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2012年1月28日
世の中には、一般的に知られている事が嘘だった!という事が、往々にしてあります。
また、一般的に認知されているモノでも、
その「背景に隠された意味や意図」が知られていない事も往々にしてあります。
今回は、ある西洋絵画に焦点を当て、その背後に隠れた
「深い意味合い」を皆さんに知って頂きたいと思います^^
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下記は、1857年にフランスの画家
ジャン=フランソワ・ミレーによって描かれた油彩の名作『落穂拾い』の絵です。
誰しも、この絵を、テレビや教科書等で、
一度は見た事があるのではないでしょうか?
ですが・・・
この絵は、単なる絵ではなく、【ある思想】が込められています。
その思想の意味を知っていると、、、
より、この絵の魅力が分かるかもしれません。
まず、そもそもの落ち穂拾いってなんでしょうか?
Wikipediaの解説では、、、
『収穫後の田畑に散らばる稲穂や穀物の茎穂を拾うこと』・・・と書いています。
まぁ、中世では、小麦や大麦を収穫した際に、どうしても、散らばってしまって、
収穫出来ない穂もあり、それを、こうやって拾っていた訳ですね^^;
・・・でも、それだけではないんです。
もう一度、絵を良くご覧下さい。
特に、人物の表情や姿や仕草などを観察して見て下さい。
何処か、この3人の農民に、物哀しげな雰囲気が漂うのは、気のせいでしょうか?
一人は腰に手を当てて、いかにも老人という感じがします。
拾った穂はしっかり手に握られ、穂を入れる入れ物なども存在しません。
また、気のせいか、3人とも着ている服が、何処かぼろぼろのような・・・。
・・・
・・・・
もし、あなたが、そう思うならば、それは正しい感覚です。
実は、この3人の農民は、この畑の持ち主ではないのです。
ましてや小作人でさえもないのです。
では、この3人が、いったい誰なのか?というと・・・
この畑とは全く関係ない、普通に食べていくのも苦しい、近くの貧しい住民なのです。
要は、他人の畑に入って、
刈り入れられずに落ちた穂を拾って、それを日々の糧にしよう・・・
そうやって、生きるだけでも必死の人々の姿がこの絵に表されているのです。
そして、ミレーの落ち穂拾いが、ただならぬ哀愁を感じるのは、そう言う理由です。
でも、ここで、疑問が湧きます。
「幾らなんでも、他人の畑に入って、落ちた穂を拾うのは、泥棒ではないのか?」と。
日本人なら、当然思う感覚だろうと思います^^;
でもね。。。
キリスト教的な思想を知っていれば、その謎も解けるのです。
実は、聖書の申命記には、下記のように書かれています。
申命記24章19~21節
あなたが畑で穀物の刈り入れをして、
束の一つを畑に置き忘れたときは、それを取りに戻ってはならない。それは、在留異国人や、みなしご、やもめのものとしなければならない。
あなたの神、主が、あなたのすべての手のわざを祝福してくださるためである。あなたがオリーブの実を打ち落とすときは、後になってまた枝を打ってはならない。
それは、在留異国人や、みなしご、やもめのものとしなければならない。ぶどう畑のぶどうを収穫するときは、後になってまたそれを摘み取ってはならない。
それは、在留異国人や、みなしご、やもめのものとしなければならない。あなたは、自分がエジプトの地で奴隷であったことを思い出しなさい。
だから、私はあなたにこのことをせよと命じる。
要は、落ちた穂は取ってはいけないし、
オリーブやブドウを取る時にも、全て採ってはならない・・・と言う事が書かれています。
そして、落ちた穂や、残しておいたオリーブやブドウは、
在留異国人や、みなしご、やもめの者の方の為に分け与えなさい、、、という事なのです。
聖書には、落ち穂を拾って生活の糧にする貧民を描いた『ルツ記』の物語もあります。
ユダヤ人の妻ナオミと、その息子の嫁で異邦人(モアブ人)のルツを描いた物語です。
(※ルツはダビデ王の曾祖母に当たる人物です)
この話は、非常に良い話なので、良かったら読んでみて下さい。
Wikisource ルツ記(口語訳)
ミレーの落ち穂拾いの意味は、まさに、これを表している訳で、
聖書の「ルツ記」を根底に意識した絵画になっている訳です。
この事実を知らないと、この絵を見ても、単に落ち穂を拾っている農民の絵にしか見えず、
「ふーん」という感情だけで終わってしまうでしょう。
でも、この聖書の筋書きを知っているならば、このミレーの絵は・・・
「已む無く、無様な姿と思われるかもしれない事を承知の上で、・・・だと言う事が分かるのです。
こう思って見ると、先ほどの絵も、非常に悲しいというか切ない絵に見えてきませんか?
