食糧危機時代における次世代ビジョン:不況対策!個人でも有効な方法



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2013年1月13日


食糧危機時代における次世代ビジョン

前々回、前回と「地球寒冷化」をテーマとして、記事を書いてきました。
(過去2回の記事は下記参照)



このように管理人が、「地球寒冷化による食料不足」を警鐘するのは、
今まさに、全世界的に深刻な事態になることを、皆さんに知って頂きたかったからです。


今、世界中で大旱魃が起きていますが、それらはまだ、危機の序章です。
最初は局地的に、後で、全世界的に広がっていきます。(そう預言されてます)

▼下記は干上がった中国最大の淡水湖ボーヤン湖

なお、当サイトで述べた、地球寒冷化問題については、ごく一部にしか過ぎませんので、
もし、もっと詳しく知りたい方がおられましたら、下記書籍をご参考ください。

管理人が言う、「寒冷化による食糧不足の問題」が、
決して大げさな話ではなく、目前にまで迫って来ている事が分かると思います。



さて、それで、前回も述べましたが・・・

下図のように、2013年に極大期を迎えるはずだった太陽活動は、
2012年に、既に天井を付け終わった可能性があります。


もし、天井を付けているならば、少なくとも2013年から数えて、今後8~12年間は、
太陽活動が停滞することが考えられ、地球寒冷化が顕著になると予測されます。


つまり、この2013年は、「食糧危機の崖」になる可能性もある訳ですが、
このような時代に備え、我々はどのような準備をすれば良いのでしょうか?


過去2回、地球寒冷化をテーマとして記事を書いてきましたが、複数の読者様に、
地球寒冷化問題は結構だけど、じゃあ、あんたはどういう準備をしているのか?
という、厳しいご指摘を受けてしまいましたので・・・

お恥ずかしい限りですが、管理人の考えや対策などを・・・少し紹介します^^;


食糧難時代における次世代ビジョン

地球寒冷化による食糧不足に備え、「まずは食糧備蓄を!」と言いたい所ですが・・・
これは他の人も同様の事を述べてますし、それは、後日に後回しにします^^;


管理人は、まず最初に述べたいことは、、、
"食糧不足時代における喜びや楽しみの求め方"について、、、です。



多くの方は、「は?なぜ、食糧不足時代で喜びや楽しみなんだ?」と思われたかもしれません。
しかし、それには、ちゃんと理由があるのです。


今後の世界は、確かに、物質的には大変厳しい世の中になります。
ですので、今のうちに、食糧備蓄なり、農地確保などは、色々しておいた方がイイです。

しかしながら、人間は、幾ら備蓄食糧を用意しようが、その他の準備をしようが・・・
将来の先行きに絶望した時、人間は生きる気力を失います。


生きながらえているだけで、死んだような生活を送っていては、死人と同じです。

ですので、人としてちゃんと目的意識を持って生きるためには、
理想と希望を備えた、「次世代のビジョン」を持っておくことが必要だと思います。

また、同時に日々の苦しみの中で、「人間の生きる喜び・楽しみ」を見出すことも重要です。
そういう意味で、皆さんに一冊、オススメしたい本があるんです。


それが、「サーカーの思想―資本主義とナショナリズムを超えて」です。



この本では、資本主義の終焉を迎えた、その後の社会経済をどう構築するべきか?
・・・という次世代のビジョン案の一つを提示してくれています。

そして、今後の物資が不足するような世の中において、
人間としての欲求(喜びや楽しみ)を、どういう方向に向けるべきか?についても考察されています。


サーカーの思想における"人間の3つの欲求"

少し、哲学的な話になりますが・・・
サーカーの思想では、人間の存在を、下記の三領域に分けて考えます。


  • ①物質・身体的レベル
  • ②知的心理レベル
  • ③精神性のレベル

人間の欲求は「物質的欲求」「知的欲求」「精神的欲求」の三つで成り立っており、
この3つが揃って、人間は初めて救われる(幸せになれる)とサーカーは説いています。



ただし、この地球という限られた世界においては、「物的資源は有限」です。
一方、人間の欲求はとどまる事を知らないため、「人間の物質的欲求は無限」です。

ここに矛盾がありまして、、、人間界というこの物質世界では、
人間の無限の物質的欲求」に答えるのは、最初から無理なように出来ている訳です。


にも関わらず、現代の資本主義は、物をどんどん消費し、
要らなくなったら新しく買う!という物的資源の大量消費で成り立っています。

言わば、人間の飽くなき物的欲求を最大限満たすための経済主義が、資本主義なんです。


当然、有限の資源を追い求め続ければ、何処かの時点で資源は"枯渇"します。
さらに、物的資源は最後には、それを求める競合他者との争い"破滅"をも生みます。



石油がまさにその象徴で、石油はあくまで有限の資源であるため、
石油資源の枯渇が、資本主義の終焉や破滅を導くことは必然です。

そして、現代がまさに、その資本主義の"末期"とも言える状況であり、
石油資源を含め、世界中が資源獲得競争をしている有様で、
貴重な資源の存在自体が、人間の争いを生む要因にまでなってしまっているのです。


