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2013年1月24日
先日、下記の記事を書きました。
それで、少々誤解を受けそうなタイトルでもあったので、少し補足すると、
日本は、"直接、戦争が原因で"滅びるのでは無いと思います。
正しく言えば、日本に攻めてくる敵は居ます。
例えば、聖書の中でのエレミヤ書などでは、
さかんに『北からの敵』に関する預言があったりします。
エレミヤ書4章
4:6
シオンの方を示す旗を立てよ。
避難せよ、とどまってはならない、わたしが北から災と大いなる破滅をこさせるからだ。4:7
ししはその森から出てのぼり、国々を滅ぼす者は進んできた。
彼はあなたの国を荒そうとして、すでにその所から出てきた。
あなたの町々は滅ぼされて、住む者もなくなる。
(日月神事は預言書的に、私は何とも言えないんですが)日月神事にも、
『おロシアが北からくるぞ』という預言があるのは、有名です。
地球寒冷化が起こると、必然的に高緯度地域では食糧が、大幅に激減します。
そのため、北に住む民族は、南下して周辺国から食糧を略奪する以外にありません。
そう言う意味で、日本は北から来る敵には、要注意です。
ま、それはそれとして、日本が直接戦争が原因で滅びるのではないと言ったのは、
聖徳太子の未来記において、【第六天魔王によって滅ぶ】との暗示があるからです。
日本は、戦争が原因で滅ぶというのではありません。
しかしながら、、、日本は、第六天魔王によって滅ぼされます。
こう書くと、、、「はぁ?」って思うでしょうけど、実際にそう書かれてます。
日本の未来の予言が記された聖徳太子の未来記の最終14章には、
下記のように預言されています。
【聖徳太子秘文『未来記』の最終14章より】日域末世中彼三悪魔流布 雖見聞不禁断者六天魔王得便 異国蒙古為歓喜
<読み下し文>
牛馬如人言語 魚鱠生羽飛虚空 岩石現眼口 夜半見日輪 北方出月輪
日本が末世の時、かの三悪魔が世の中に知れ渡る
(※三悪魔とは一遍に類する踊念仏、日蓮に類するS価学会、親鸞に類する葬式仏教を指す)
(※上記のうちの日蓮によって、日本が決定的に滅ぶと、未来記には書かれています)その三悪魔の教えを、見ても聞いても決してしてはいけない。
もし、それが守れないならば、第六天魔王が日本に降り立ち、
異国の蒙古は大変喜ぶ。牛馬は人のように言葉を話し、魚のなますが羽を生やして空を飛び、
岩石には、目と口が出現し、真夜中に太陽が現れ、月が北の方角から出るだろう
日本の降り立つ第六天魔王とは、「神楽の八幡」にも見られる"異国の悪鬼"です。
▼石見神楽 『八幡』
登場人物=八幡麻呂(やはたまろ)・大六天(だいろくてん)の悪魔王(あくまおう)
武勇の神、八幡宮の祭神である八幡麻呂を讃える神楽。
九州宇佐八幡宮に祀られている八幡麻呂という神様が、異国から飛来した
大六天の悪魔王が人々を殺害しているのを聞き、神通の弓、方便の矢をもって退治する。
正義(神)対、悪(鬼)と言う石見神楽の代表的な展開の神楽である。
「弓矢とる人を守りの八幡山 誓いは深き石清水かな」【上記説明文は、神楽の八幡より】
日本に降り立つ第六天魔王は、日本をズタズタに引き裂く"異国の悪魔"です。
"異国の"と書かれている通り、異国の教え、、、
とりわけ統一教会と繋がりのある○価学会の教えが、日本に流布し、
日本人々が正道を外れ、異教の教えに傾く時、神罰として日本に大地震が下ります。
