伊予の語源を考える。伊豫に隠された「伊の国」「豫の国」:不況対策!個人でも有効な方法



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2013年5月26日


伊予の語源を考える。伊豫に隠された「伊の国」「豫の国」

前回の「四国が伊予之二名島と呼ばれる理由とは?」の続きです。

前回の記事で、四国は、元々「豫の国」だったと前回述べましたが、
それは、豫に含まれる意味、、、その語源からの推測に基づきます。


伊予の予の文字は、文献によっては、伊豫、伊余、伊与などバラツキはありますが、
基本的に、豫の国であった可能性が高いと管理人は思います。


問題は、「古代人が、"豫"の文字に、どういう意味を持たせていたか?」です。


これについては、古来日本人が大陸中国から来ている事を考慮すると、、、
管理人は、豫の文字は、中国の豫州を意識していたのではないか?と推測します。


古代中国の周の時代においては、九つある州のうちの中心地、
つまり、国家の中心地が、まさに豫州(現在の河南省)でした。

秦の前の周(東周)の首都も、豫州の洛陽に置かれています。


<豫州とは?>

先秦時代

豫州(よしゅう)は、中国の歴史的な州の一つ。
夏の国の大禹王の時に天下を九つの州に分け、
豫州は九つの州の中心にあったことから、古くから中原と呼ばれた。

具体的な区域については、『尚書』では「荊河」、荊山から黄河までの区域とし、
『爾雅』、『周礼』では「河南」、黄河の南側の区域とし、
『呂氏春秋』では「河漢之間」、黄河から漢水までの区域とし、また「周である」とする。

いわゆる「中原」と呼ばれる地域であり、古代中国文明の中心地を指す名称であった。
『晋書』「地理志」によれば「豫は舒(穏やか)」ということである。
中和(中央にあって静かで偏りのない)の気を受けて、本質が穏やかであることを言う。」と説明する。

<河南省について>
河南省は、中国中東部地域の黄河中下流に位置し、略称はである。
大部分の地域が、黄河の南にあることから、河南と呼ばれる。

遠い昔、この地域は河川が多く森林が生い茂り
野生の象がたくさん暮したことから 、河南省は人が象をひいて行く所だと呼んだ。


<洛陽について>
東周の平王の時代、戦乱により荒廃した鎬京(長安)より都が移され洛邑と称した。
これ以降、中国古代の政治経済の中心地の一つとなり、
後漢・曹魏・西晋・北魏・隋・後唐などにおいて都城が設置されている。


元々、中国の豫州は、国全体を取り仕切る中心地的な位置にありました。
したがって、四国に宛てられた「豫」の文字には、国の中心地の意味もあったと判断します。

また、晋書には「豫は舒(穏やか)」という意味だとあるので、
豫の国であった四国は、住むのに適した穏やかな国だったのだろうと思います。



また、前回も言いましたが、「象頭山」辺りが、 豫の国の最初の拠点だったと思われます。

▼象頭山(琴平山とも言う)

中国の豫州(河南省)は、「人が象をひいて行く所」と呼ばれていますが、
これが象頭山の地名の由来だろうと推測します。


大陸から渡ってきた人々が、元々の大陸にあった地名を意識して、
新たな土地にそれを名付けるのは、ごく自然な行為です。

いきなり何も無い所から、伊豫とは呼ばないでしょうし、
日本より先に、豫の文字が使われた「中国の豫州」に伊豫の原型がある
・・・と、管理人は考えます。


伊予の"伊"とは何なのか?

