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2014年4月15日
本日は、4月15日。イスラエルでは過越祭の初日になります。
また、同時に、「ニサンの月15日」でキリストの磔刑のあった日でもあります。
奇しくも、今年2014年は、イスラエル建国から66年目です。
▼イスラエルの66年周期
イスラエルという国は、不思議と66年という周期と非常に縁がありますが、
キリスト生誕から、第二次ユダヤ戦争でのディアスポラ(国家離散)も66年周期です。
それだけに、今年2014年は要注意と言えます。
まぁ、このようにイスラエルと言う国は、66年の周期が見られる訳ですが・・・
実は、それよりも大きい666年周期もあるらしいのです。
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これはイスラエルというよりも、、、
エルサレムの支配に関わる666年周期と言った方が良いかも知れません。
これは管理人も、久保有政氏のレムナントのサイトを見て、初めて知りましたが、
氏の指摘によると、、、
エルサレムはおおよそ666年ごとに、異なる民族の支配を受ける傾向にあるそうです。
詳しく見ていくと・・・
最初、モーゼの出エジプトの後のカナン入植が起源前1260-70年頃になされ、
エルサレムは、一つのイスラエルという国の支配下にありました。
しかし、イスラエルは起源前925年に、南ユダ王国と北イスラエル王国に分離し、
紀元前722年には、アッシリア王国によって北イスラエル王国が滅ぼされてしまいます。
その後、アッシリア王国は、南ユダ王国も支配下に治めようと、
起源前701年頃には、アッシリア王国セナケリブ王が、ユダ王国に侵攻しています。
(起源前31年を起点に666年を遡ると、起源前697年なので、多少誤差があります)
起源前697年から666年後は、起源前31年で、ここでアクティウムの海戦が起こります。
この海戦で、クレオパトラ・アントニウス連合軍が、ローマ側のオクタウィアヌスに破れ、
エルサレムの支配権は、ローマ帝国に移ることになりました。
さらに、起源前31年から666年後は、西暦636年となります。
ここでは、イスラム系のサラセン帝国が、エルサレムを支配下に置きました。
(この時点で、長く続いたローマによるエルサレム支配が終焉を迎えます)
その西暦636年から666年後は、西暦1302年となります。
少し年代にズレがありますが、エルサレムがマルムーク朝の支配下に入ったのがこの頃です。
そして、最後に西暦1302年から666年後は、西暦1697年となります。
西暦1968年には、第三次中東戦争によって、イスラエルがエルサレムを奪還しています。
▼エルサレムにある岩のドーム
このように、不思議なことに、エルサレムは666年という周期性を持っている訳です。
そして、現在のエルサレムは、サイクル初めのユダヤ人の支配の時と同様に、
イスラエルが建国されて、ユダヤ人の支配という元と同じ形になっています。
(アシュケナージのユダヤ人の問題は置いといて・・・ですが)
2664年(666×4)の時を経て、同じ民族の支配に戻ったのは脅威的です。
まぁ、サイクルの最初と最後は同じになる、と管理人は思ってはいますが、
ただ、一つだけ昔と異なるとすれば、、、
紀元前722年まで居た北イスラエル人が、今のイスラエルには居ないと言う事です。
もし、歴史サイクルが対称形として存在するのであれば、もしかすると、
今後、北イスラエルの人々がエルサレムに集う・・・と言う事があるのかもしれません。
このように考えていくと、我々の歴史は、偶然で成り立っているのではなく、、、
一つの道筋に沿って構築されている、、、そんな気になりませんか?
ちなみに、日本の歴史も666に関連した数字を持っています。
神武天皇の東征開始日は、西暦元年1月1日から666年+66日遡った、
起源前667年10月5日(新暦10月27日)になっています。詳しくは、「神武天皇の東征『179万2470余年』の謎」をご覧ください。
久保有雅氏の著書「2014年 ユダヤの大預言」では、
連続して起こる月蝕を、三つのレベルに分けて考えておられます。
- レベル1:皆既月蝕を4回以上含む時期
- レベル2:皆既か部分か半影の月蝕を4回以上含む時期
- レベル3:皆既か部分か半影の月蝕を2~3回以上含む時期
上記の通り考えると、レベル1の月蝕が最も影響度が強そうですが、
奇しくも、2014-15年に起こる月蝕は、このレベル1です。
このレベル1の月蝕が起こるのは、奇しくも666年サイクル終了時の1968年以来です。
その前のレベル1は、1948年のイスラエル建国の時です。
奇しくも、両方ともに、イスラエルにとっては大事件が起きている年です。
いよいよ本日4月15日を皮切りに、レベル1の皆既月蝕が、始まります。
何が起こるか、注目して見て行きましょう。
また、何が起きても良いように、くれぐれも準備だけはしておいてください。
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