聖書を一度でもお読みになった方なら、ご存知でしょうが、、、
イスラエルの民は、バアル神など異教の神を拝み、本来の神をないがしろにし、
度々その背教の罪によって、神に罰せられています。
(南北イスラエルの分裂・アッシリアとバビロンの捕囚など)
現代の日本でも、もしかすると、それと同様なことが起きるのかもしれません。
その神罰の大地震によって、日本は滅びる、、、と言うのは十分あり得ると思います。
- 一つ目の太陽の時代は、ジャガー(闇の神テスカトリポカの化身)によって滅び、
- 二つ目の太陽の時代は、大嵐によって滅んだ。
- 三つ目の太陽の時代は、火によって滅び、
- 四つ目の太陽の時代は、大洪水によって滅んだ。
- そして、現在の五つ目の太陽の時代は、『大地震』によって滅びる・・・
管理人は最近思っているのですが、アステカの太陽の石の預言は、
「日本の地震のことを暗示しているのではないか?」と思います。
なぜなら、「日本=日+大+十」ですので、
日本の国名自体が、太陽神が十字架に、磔刑で張り付けられた様を示してます。
※日本最古の硬貨「富本銭」の本は、本=大+十になっています
「太陽の時代が終わる」とは、太陽で象徴される国(日本)が終わる
、、、とも受け取れます。
そう考えると、日本は、戦争よりも「大地震」の方を、注意すべきだとは思いませんか。
ところで、、、聖徳太子の未来記にある第六天魔王の"第六天"とは、
仏教では、他化自在天(たけじざいてん)として描かれています。
※他家自在天とは、第六天魔王のことを指すと同時に、その住処の事も指す
▼他化自在天 (第六天)
【画像は「天部の神々の神将像の塗り絵」より】
第六天魔王が治める、他化自在天の世界とはどういうものでしょうか?
そして、その他化自在天が、人間とどう関わっているのでしょうか。
それを、下記に示します。
以下からの説明は「第六天魔王」を参考に説明します
仏教の世界観においては、この世は、三界で成り立っています。
三界は、欲界、色界、無色界の三つの世界で構成されています。人間が所属しているのは欲界で、その最高位にあるのが他化自在天で、
欲界全体を支配しているのが第六天魔王(別名 他化自在天主)です。
※他化自在天は、6番目の天界なので第六天とも称されるそれで、他化自在天がどんな世界かと言えば・・・
望む事はすべてかなえられ、望みうる最高の快楽が、
自由自在に得られる世界なのだそうです。そして、他化自在天の住人は、「他人が楽しむ事を自ら楽しむ」
つまり、周囲の人々を幸せにすることを楽しむ世界です。それで、この天界の主である他化自在天王は、天界・人間界はおろか、
地獄界までを含めた欲界全体にわたって、自由自在に楽しみを与え、
欲界の衆生が楽しむ事を楽しむという趣味を持っているらしい。
六欲天の天界人の楽しみ方一覧表
- 他化自在天(たけじざいてん)・・・他人を楽しませる事を楽しむ
- 楽変化天(らくへんげてん)・・・自分で楽しみを作り出す
- 兜率天(とそつてん)・・・宇宙の法則を楽しむ
- 夜摩天(やまてん)・・・自然を楽しむ
- 刀利天(とうりてん)・・・秩序を維持する事を楽しむ
- 四大王衆天(しだいおうしゅてん)・・・敵と戦って世界を守る事を楽しむ
<なぜ魔王と呼ばれるのか>
一見、他化自在天王は、欲界の衆生を自由自在に楽しませる事を楽しむ、
すごく人間にとって、良い存在のように思えます。しかし、なぜ、仏教で、他化自在天が第六天魔王と呼ばれるのでしょうか?