では、続いて、伊予の""についても考察したいと思いますが・・・
多くの研究者は、伊は接頭語(尊称)であると考える人が多いです。

確かに、名詞の頭に伊が付いた場合、接頭語として考えるケースも有りますが、
四国を表す伊豫之二名島に限って言えば、伊は接頭語ではない!
・・・と管理人は考えます。


すなわち、元々、豫の国と呼ばれていた四国は、後に東西に分かれて、
四国の東部は、後に「伊の国」と呼ばれたのではないか?と考えます。


管理人が、「四国が豫の国と呼ばれ、後に伊の国が産まれた」と考えるようになったのは、

過去記事の「阿波忌部氏と織田剣神社に隠された秘密」で示したように、
元々、阿波忌部氏だったのが、備前においては、伊部氏になっているからです。

氏族名を忌部⇒伊部に変化しているのは、何か理由があるはずです。


そう考えて、何かヒントになる事は無いかと記紀を見まわして見ると・・・
『古事記』の神産みの段において、伊邪那岐命が迦具土神を斬った場面に行きあたりました。


<伊邪那岐命と伊邪那美命の国産みの段 火神迦具土神>

そして、亡くなった伊邪那美命は、
出雲国と伯伎国(ははきのくに)の堺の比婆の山に葬られました。

そこで伊邪那岐命は、腰につけていた十拳剣を抜いて、その子迦具土神の首を斬りました。

すると、その剣先についた血が、神聖な岩々に飛び散って生まれた神の名は、
石斥(いはさく)の神、次に根斥(ねさく)の神、次に石筒の男(いはつつのを)の神です。

次に剣の根元についた血が、神聖な岩々に飛び散って生まれた神の名は、
甕速日(みかはやひ)の神、次に桶速日(ひはやひ)の神、
次に建御雷の男(たけみかづちのを)神、またの名は建布都の神、またの名は豊布都の神です。

(中略)

そして、斬る時に用いた太刀の名は、天之尾羽張(あめのをはばり)と言い、
またの名を伊都之尾羽張(いつのをはばり)と言います。


最後の太刀の名前が、伊都之尾羽張という名がありますが、
ここに、伊都という字が見えますが、どうも、地名(国名)のようにも思えます。

すなわち、ここに伊の国である「伊都(イツ)国」の暗示があるのではないでしょうか。


仮に、"伊都国"の存在を考えると、"伊の国に居る銅鐸(さなぎ)の神"は、
伊邪那岐(いざなぎ)・伊邪那美(いざなみ)となります。

▼銅鐸(鐸のことをサナギと呼ぶ)


徳島県吉野川市には、物部氏の祖である「伊加賀色許売命・伊加賀色許雄命」を祀る
伊加加志神社(いかがしじんじゃ)があります。

この「加加志」とはカガシであり、蛇を意味します。
ヤマカガシという蛇がいるように、蛇は古代において、カガシとかカガとか呼ばれました。
(この辺の詳しい事は、吉野 裕子著の「」が詳しいです)

▼ヤマカガシ

伊の国のカガシ(蛇神)を祀る神社なので、伊加加志神社。
伊の国のカガ(蛇)を祀る物部氏の祖なので、伊加賀色許売命・伊加賀色許雄命。

・・・そう考えれば、なぜ、頭に伊が付く理由が分かる気がしませんか?


阿波忌部氏が、後に備前国で伊部(いんべ)氏に名前が変わったのも、
"伊部=伊の国から来た部民"を意味したのかもしれません。


このように考えると、伊の国が、阿波周辺にあった可能性は十分有ると思います。


伊島にしか見られない奥津三神

徳島県と和歌山の間の海上に、「伊島」と呼ばれる島があります。
これも、伊の国が、阿波周辺にあった可能性を感じさせる名前です。

▼伊島 (徳島県阿南市)


伊島には当所神社があり、そこでは下記の奥津三神が祀られていますが、、、

  • 奧疎神(おきざかる)
  • 奧津那藝佐毘古神(おきつなぎさびこ)
  • 奧津甲斐辨羅神(おきつかいひべら)