※石油産出国の多くは国防上の理由などから、自国の残存可採埋蔵量を明らかにしていませんが、以前は噴き上げるほど多く産油されたものが、今では残りの残滓を集めている状態だと言われてます


現在、不気味に高値に留まり続けている石油価格は、
今の世界が、資源競争の真っただ中にいて、
資源の枯渇が近い事を、我々に暗に伝えてくれているようです。


▼下記はWTI原油チャート(不気味に高値圏で三角保ち合いを続けているが・・・?)


次世代は、「知」と「精神性」の時代である

前述で述べたように、資本主義経済は、間もなく限界も迎えます。
今までのライフスタイルが、そのまま未来永劫続くとはとても思えません。

したがって、次世代におけるビジョンとしては、
まず、今までのような、物質的欲求の世界から抜け出す必要がある訳です。


もう少し詳しく言えば、人の飽くなき無限とも言える物質的欲求を、
知的欲求・精神的欲求の方向へと転化させる必要がある訳です。


この「物質的な欲求を、知的欲求・精神的欲求に転化させる」と言うのは、
一見すると、ちょっと分かり難いかも知れません。

ですので、詳しく説明したいと思いますが・・・
実は、聖書の中で、イエスキリストやモーゼが、これと同様の事を述べてます。


<新約聖書 マタイの福音書 第4章>

4:1さて、イエスは御霊によって荒野に導かれた。悪魔に試みられるためである。
4:2そして、四十日四十夜、断食をし、そののち空腹になられた。

4:3すると試みる者がきて言った、
「もしあなたが神の子であるなら、これらの石がパンになるように命じてごらんなさい」。

4:4イエスは答えて言われた、
『人はパンだけで生きるものではなく、
神の口から出る一つ一つの言で生きるものである』
と書いてある」。

<旧約聖書 申命記 8章>

「あなたの神、主がこの四十年の間、荒野で
あなたを導かれたそのすべての道を覚えなければならない。

それはあなたを苦しめて、あなたを試み、あなたの心のうちを知り、
あなたがその命令を守るか、どうかを知るためであった。

それで主はあなたを苦しめ、あなたを飢えさせ、あなたも知らず、
あなたの先祖たちも知らなかったマナをもって、あなたを養われた。

人はパンだけでは生きず、人は主の口から出る
すべてのことばによって生きることをあなたに知らせるためであった。


上記の部分に現れているように、
人は物質的なもの(パン)を目的に生きるのではありません。

「神の口から出る一つ一つの言で生きる」と書いてあるように、
神の御言葉に養われて生きる、神の御言葉に従って生きる事で、
「高い精神的な満足を得るために、人間は生きている」のです。


これが、
『人はパンだけで生きるものではなく、神の口から出る一つ一つの言で生きるものである』
の本来の意味です。



第二次世界大戦後から、日本は高度成長期を経て、物質的な喜びを享受してきましたが、
その反面で、日本人は、高貴な倫理観や道徳心・神を崇拝する心など、高い精神性を失ったと思います。

それが、現代社会において、振り込め詐欺やらペニオクの事件をはじめとして、
東電による被災者の賠償打ち切りの居直り行為や、
政府(政治家)のマニフェスト違反、国民への背反行為まで・・・

こうした様々な犯罪行為などに結び付いているとは想いませんか。



「神の口から出る一つ一つの言で生きる」とは、
再び、日本人が高い精神性を持つことに、高い満足感を得るようにすることです。

これが、物質的欲求から、精神的欲求に転化させるという意味です。
高い倫理観と精神性を持つ事に喜びを感じる人が増えれば、日本は必ず良くなります。


※上記文章を書く上で、下記サイト様を参考にさせて頂きました



また、こうした物質的欲求から抜け出すためには、
様々な知識を豊富に集めていく事も大事です。

最初から、物質的な欲求から抜け出す努力が出来るかと言えば、それは無理です。

例えば、聖書のほか、日本の記紀や神話、古典などなど。
様々な知識を得てこそ、高い道徳心や倫理観、
宗教観(神を信じる心)といったものが熟成・形成されるのだと思います。