それは、(仏教の教えによって)人々から欲望が無くなると、
楽しませるべき欲界の人が、色界や無色界に移り、
なかなか欲界に戻ってこなくなります。更にすすんで全ての人々が悟りを開いてしまうと、欲界から人がいなくなり、
人が楽しむ事を楽しむ他化自在天は、自らが楽しむ事が出来なくなります。そのため、他化自在天は、常に人々の欲望をかきたるとともに、
六道の苦しみから逃れる根本的な解決策である「悟りを開く道」を、
人々から遠ざけ、邪魔をしているということです。
こうして見ると、先日、「食糧危機時代における次世代ビジョン」の記事で、
今後の時代は、「物的欲求から、知的・精神的な欲求に転化させるべきだ」と述べましたが、、、
まさに、上記の仏教の教えは、人間は他化自在天という俗世的な欲望に捉われる事なく、
悟りを開く道を選ぶべきだという事を示しているように思います。
仏教以外でも、聖書の中でも同様な類似は「荒野の誘惑」として、キリストが悟りを開く前に、
悪魔に誘惑されるエピソードがあります。
(ルカによる福音書 第4章)さて、イエスは聖霊に満ちてヨルダン川から帰り、
荒野を四十日のあいだ御霊(みたま)にひきまわされて、悪魔の試みにあわれた。そのあいだ何も食べず、その日数がつきると、空腹になられた。
そこで悪魔が言った、
「もしあなたが神の子であるなら、この石に、パンになれと命じてごらんなさい」。イエスは答えて言われた、「『人はパンだけで生きるものではない』と書いてある」。
それから、悪魔はイエスを高い所へ連れて行き、
またたくまに世界のすべての国々を見せて言った、「これらの国々の権威と栄華とをみんな、あなたにあげましょう。
それらはわたしに任せられていて、だれでも好きな人にあげてよいのですから。
それで、もしあなたがわたしの前にひざまずくなら、
これを全部あなたのものにしてあげましょう」。イエスは答えて言われた、
「『主なるあなたの神を拝し、ただ神にのみ仕えよ』と書いてある」。それから悪魔はイエスをエルサレムに連れて行き、宮の頂上に立たせて言った、
「もしあなたが神の子であるなら、ここから下へ飛びおりてごらんなさい。『神はあなたのために、御使たちに命じてあなたを守らせるであろう』とあり、
また、『あなたの足が石に打ちつけられないように、
彼らはあなたを手でささえるであろう』とも書いてあります」。イエスは答えて言われた、
「『主なるあなたの神を試みてはならない』と言われている」。悪魔はあらゆる試みをしつくして、一時イエスを離れた。
それからイエスは御霊(みたま)の力に満ちあふれてガリラヤへ帰られると、
そのうわさがその地方全体にひろまった。
見方によっては、キリストを試した悪魔が、第六天魔王(他化自在天)にも見えます。
管理人は仏教も、元々、イスラエルの教えをベースにしていると思っていますので、
同じような教えがあるのは、当然かもしれません。
さて、第六天魔王について、ざっと説明し終えた所で、いよいよ本題に入りましょう。
聖徳太子の未来記における、最終章の最後の預言は、何を意味しているのか?
その意味を、じっくり考える事が必要です。
日本が末世の時、かの三悪魔が世の中に知れ渡る
その三悪魔の教えを、見ても聞いても決してしてはいけない。
もし、それが守れないならば、第六天魔王が日本に降り立ち、
異国の蒙古は大変喜ぶ。牛馬は人のように言葉を話し、魚のなますが羽を生やして空を飛び、
岩石には、目と口が出現し、真夜中に太陽が現れ、月が北の方角から出るだろう
第六天魔王が日本に降り立ち、「異国の蒙古が喜ぶ」と書いてあるのは、
その時点で、日本が、まだ他国に侵略されて無い状態だからこそ、蒙古が喜ぶ訳です。
だからこそ、日本に限って言えば、戦争よりも先に地震が訪れます。
先日の記事で、"東洋は戦争の噂"と言った意味も、ココにあります。
それで、その次の文章が、大変問題なんです。
牛馬は人のように言葉を話し、魚のなますが羽を生やして空を飛び、
岩石には、目と口が出現し、真夜中に太陽が現れ、月が北の方角から出るだろう
得体のしれない文章ですが、この文章は、物凄く重大です。
なぜなら、「3人の預言者に見る終末の徴(しるし)」で述べた通り、
聖徳太子・ノストラダムス・エズラが、3人とも同じ預言をしているからです。
