古今伝授の奥義書を読み解く④~三種の神器と産みの苦しみ~:不況対策!個人でも有効な方法



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2014年4月 7日


古今伝授の奥義書を読み解く④~三種の神器と産みの苦しみ~

先日まで古今伝授の奥義書にある『心の絵』について解説してきましたが、
途中、他の記事を書いたこともあり、その後の謎解きが途中のままになってました。

そこで、改めて、引き続き、謎解きをしたいと思います。
なお、以前の記事は、下記をご覧ください。


▼心が書かれた部分の文章


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前回までのおさらい

簡単に『心の絵』を説明すると、、、
この図は、陰陽に挟まれた「五行説の五臓の"心"(=火の象)」を示しています。

五行説での五行相生の流れで考えれば、最初に「」があったのですが、
その木に火が付き、徐々に勢いよく燃えだしました。


『①五行相生』・・・順送りに相手を生み出して行く、陽の関係。

  • 木生火・・・木は燃えて火を生む。
  • 火生土・・・物が燃えればあとには灰が残り、灰は土に還る。
  • 土生金・・・鉱物・金属の多くは土の中にあり、土を掘ることで金属を得る。
  • 金生水・・・金属の表面には凝結により水が生じる。
  • 水生木・・・木は水によって養われ、水がなければ木は枯れてしまう。

そして、、、ついにその木は、燃え尽きる直前にさしかかっています。
それを示すのが、心の絵の中央の「陰中の陽」部分です。


心が、「陰中の陽」の状態になっていると言う事は、
燃料となる木が燃え尽き、ついには、灰になり土に還ろうとする寸前なのです。

これを五行説で考えれば、「心の絵」は、下記のように、
(土の兄=戊になる直前の)『火の弟=丁』の状態にある事を示しています。


ここまでが、前回までに示した謎解きです。


ちなみに、世界的に陰陽五行を考えた場合、、、
日本のある「東の方位」は陰陽五行では、「」に該当します。


一方、この『心の絵』は、「木が燃え尽き掛かっている状態」を示しますので、、、
つまり、日本が終わりを迎えるにあたって起きる事・・・が示されていると思うのです。


だいたい、歌道の奥義と子々孫々に残すくらいですから、、、
それは、後世に語り伝える価値のある情報であるはずです。

単なる、歌道のお遊びではなく、、、現代の我々にも大いに関係する事だと思います。
それが、分かったところで、次の謎解きに入りましょう。。。


心の絵に書かれた『三種の神器』

さて、これまでは、『心の絵』を中心に謎解きしてきた訳ですが、
その下にも、「天照皇大神」「素戔嗚尊」と書かれ、、、

さらには、「神璽」「宝劔」「内侍所」と書かれています。

▼心が書かれた部分の文章


まぁ、察しの良い人は、すぐに気づくでしょうが・・・
これらの三つは、天皇家にまつわる『三種の神器』を表しています。


すなわち、その対応は、下記の通りです。

  • 「神璽」・・・・・八尺瓊勾玉
  • 「宝劔」・・・・・草薙剣(天叢雲剣)
  • 「内侍所」・・・・八咫鏡
※璽は通常、勾玉を表す
※内侍所は宮中の賢所を指し、ここに"八咫鏡の複製の鏡"が置かれ、毎日の祭祀が行われている
※なお、八咫鏡の本物は、伊勢神宮の内宮に安置されている

しかし、この三種の神器の配置は、ちょっとおかしいんです。


色で陰陽を分けると、分かり易いんですが・・・

どうも、三種の神器の配置だけ、
その上にある「天照皇大神」「素戔嗚尊」や心の陰陽と合致しないのです。

普通は、八咫鏡は陽と考えられるのですが、それが何故か素戔嗚尊の下にあります。
そして、草薙剣は、陰と考えられるのですが、それが何故か天照大神の下にあります。


いわば、素戔嗚尊が、「この鏡を見ること、われを見るが如くせよ」と
天照大神から授けられた八咫鏡を持ち、、、

逆に、天照大神が、素戔嗚尊が八岐大蛇を退治した時にその尾から見つけた
草薙剣を持っている、、、

そして、まん中の木のところには、八尺瓊勾玉が置かれている、、、


なんか、とても不思議な状態なのですが、
この状態が、いわば、「木(日本)が燃え尽きる直前の心」を示しているらしいのです


しかし、記紀においても、天照大神が草薙の剣を持っている場面なんて出てきませんし、
ましてや、素戔嗚尊が八咫鏡を持っている場面なんて、聞いた事もありません。


これは、どう捉えれば良いのでしょうか?


