真を撮り続けている方の意見ですから、、、熊は増えているのでしょう。
宮崎学氏の指摘以外でも、兵庫県での森林動物研究センターのまとめによりますと、
年々、熊が増加傾向にあると考えられているのが分かります。
このような傾向を見ると、、、
恐らく、全国的に、熊の個体数は増えているんじゃないか?と思われるのです。
熊の個体数としては、前述のような状況ですが、、、
熊による被害の件数も、近年になって、急激に増えつつあります。。。
下記は、熊による、森林被害・捕獲数・負傷者数の推移ですが・・・
1984年辺りを底にして、一気に熊による被害が増加しつつあるのが見て取れます。
▼熊の森林被害面積の推移
▼熊の捕獲数の推移
▼熊による負傷者数の推移
このように、熊の被害も、無視できない状況になっています。
これらの被害が、熊の個体数増加が起因するなら話は単純ですが・・・
実際は、『(熊が棲む)山の生活環境の悪化』も、熊の被害増加に拍車をかけています。
昔は、石油が無く、日本で燃料と言えば『木炭』がメインで、
炭焼きのために、それだけ山から、木が切り出されていました。
この『木の切り出し』によって、山の下草にまで太陽光が当たりることで、
適度に、動物達にとっても餌も豊富な住み易い山の環境が整えられていました。
そして、里山によって、山の動物が住むゾーンと、人の住むゾーンとが上手く区分され、
動物と人とが共生ができる環境にあった訳ですね。
▼里山(人間の影響を受けた生態系が存在する山)
ところが、昨今は、石油燃料に頼りきりで、山の木の切り出しも行われなくなったため、
山の餌が不足し、動物が住みづらい山と化していきました。
そして、手入れの為されなくなった山では、動物の餌が不足することとなり、
その結果、餌を求めて、動物は里山に多く降りてくるようになった訳です。
近年の、熊の目撃件数の増加や人的被害は、こうした理由がある訳ですね。
そして、今年も、熊がよく出没する秋のシーズンになりました。
(秋は、冬眠前の熊が木の実を求めて、里山まで降りてきます)
それで、、、今年、管理人が特に感じていることなんですが・・・
今年は、例年になく作物の大不作の年です。(特に西日本は)
管理人の家の近く農家に聞いてみても、今年の米の収量は、例年の15-30%減だそうです。
(にも関わらず、米価格は近年で最安値なので、おかしい話ですが)
米だけならまだ良いのですが、、、恐らく、今年は作物全般的に不作だと思います。
そして、それは、熊の餌となる山の木の実なども、例外ではないと思われます。
なぜなら、近くの川で釣りをしても、今年の鮎は、非常にサイズが小さいからです。
(※鮎は、魚編に占うと書き、作物の出来栄えを占う魚でもある)
念の為、この川で毎年、魚網で鮎を獲っている方にも確認したのですが、、、
今年の鮎のサイズは、ここ5-6年の中でも最も小さいそうです。
この川魚が小さい原因として、山から川に流れ出る栄養分が少ない事が考えられます。
そして、その山の栄養は、落葉樹が形成する腐葉土によって作られていますので、
今年は、落葉樹の生育も良くないのではないか?と考えられます。
熊の主食となる餌は、、、その落葉樹である楢の木のドングリです。
※ナラ(楢)は、ブナ科コナラ亜科コナラ属コナラ亜属のうち、落葉性の広葉樹の総称。
この落葉樹(楢の木)の生育状況が悪いとなれば、、、
熊が餌を求めて、山から里に降りてくるのは道理ではないでしょうか。。。
とまぁ、ここまで書いて、実際に熊の被害を確認すると・・・
やはり、今年は、かなり、熊の出没が懸念される年であるようです。。。
秋になると、木の実やキノコなどを求めて、山に入られる方が多くなりますが、
今年の秋は、特に、熊に注意して頂ければ・・・と思います。
管理人も持ってますが、クマよけのベルなどは、絶対に持っていくべきでしょうね。
ちなみに、管理人クマよけのベル以外にも、万が一のために催涙スプレーを用意してます^^;
あと、こちらは、余談ついでに見て頂ければ・・・と思うのですが、
あまり一般に知られてない山の異変として、
近年、『ナラ枯れ(菌による病気)』の現象が、全国的に起こりつつあります。
管理人は、下記のマタギの動画(3:00以降~)を見て、初めて認識したのですが、、、
そのマタギが警告して言う事に、、、
あと、4-5年以内に、ナラ枯れによって、多くの楢の木が赤く変色し枯れて死んでしまう
・・・と警告しています。
▼ナラ枯れによって、赤くなった木々
【林野庁HPより引用】
楢の木のドングリは、熊の主食であり、今後、作物の不作とともに、
このナラ枯れによって、熊が大量に人間の居住地域に降りてくることが考えられます。
日頃から、経済問題や自然災害の問題などは、ニュースなどで多く人目に触れますが、
こうした自然環境等の変化は、多くの人が気づかず見過ごされている部分です。
今、様々な面で、臨界点を迎えつつあるように思いますし、
これからの世界は、想像以上にカオスなモノとなるのかもしれません。。。
▼熊用の催涙スプレーです
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※結局は、日本人がいつも神棚に祀る「お米・水・塩」の3つを確保することが、人間が生きる上で重要な訳です^^