非常に意味が分かりづらい文章ですが、
飛鳥昭雄氏は、上記の聖徳太子の預言を、下記のように読み解いています。
「牛馬は人のように言葉を話し」
⇒「午(ウマ)」の方位の南を示す。陰陽五行の火。四天王の増長天。
「魚のなますが羽を生やして空を飛び」
⇒羽で空を飛ぶ鳥「酉(トリ)」の方位の西を示す。陰陽五行の金。四天王の広目天。
「岩石には、目と口が出現し」
⇒岩石で「中央」を示す。陰陽五行の土。中心に居るのは四天王に囲まれた人間。
「真夜中に太陽が現れ」
⇒真夜中(卯の刻)「卯(ウ)」で、太陽の出る東を示す。陰陽五行の木。四天王の持国天。
「月が北の方角から出るだろう」
⇒北と書いているので「子(ネ)」の方位の北を示す。陰陽五行の水。四天王の多聞天。
いかがでしょうか。
聖徳太子の預言の最終文章は、見事に、4つの方位を暗示しているとともに、
「言葉を話し」や「目と口が出現」など、中央に人間が居ることを匂わせています。
いわば、「人間が、4方を四天王に囲まれた状態」を示している訳です。
ところで、なぜ、「四天王」をこれほど強調するかと言えば、、、
先ほどの仏教の三界のうち、第六天魔王の統治する欲界において、
一番下層で、人間に近い位置に存在しているのが、四天王だからです。
人間に罰を下すなら、人間界に一番近い部分でその罰が下されます。
さらに、もう一つ重要な事を述べますと・・・
この聖徳太子の「未来記」の出どころが、大阪の「四天王寺の宝物庫」なんです。
文献のタイトルや預言書の置き場所に、重要な意味合いを込めるのは当然です。
だからこそ、仏教で言うところの、四天王が重要な鍵にもなっているんです。
▼四天王寺 金堂
▼四天王寺 鳥居
※四天王寺は、元々は聖徳太子が建立した"神社"であり、その証拠として鳥居が建ってます
ところで、四天王と言えば、仏教と考えがちなんですが・・・
聖徳太子には、厩戸皇子の名で示されるように、
原始キリスト教の預言者のモデルが仮託されています。
そういう意味で、"四人の裁き"を考慮すると、、、聖書では以下のように書いています。
<ヨハネの黙示録 第9章>
第六の御使(みつかい)が、ラッパを吹き鳴らした。
すると、一つの声が、神のみまえにある金の祭壇の四つの角から出て、
ラッパを持っている第六の御使にこう呼びかけるのを、わたしは聞いた。「大ユウフラテ川のほとりにつながれている四人の御使を、解いてやれ」。
すると、その時、その日、その月、その年に備えておかれた四人の御使が、
人間の三分の一を殺すために、解き放たれた。
聖書でも未来記と同様に、4人の天使が、人々に神罰を下しています。
だからこそ、四天王が意味する所は、とても重大です。
四天王・(四大王衆天)は、欲界の六欲天の中、初天に住む仏教における4人の守護神で、
これら四天王は、須弥山(しゆみせん)を取り巻く四洲を守護しています。
<須弥山を取り巻く四洲>
- 東勝神洲(とうしょうしんしゅう)※勝身州とも
- 西牛貨洲(さいごけしゅう)
- 南瞻部洲(なんせんぶしゅう)※閻浮提(えんぶだい)とも
- 北倶廬洲(ほっくるしゅう)
参考「ファンタジーな地名辞典」
四洲とは、須弥山を取り巻く九山八海(くせんはつかい)の最も外側にある四大陸で、
東勝身洲・西牛貨洲・南瞻部洲・北倶盧洲の四つの大陸です。
これらの、4大陸を四天王が守護しているのですが、、、ここに凄く大きな意味合いがあります。
ひるがえって、今度は、日本の大陸を見て下さい。
【画像は「天神様と東日本大震災」より】
はい。どう見ても、日本は、4つの大きな大陸で成り立っています。
このように、まさに、四天王によって守護されている国が日本だと言えます。
そして、こう考えると・・・
聖徳太子の未来記の最終章における四天王の暗示は、
終末において、これら4つの大陸が動く事が示唆されているからだとは思いませんか。
管理人が、「日本は戦争で滅びるのではなく、地震で滅びる」
・・・と述べたのは、このような理由からです。
なお、仏教の四大陸の名前を、よーく眺めていると、
何か別の事も見えてきそうなんですが、それについては、またおいおい・・・(謎)
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