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2013年11月19日
※あくまで、下記は管理人の妄想です
このサイトで提唱している136.5年サイクルに関して、
前回は、「新嘗祭(11月23日)前後が136.5年周期の節目となるか?」において、
409.5年(136.5年×3)のサイクルにおける首都移転(政治の中心地の移動)の話を述べました。
下記の通り、409.5年(136.5年×3)のサイクルの節目では、
必ず首都移転(政治の中心地の移動)が伴います。
<409.5年以上のサイクルに伴う首都移転>
375年:大和王権の成立・・・大和王権が大和に確立される
784.5年:長岡京遷都・・・大和から長岡京に政治中心地の移動
1194年:鎌倉幕府成立・・・鎌倉に政治中心地の移動
1603.5年:江戸幕府成立・・・江戸に政治中心地の移動
2013年:???※サイクル節目と実際の史実とでは1~2年程度の誤差を含む場合があります
ただし、2013年前後のサイクル節目は、409.5年サイクルだけではありません。
さらにもっと大きな、819年(136.5年×6)の周期の節目でもあります。
この819年というサイクルの節目は、いったい何を示しているのでしょうか?
819年周期という節目は、日本の有史の時代に置いて2箇所しか存在しません。
すなわち、西暦375年と西暦1194年です。
ただし、2箇所しか無いサイクルの節目で、そのサイクルの特徴を類推する以外ないので、
もしかすると、的外れな考察になってしまうかもしれない事をご了承くださいm(__)m
では、「819年サイクルの特徴」について類推していきます。
そもそも、136.5年周期は、基本的に政権の主体が変わる時期です。
血統断絶、クーデター、戦乱等の理由により136.5年の節目では政権が代わります。
<136.5年サイクルに政権交代の一例>
375年:大和王権の確立・・・神功皇后・応神天皇の時代(日本の国家成立)
511.5年:継体王朝の成立・・・応神天皇直系の血筋が途絶え、継体天皇を迎える
648年:大化の改新・・・蘇我氏から中大兄皇子への政権交代
784.5年:長岡京遷都・・・天武系の血筋が途絶え、天智系の天皇へ
921年:???・・・不明
1057.5年:前九年の役・・・奥州の安倍氏が滅び、清原氏が東北の覇者に
1194年:鎌倉幕府成立・・・天皇の政治から、武士の時代に(源氏台頭)
1330.5年:鎌倉幕府滅亡・・・源氏・北条氏から足利氏に政権交代
1467年:応仁の乱・・・室町幕府から群雄割拠の時代へ
1603.5年:江戸幕府成立・・・戦国大名から徳川政権へ
1740年:享保の改革・・・徳川直系の血筋が途絶え、紀州徳川家へ
1876.5年:西南戦争・・・徳川時代・薩長時代から明治政府へ
2013年:???※サイクル節目と実際の史実とでは1~2年程度の誤差を含む場合があります
上記のうち、赤の太文字だけは、819年サイクルにまつわるものです。
ここから、何か819年サイクルの特徴が掴めるでしょうか???
考えられることは、天皇家が大きく関わっていると言う事です。
すなわち、1194年以前までは、136.5年周期で政権交代は起こったとしても、
天皇をトップとする"政治の主権"は変わりませんでした。
ところが、819年周期の節目からは、天皇は政治体制から根本的に外され、
1194年以降は、武士が政治主権を奪い、天皇は主権から外されてしまいます。
1221年に、後鳥羽上皇が承久の乱で鎌倉幕府の討幕の兵をあげ、
その結果、破れたことで、武士政権は決定的なものになりました。
▼後鳥羽天皇
以後、江戸時代、(また形を変えて)現代まで、武士による政権は続き、
天皇陛下の役割は、あくまで祭祀だけのものとなってしまっています。
このように、819年サイクルの節目の前後で、
天皇主権⇒武士主権(天皇は祭祀・象徴のみ)と変遷していることが分かります。
すなわち、819年サイクルの節目では、主権が変わる!と言って良いのではないでしょうか。
では、次に、819年サイクルの節目で、具体的に、どう主権が変わるのでしょうか?
現在、日本では自民党による政治が続いていますが、この政治が確立したのは、
俗に55年体制と呼ばれるように、1955年からです。
以後、この2013年までは、日本政治の主権は自民党が握っていると見て良いと思います。
しかし、現在、日本のこれまでの自民党による主権体制も根本的に終わろうとしています。
現国会で議論されている、「秘密保護法案」「NSC法案」などは、
ハッキリ言って、政治の主権を「国家安全保障会議(日本版NSC)」に移譲するものです。
▼アメリカの国家安全保障会議(NSC)
これによって、日本の民衆が選んだ議員らによって政治を司る間接民主主義も終わり、
一部の人間だけが日本の政治を掌握する、アメリカのような統治機構になると思います。
国家安全保障会議(NSC)とは?