ちなみに、昨日、下記のようなニュースがありました。
EUの貿易委員会の代表らは、欧州の主要銀行が、
イランへの穀物供給代金の支払いに関連する銀行業務を凍結させることを発表した。
これは、実質、イランへの穀物の売買禁止令のようなものです。
昨年から、イランへの経済措置が続いていますが、
石油などの買い取り停止等の制裁に続いて、
今度は、穀物の供給停止にまで踏み込んだ内容に発展しました。
そして、その結果、イランの国内では、イランの通貨リヤルが大暴落し、
通貨安によるインフレ(物価上昇)も進んでいるようです。
米欧諸国がイラン産原油の輸入禁止に向けて動く中、
闇市場でのイランの通貨リヤルが暴落している。公定レートでの両替が規制されているため、経済の悪化を懸念した市民が
闇市場で米ドル買いに走り、ドルが高騰したためだ。
そこに来て、今回の穀物売買禁止というのは、通貨大暴落で貧しい人々に対して、
さらに、食糧(穀物)も分け与えないという非情な措置なのです。
これが、キリスト教国家のやることなのでしょうか?
(※裏で、この戦略を描いているアメリカも同罪です)
私は、非常に疑問に思いますし、このような状況が続けば、
当然、いつか、報いが下るのは当然だと思います。
現在の所、アメリカや、EUや日本は、イラン産原油の輸入制限をする方向ですが、
なんとかイランが持ち堪えているのは、中国やインドの存在があるからです。
ただし、ここで、管理人が気になっているニュースが出てきています。
それが、下記のニュースです。
中国の次の指導者とされる習近平国家副主席が、
来月2月14日にホワイトハウスでオバマ大統領と会談することになりました。北朝鮮の核問題や6カ国協議の再開について議論されるとみられるほか、
イラン制裁問題などが話し合われるとみられます。
管理人は、この2月14日の首脳会談で、アメリカは中国に対して、
イランへの原油輸入制限の協力を取りつけるだろう・・・と思っています。
そうなると、イランとしては、ますます苦しくなるわけで、
イランがこれまで石油輸入によって得ていた外貨も、獲得できなくなります。
そうすると、一気にインフレを起こし、さらに、穀物輸入もEUに制限されて、
イラン国民は「もうこれ以上、耐えられない!戦争だ!」という機運が生まれるでしょう。
管理人は、今年中か来年初めくらいまでには、
EUとイスラムで戦争になる可能性が大だと思っています。
これが、現在の中東情勢の真の姿であると思った方が良いと思います。
最悪な戦争という事態を回避するためには、EU、イラン、双方が、
落ち穂を残しておくくらいの配慮をしても良いと思うのですが。。。
なお、戦争になるためには、双方のきっかけになる事件が必要です。
歴史の常を持って見るならば、往々にして、そこに要人暗殺が絡んでくるモノです
(これについては、また、別の機会にでも詳しく話そうかと思いますが、
北に輝く"オリーブの栄光"が波間に沈み陰る時が、それの予兆でしょう)
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