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2011年10月20日
前回は、『酒船石』と『エジプトのピラミッド複合体』の関係性について述べました。
その結果、エジプトのピラミッドは、周囲の構造物をも含んで、
生命の樹を形作っている事を示しました。
そう考えると、酒船石も、 もしかすると
周囲の構造物で、生命の樹を形作っているのでは?
こう考えるのが自然です^^
そこで、今度は、酒船石がどのような地形の配置になっているのか?
これを実際に見ていこうと思います。
過去の記事は、下記をご参考下さい。
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実は、酒船石は、施設の位置を示しているのではないか?
というのは、古くから言われていました。
実際、下記のように、明日香村を中心とした施設の位置に一致する・・・とも言われています。
【画像は「エフライム工房」より引用】
しかし、実は、上記以外にも、もっと大きな日本全体の範囲で、
この生命の樹を表しているのではないか・・・?
こう考えられる、一つのラインがあります。
それが・・・『日本列島のレイライン』です!
下記をご覧頂ければ、分かるんですが・・・
実は、淡路島のイザナギの宮を中心において、
東西ラインをまっすぐ伸ばすと・・・
なんと、イザナギの宮、酒船石のある明日香村、伊勢神宮、対馬の海神神社など、
全て、一直線状にならんでしまうのです!!
しかも、その東西のラインの先端には、 あのラピュタとも関連のある
「利島(としま)」までもが、ライン上に浮上してくるのです。
他にも、日本列島のレイラインとしては、
その東西ラインから約29度で、イザナギの宮を通るラインをひきますと・・・
- ①高千穂神社-諏訪大社
- ②出雲大社-那智熊野大社
という日本でも、記紀の初期に登場するような有名な神社が、
全て入っていまうという、面白い構図になっているのです。
さらに言うと、このレイライン上には、
神武天皇の東征に関連する土地が多いのが特徴です。朝鮮半島から、対馬に渡って、高千穂に降臨。
そして、河内・大和への東征にあたって、那智熊野に上陸。
そこから、山を越えて、明日香村方面へと進行し、大和王権を樹立。そうした神話に基づく東征ルートが、このレイラインの中にはあります。
まさに、日本列島全体で、知らず知らずのうちに、
不思議なレイラインが形成されている・・・と言ってもよいでしょう。
そして、日本のレイラインは、下記の『生命の樹』に見立てられているのではないか?
管理人は、この図形を見ていると、なんとなく、そう思えてなりません。
それで、実際、先ほどの日本列島のレイラインを生命の樹だと仮定して見ると・・・
実は、太陽の栄光の頂点である①ケテル(王冠)は、
"利島"の位置に該当するのではないか?とも思えてくるのです。
生命の樹を全て登りきると、不老不死が与えられると言われていますが、
利島の先には、不老不死伝説のある扶桑の国もある!
この生命の樹の概念と日本のレイラインの地形を見ると、
まんざら、この不老不死伝説も、嘘では無いのではないかもしれません。
短いですが、今回はここまでです。
次回は、この「日本列島のレイライン」から見えてくる、
"ある図形"について解説します^^
今回の記事は、少し短かったので・・・
余談として、奈良県明日香村にある亀石の伝説を、紹介しようと思います^^
奈良県明日香村地方には、至る所に巨石構造物があります。
酒船石もその一つですが、それ以外にも多数巨石構造があります。
そんな巨石構造物の一つに、下記の亀石があります。
亀石と言われるだけ、あって、カメそっくりですね^^
とてもユニークな石ですが、これも古代の遺物です。
そして、この亀石は、下記のような伝説があります。
奈良盆地一帯が湖であった頃、対岸の当麻のヘビと川原のナマズの争いの結果、
当麻に水を吸い取られ、川原あたりは干上がってしまい、湖の亀はみんな死んでしまった。亀を哀れに思った村人たちは、「亀石」を造って亀の供養をしたという。
管理人は、この言い伝えが、とても不思議だなと思うのです。
どうも、奈良盆地は、昔、湖であったらしい。
さらに、その水が吸い取られた・・・
あくまで、伝説として語り継がれていますが、もしかすると、
そういう言い伝えになったのには、何かモデルがあったのではないか?
もしかして、実際に、過去に起こった事だとしたら・・・?
ここで、当サイトを、以前からご覧の方なら、この事象、ピンときませんでしょうか?
実は、「世界各地の巨大穴と地球膨張論について」の記事で、少し触れていますが、
今、世の中で巨大な大穴などが、突然、出現しています。
また、そういった事象の中には、湖や河川などが、突然消失した事例もあるのです。
例えば、こんなのです。
深さ30メートルの湖が消滅、原因不明 チリ 2007.06.22
サンティアゴ─南米チリのアンデス山脈にあった湖が突然、消滅していた事が判明した。
深さ約30メートルほどあったが、水は跡形もなく、森林当局の担当者は20日、
「一体何が起こったのか、誰にもわからない」と困惑している。湖があったのは、首都サンティアゴの南東約2000キロにある、
ベルナルド・オヒギンス国立公園。これまで水をたたえて、氷が浮かんでいた。ところが、3月には存在した水が、5月に国立公園のレンジャーが見回った際には、
水が消えて、湖底だった部分に氷塊が転がっていたという。森林当局は近く、専門家を派遣して、原因を調査する。
水が消えた原因として、湖底に亀裂が入った可能性があるが、
ここ数カ月は地震が起こっておらず、まったくわからないという。
亀石の伝説にも、しっかり「水を吸い取られた」とされていますし、
湖が干上がって、干からびたという伝説も、チリの事例と合致します。
これは偶然でしょうか?
最後に、亀石にはもう一つだけ、伝説が残っています。
それは、下記の伝説です。
亀石は、以前は北を向き、次に東を向いたと言う。
そして、今は南西を向いているが、西に向き、当麻のほうを睨みつけると、
奈良盆地は一円泥の海と化す、と伝えられている。
管理人は、このもう一つの伝説も非常に重要だと思います。
この言い伝えも、何かしら、何かを暗示しているような気がしないでもありません。
(なんとなく、津波や河川氾濫などではなく、地面からの水の滲出のような・・・???)
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