国家安全保障会議(National Security Council)は、 多くの国家に設置されている外交問題や国防問題、安全保障政策などの審議や立案、 調整(武力行使の是非決定)などを行う機関。
多くの場合は大統領や首相、内閣に属し、助言などを行う。
フランスのように国家安全保障会議を設置しない国家もある。
日本の場合は内閣に属する安全保障会議がこれにあたる。議長は大統領や首相などが担当する場合が多い。
その他の構成員は副大統領や副首相、内務大臣、外務大臣、国防大臣、財務大臣などの 重要閣僚が就任することが多い。また、君主制の国家で、君主の権限が強い国家では君主が参加したりする。
海軍大臣や陸軍大臣などの軍関係者が議員として参加する場合もあるが、
評決などには参加しないなど軍の影響力を抑える取り組みもある。
また、国家安全保障会議(NSC)が出来れば、
これまでも日本は、米国の傀儡政権的な属国的立場ではありましたが、、、
TPPと併せ、ますますアメリカの属国的な立場になると思います。
819年周期よりも、さらに大きな1638年周期の始まりは、西暦375年です。
西暦375年で、日本の統一国家がスタートしていますので、
その終わりの2013年前後は、日本の国家の終焉を迎えると考えられます。
また、同時に、象徴としての天皇制度も、ここで無くなるかもしれません。
アメリカにとって、日本を属国化すれば、天皇制度も必要無くなると思われるからです。
と言う事で、この2013年前後では、、、
- ①136.5年周期=政権が変わる
- ②409.5年周期=政治的中心地が変わる
- ③819年周期=主権が変わる
- ④1638年周期=国の誕生と滅亡(天皇家の役割の終了)
・・・と言う様な事象が、一気に行われる可能性が高いのではないかと思います。
(恐らく、こうした取り組みは、2013年~2015年の間に行われると予測します)
ところで、この819年周期は、前半と後半のサイクルに分けることが可能です。
すなわち、下図のように前半と後半を対比できる訳ですが、、、
それを、よく紐解いて見ると、少し面白い対応が見られます。
実は、青字で示した出来事が、おおよそ、前半と後半とで、一致しているんです!
二つのサイクルは、まるで、西日本と東日本で同じ事を繰り返しているような・・・
そんな気がしてきませんか?
それを考慮して、2013年前後の節目を考えるとするならば・・・
前半のサイクル終了時は、東日本(奥州)の内戦の後、鎌倉幕府成立で終わり、
後半のサイクル終了時は、西日本(九州)の内戦の後、???で終わる。
・・・という事になります。
すなわち、サイクルの対応だけを見て類推するならば、(図に東・西の印を入れている通り)
恐らく日本の西で何らかの政権樹立が為される可能性が高いのではないかと思います。
現在までの状況では、東日本大震災での原発事故が未だ収束していない状況です。
前にも言いましたが、もしかすると、今後、
東日本⇒西日本へ政治的中心地が移転する可能性は考慮しておいた方が良いのかもしれません。
最後に、言っておきますが、上記で述べているのはあくまで管理人の妄想です。
言っている事、全部間違っている事もあり得ますので、本気にしないでください。
・・・あと、個人的な考えとしては、
上記に述べた通り、日本は一度、終焉を迎えると思うのですが、、、
天照大神が岩戸隠れで復活したように、将来的に、日本は復活すると思います。また、太陽が東から昇るように、将来、日本が良くなるとしたら、(福島含めた)東からであるような気がしてなりません。
(エジプト時代のイスラエル人を含め、歴史的に古代から日本民族は一貫して東へ東へ向かっているように思います。また、古代から、西を死者葬送の方角と見なす歴史観があるのも不思議な部分です。)
ちょっと面白いのですが、、、819年前半のサイクル終盤では、
前九年の役で、安倍頼時が源頼義率いる討伐軍に討伐され安倍氏は滅亡しています。
▼安倍氏を滅ぼした源頼義
この時、安倍氏は、一旦、滅亡しましたが、その後、離散して
日本各地で安倍氏子孫を称する人々が現れ繁栄して現在に至っています。
実は、現在の安倍首相は、何を隠そう、この安倍氏の末裔です。
819年前半のサイクルの最終盤では、奥州藤原氏の一族が討たれていますが、
彼らは、前九年の役の時に、安倍氏に最後まで付き従って戦った藤原経清の子孫です。
つまり、819年サイクル前半の最終版において、安倍氏関係氏族は、徹底的に叩かれたようです。
そう言う意味で、現在の日本で、819年サイクル後半の最終版において、安倍氏が盛り返して、 日本の首相にまでなっている事には、何か、サイクルの因果かと思わずに居られません。
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