古代文献「上記(ウエツフミ)」に答えがある?

実は、この問題については、記紀を幾ら見て考えても良く分かりません。
ただ、古代文献である「上記 (ウエツフミ) 」に少しヒントが有りそうなのです。


実は、『天照大神が草薙の剣を持っている場面』、、、
これが記されている唯一の底本が、「上記(ウエツフミ)」なのです。

そこには、こう書いてます。


上記(ウエツフミ)全訳五の六より>

ときに  あまてらすおおみかみのりたまイつらく
こハ あめのかぐやまのいわそものうまきのくくかね もて
あまつまうらのかみに つくらしし むれくむのつるぎなり
これのものハ あが いわヤに こもりしとき ころせこに
みの あわみのいぶきに おとしし たちなり
 と のりたまイき


<現代語訳>

時に天照おかみは、おっしゃった。
これは天ノ香具山の鉱石を原料とした良質なククカネをもって、
アマツマウラノ命に造らせた叢雲ノ剣(むらくものつるぎ)である。

即ちこの剣は、私(※天照大神)が天岩戸に隠れた時に、気が動転し、
美濃淡海の伊吹山に落とした太刀である。
・・・とおっしゃった。

※ウエツフミでは、琵琶湖を①天之真名井②淡海(アウミ又はアフミ)と表現している


上記(ウエツフミ)の記述を参考にするならば・・・

天照大神が「宝劔=草薙剣」を持った状態になるのは、
唯一、天照大神が、岩戸隠れをしている時です。


したがって、下記の心の絵は、天照大神が、岩戸隠れをしている時の状態である。
・・・と考えられます。


また、その時には、素戔嗚尊が、八咫鏡を持つ状態になり、、、
八尺瓊勾玉も、真ん中の木の部分に置かれる配置にもなるようです。

(また、その時には、美濃近江の伊吹山に、太刀が落とされる事が有るのかもしれません)


八尺瓊勾玉と神産み

ちなみに、管理人は、この三種の神器の中でも、
特に、「神璽(八尺瓊勾玉)」が今後大きな鍵を握ると思っています。


それは何故かと言うと、、、

三種の神器の中でも、「神璽」だけが、他の神器と比べて一段高い所に書かれ、
さらには、全体の構図の中心、つまり、陰陽の中心に据えられているからです。


陽は、陰陽の交わりによって、神璽に何かが起こると言う事を示唆してます。
問題は、ここで何が行われるかです。


ここで、勾玉と言えば、よく「生命の象徴」であるとも言います。
その生命の象徴である勾玉が、陰陽が交わった場所に据えられています。


人間の場合で考えてみますと、、、
女陰(陰)と男根(陽)とが交わった時、新たな生命(子供)が誕生します。

・・・そのことを考えれば、もう、分かりますよね?


管理人が思うに、、、
『心の絵』が示すのは、、、「新たな神産み」です。


「神産み」と、、、産みの苦しみ

しかし、神産みと言っても、『心の絵』は、全体で、を象徴しています。
だから、、、この出産は、火中で行われる、産みの苦しみを伴う出産です。


ちなみに、五行説で五臓である心(しん)を考えると、
心は神を蔵す」という意味があります。


ここで、記紀における出産事例を考えて頂きたいのですが・・・
実は、記紀においては、出産と火が結び付いているケースが非常に多いです。

しかも、出産の後、(何らかの事情で)母が姿を消したり、離縁するケースが非常に多いのです。


<火で焼かれた後に離縁のケースが多い神代の出産>

例えば、イザナミは、女陰を火で焼かれて死んでいます。
(その後、イザナミが黄泉の国に行った後、イザナギは離縁を言い渡しています))

木花咲耶姫も、火中で子供を産む、誓約(うけい)をしています。
(その後、木花咲耶姫は、ニニギを恨んで近づけることがなかったとされています)

豊玉姫も、山幸彦の子を産みますが、山幸彦が出産シーンを見てしまったので、
(なお、ウガヤフキアエズを産んだ小屋は火で焼かれていると思われる)
その後、永遠に豊玉姫は、山幸彦と添え遂げないまま別離しています。