面白い事に、この奥津三神は、伊邪那岐が黄泉の国から帰還した際、
「筑紫の日向の橘の小戸の阿波伎原」で禊祓をした時に、最後に産まれた神です。

しかも、この奥津三神は、日本で唯一、伊島にのみ見られる神で、
日本の他の神社で、他に奥津三神を祀る神社は、何処にもありません。

(参考サイト:阿南寺社めぐり


したがって、伊邪那岐の禊祓の際に産まれた神が、伊島にいると言う事は、
初期の伊邪那岐の国(伊の国)が、阿波周辺にあった事を暗示しています。



<注釈:拡大する伊都国>
阿波の「伊の国」は、紀元前2世紀~紀元前後辺りでの発祥を想定していますが、
時代が下るにつれ、伊の国の勢力は、特に日本海側や九州方面に広がった可能性が高いです。

国産み神話では、四国の次に、隠岐と九州がきています。

▼国産みの順序


魏志倭人伝の記述にも、邪馬台国の時代(3世紀頃)には、
九州北部(福岡県糸島市付近)に伊都国が見えます。


さらに、神功皇后の時代(4世紀頃)には、ツヌガアラシトが、
穴門(山口県下関)に伊都都比古の国があったと述べられ、

播磨国風土記にも、「天日槍は伊都志に在しき。」と書かれ、
兵庫県の出石方面も伊都国の勢力が及んでいた可能性があります。


平安時代中期の延喜式神名帳にも、広島の厳島神社(創建593年)が、
「安芸国佐伯郡 伊都伎嶋神社」と記載されています。

和歌山県にも伊都郡が存在し、畿内にも伊都国勢力が及んでいたと思われます。
(和歌山県伊都郡かつらぎ町辺りは、尾張氏の拠点かあった場所かもかしれません)


そう考えると、伊都国の勢力圏は、西日本一帯に、かなり広かった可能性があります。
(伊豫の語源も、もしかすると、「伊都国の豫州の意味で伊豫」の可能性もあります)


上記以外にも、高知県南国市には、伊都多神社(いづたじんじゃ)があります。
伊豆那姫命を主祭神とし、伊豆田神社(高知県土佐清水市)を本社とする神社ですが、
伊都(いづ)=伊豆も考慮すると、範囲はもっと広がるかもしれません。


中国の豫州にある伊川と、伊都国の関係

最後に、なぜ、四国東部が、伊の国と呼ばれたのか?を考えてみましょう。


伊都之尾羽張に伊都に見えるように、伊の文字は、都(みやこ)とセットで出てきます。
これは何故かを考えていくと、これも前に示した、中国の豫州にいきつきます。

豫州には、伊川(いせん)という川があります。
その伊川は、豫州の首都である洛陽のすぐそばを流れています。



したがって、豫の国にある"伊都(伊の都)"とは、
豫州の都で、伊川のすぐそばにある洛陽を意識したネーミングだと言えます。

ちなみに、管理人は、四国の場合は、吉野川を伊川に見立てて、
阿波を都に伊の国を形成し、そこに都を置いていたのだろうと考えます。(伊の都)


▼伊川の伊闕(龍門) ※世界遺産です
(何処となく、徳島の山あいを流れる吉野川に似ていませんか?)


また、洛陽のすぐそばには、河南河内などの日本でもお馴染みの地名も見えます。
(阿波にも、佐那河内村・海部郡牟岐町河内・阿波市宮川内などがあります)

管理人は、日本人の先祖は、地名を名付ける上で、この洛陽近辺の地名を意識して
ネーミングをしていると思うのですが、あなたはどう思われますか?


▼良かったら、ご自分の目で、位置関係を比較して見て下さい。

▼中国の豫州周辺           ▼日本の四国周辺

豫州       ⇔       豫の国(伊予之二名島)
洛陽       ⇔       伊の都(阿波)
伊川       ⇔       吉野川
黄河       ⇔       大阪湾
河内・河南   ⇔       大阪河内地方


このように見れば、古代に何処に都が置かれたかが分かる気がしませんか?




>>続き:奈具の社の天女は何処から来たか?和奈佐老父を追え!


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