そう言う意味で、必ず知的欲求も伴っていないと、人としての幸福はあり得ないのです



なお、物質レベルの世界は有限でしたが、
知的レベル・精神性レベルの世界は"無限"の広がりを持っています。

知識や精神性と言ったものは、限られた有限のものではありませんし、
人が一生かかかって、自己研さん、追い求めていくものだと思います。

ですので、これら知的レベル・精神性レベルの世界では、
競合他者との競争や争いも存在しません。


まぁ、説明が長くなりましたけど・・・

今後の世界において、我々が「喜びや楽しみ」を見出すのは、まさにこの部分で、
今までの物質的な喜びから、「知や精神性の探求」へとエネルギーを費やすべきだと思います。


現代はインターネットが普及していますし、
「知的欲求」を満たす意味では、これ以上ない最高の環境が揃っている時代です。

そうした豊富な知識をどう利用するのか?は、個々の自由意思に委ねらています。
物質的な喜びに身を任せるのか、「知や精神性」を追い求めるのかは、あなた次第です。


食糧危機時代における"知的な遊び"

この記事の最後に、「過去から学ぶ」・・・と言う事で、一つ有名な逸話を紹介します。


よく現代は、鎌倉末期~南北朝時代に似ていると言われていますが、
中世のその時代も、壮絶な食糧危機の時代でした。

この時代において、食糧不足を思わせるに古典に、少し面白いやり取りがあります。
下記は、『続草庵集』巻第四にある、吉田兼好と頓阿(とんあ)法師の歌のやりとりです。


吉田兼好⇒頓阿法師に送った歌

もすず
ざめのかり

袖も秋
だてなきか

現代語訳:
秋の夜、小家で目が覚めると
手枕した袖に涼しい風が遠慮なく吹き付けてきたよ

折句:
よねたまえ(米給へ)ぜにもほし(銭も欲し)

頓阿法師⇒吉田兼好に送った歌

るもう
たくわがせ
てはこ
ほざりにだ
ばしとひま

現代語訳:
秋の夜長がつらい、癪なことにとうとう君は来なかったね。
お義理でもいいから、ちょっといらっしゃい。

折句:
よねはなし(米は無し)せにずこし(銭少し)


※上記両歌の現代語訳は、「角川書店 徒然草」の訳を参考にしています


まったく面白い歌ですが、南北朝時代の動乱で、食糧難の時代にあっても、
吉田兼好・頓阿法師のように、高い教養を備えた文化人が居た訳です。

ご存知のように、吉田兼好は、三大随筆と言われる「徒然草」を残しています。

こうした作品は、平時では生まれなかったかもしれません。
吉田兼好が生きたのは、過酷な乱世であり、無常観が支配した時代です。

むしろ、乱世を生き抜いた人だからこそ、こうした味のある、
現代人にまで共感される、非常に理知的な文章を書き上げる事ができたのではないでしょうか。


過酷な時代であるからこそ、逆に、高い精神性が養われる。
これも、一つの人生の楽しみ方ではないでしょうか。


ま、そう言う事で、「食糧備蓄」なども大事ではありますが、
一つ、下記を読みながら、じっくり次世代のビジョンを考えて見るのも、宜しいかと思います^^



※ここでは偉そうに書いてますが、管理人も物的欲求が強く、
反省するところ多々があります。そう言う意味で、管理人も鍛え直す必要がありそうです^^;

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管理人の勝手なコラム



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主食のお米を確保した後は、水の確保が重要です。

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1人10kg(700g×14袋)程度
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お米と水の次は、”塩”です。砂糖が無くても生きていけますが、塩は生命維持に関わります!


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日本の食用塩の需要は一人年間で約10kgです。
それくらいの備蓄は必須です。

なお、昔塩は、香川県坂出市で作られているこういう特殊形状の塩です。
昔ながらの平釜で煮詰めた手作りの塩で、管理人も神棚用に毎日使っています^^; 
長期保管しても固まりにくいのも特徴です。

昔塩 5号(せんごう塩+にがり添加) 700g×14袋

※結局は、日本人がいつも神棚に祀る「お米・水・塩」の3つを確保することが、人間が生きる上で重要な訳です^^




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管理人:天一(旧名:えふ。)
管理人は、不況時代突入を先読みし、一早く会社を退社し脱サラ。

その後、他に先駆けネットビジネスに参入。現在は、ネットのベンチャー会社を立ち上げ、日々ビジネスに邁進しております。

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