なので、この『心の絵』も、神産みと言っても、
非常に、産みの苦しみを伴うような、、、そんな出産になるのだろうと思います。


最初と最後は同じである

最後に、聖書との関連についても述べておきますと、、、
神は、「αであり、ωである(最初であり、最後である)」と述べています。


これの意味は、最初と最後は同じである、、、という意味です。


ここで、人類の"始まり"を考えてみると、、、
これはアダムとイブの"産みの苦しみの話"から始まります。

そして、ここでは、何と書かれているでしょうか。


<創世記3章11節~>

神は言われた、「あなたが裸であるのを、だれが知らせたのか。
食べるなと、命じておいた木から、あなたは取って食べたのか」。

人は答えた、「わたしと一緒にしてくださったあの女が、
木から取ってくれたので、わたしは食べたのです」。

そこで主なる神は女に言われた、「あなたは、なんということをしたのです」。
女は答えた、「へびがわたしをだましたのです。それでわたしは食べました」。

主なる神はへびに言われた、「おまえは、この事を、したので、
すべての家畜、野のすべての獣のうち、最ものろわれる。
おまえは腹で、這いあるき、一生、ちりを食べるであろう。

わたしは恨みをおく、おまえと女とのあいだに、おまえのすえと女のすえとの間に。
彼はおまえのかしらを砕き、おまえは彼のかかとを砕くであろう」。

つぎに女に言われた、
「わたしはあなたの産みの苦しみを大いに増す。あなたは苦しんで子を産む。

それでもなお、あなたは夫を慕い、彼はあなたを治めるであろう」。

更に人に言われた、「あなたが妻の言葉を聞いて、食べるなと、
わたしが命じた木から取って食べたので、地はあなたのためにのろわれ、
あなたは一生、苦しんで地から食物を取る。
地はあなたのために、いばらとあざみとを生じ、あなたは野の草を食べるであろう。

あなたは顔に汗してパンを食べ、ついに土に帰る、あなたは土から取られたのだから。
あなたは、ちりだから、ちりに帰る」。


分かりますか。
創世記の初めから、終末を暗示するおかしな言葉が出てきていることを。


「わたしは恨みをおく。おまえ(蛇)のと、女のとの間に」

末というのは「終末末世」の時のことです。
この時に、"蛇の末"と"女の末"との間に恨みをおく、と言っているのです。

だからこそ、蛇の末と女性の末は、終末において、神に恨まれる事態になりますし、
同時に、終末においての産みの苦しみも、非常に大きい訳です。


そして、大変日本人にとっては難儀な事ですが、、、
心の絵は、その産みの苦しみが日本で起こる事を示唆しているように思えます。

ちなみに、記紀は、両方とも、女性天皇(推古天皇と持統天皇)で終わっていたり、
日本の最高神である天照大神が女性になのは、こう言う所から来ているように思います。


言わば、人類の原罪の業を背負っているのが、日本人なのかもしれませんが・・・
先祖の罪までをも、覚悟を持って許すという事が大事なのかもしれません。


ちはやふる 18巻より>

【画像は井の中の蛙、博学を目指す。より引用】


20首の短歌と向かい合った皆さんと、あざ笑っている皆さんに、この言葉を。

「生みの苦しみを知りなさい」
「知ったうえで 覚悟を持って人を許しなさい 短歌でも 文学でもなんでもです」



余談:20年ぶりに移動した八尺瓊勾玉

先月、20年ぶりに宮中にあった「八尺瓊勾玉」が外に持ち出されました。
これは、もしかすると、産みの苦しみが始まる予兆・・・なのかもしれません。


三種の神器、20年ぶり外に 両陛下、伊勢神宮へ出発

天皇、皇后両陛下は25日、式年遷宮があった伊勢神宮(三重県伊勢市)
に参拝するため、新幹線の臨時専用列車で東京駅を出発した。

歴代天皇に受け継がれる「三種の神器」の剣と璽(じ、まが玉)も一緒に運ばれた。
剣と璽が皇居外に持ち出されたのは前回の式年遷宮後の両陛下の参拝以来、20年ぶり。


※なお、上記写真で「璽」と一緒に「」が持ちだされていますが、
草薙剣の本物は、現在も熱田神宮にあるので、今回、宮中から運び出された剣は、
皇居吹上御殿の剣璽の間にあった、複製品の剣(形代)だと思われます。

※皇居にある三種の神器は、「八尺瓊勾玉」のみが本物です。


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