>>当サイトの管理人は、こんなモノを買ってます(管理人のamazon購入履歴)
2013年5月30日
「竺紫の日向の橘の小戸の阿波岐原」の正確な位置について説明する前に、
イザナギが禊をするきっかけになった、イザナミの死と黄泉の国について
簡単に、触れておきたいと思います。
イザナミは、間違いなく火之迦具土神(ヒノカグツチ)によって殺されています。
※ただし、イザナミはあくまで鐸(サナギ)の神である事をお忘れなく
次に火之夜芸速男神(ヒノヤギハヤヲ)を生んだ。
またの名は火之炫毘古神(ヒノカガビコ)といい、
またの名は火之迦具土神(ヒノカグツチ)という。この子を生んだことで、イザナミは女陰が焼けて病の床に臥してしまった。
(中略)
そしてイザナミは火の神を生んだことが原因でついにお亡くなりになった。
上記が何を示すかと言えば、管理人が思うに戦争の暗示だと思います。
しかも、火之迦具土神(ヒノカグツチ)は、イザナギ・イザナミの実子ですので、
(外部から攻められたのではなく)「伊の国」と「豫の国」の内乱があったと考えます。
※海部郡牟岐町の牛鬼伝説でも、伊予の人が牟岐町の牛鬼を退治してますが、偶然か?
そして、最終的に、「伊の国」が負け、「豫の国」が勝った。
だから、伊の国の住民のイザナギ(=和奈佐翁=阿波枳閇委奈佐比古命)は、
他国に"所払い"をする事になったのではないでしょうか。
また、豫の国が勝ったので、四国を代表する国名が、「伊豫之二名島」とされ、
四国を代表する地名に伊豫(愛媛)扱われているのだと推測します。
そして、記紀のストーリー展開上、イザナミは阿波で亡くなったと考えられますが、
その傍証は、徳島県美馬郡の伊射奈美神社に、見る事が出来ます。
実は、イザナギの名を冠する式内社は、淡路の伊佐奈伎神社の他、全国に7社ありますが、
イザナミの名を冠する式内社は、全国で唯一、阿波国美馬郡の伊射奈美神社のみです。
参考:式内社・伊射奈美神社の論社 伊射奈美神社
夫のイザナギを除外してまでも、わざわざ、イザナミを主体に祀るのは、
ここがイザナミの亡くなった場所という理由以外に、他に何かあるでしょうか。
さらに、黄泉国でイザナギが追われた時に、追い掛けてきた鬼(イザナミ)を追い払った
意富加牟豆美命(おおかむづみのみこと)という桃の神も、
徳島県阿波市の賀茂神社で祀られています。
▼オオカムヅミ命(食べるとおいしいらしい)
賀茂神社は、普通、賀茂別雷大神が祀られているはずですが、
この阿波市の賀茂神社は、他の賀茂神社と違い、祭神に賀茂別雷大神は見えません。
そして、代わりに、何故か桃の神である意富加牟豆美命が祀られています。
そう言えば、、、古事記には、黄泉の国に行ったイザナギの体は腐って、
その体に、蛇の姿をした8柱の雷神(八雷神)がまとわりついていたとあります。
そして、その悪霊を追い払ったのが、桃の神、意富加牟豆美命だと書いてます。
なぜか細部にまで、奇妙な一致を見受けられるような気がしませんか。
まぁ、簡単な説明で申し訳ありませんが、イザナミ死のきっかけが内乱と考えられるので、
黄泉の国も、内乱のあった四国内で考えるのが妥当だと思われます。
また、同時に「橘の小戸の阿波岐原」が阿波にある事も、
イザナギ・イザナミの話までが四国内で起きた事と考える傍証になります。
※なお、イザナギの黄泉の国からの逃走経路は、後の「橘の小戸の阿波岐原」以降の
イザナギの移動経路の暗示もある可能性がある事をお断りしておきます。
続き⇒「竺紫の日向の橘の小戸の阿波岐原」は阿波にあった!(解答編)
↓この記事が「良かった!」と思った方はクリックお願いします♪
▼当サイト管理人が厳選してオススメする、3つの備蓄必需品▼
5年保存冬眠米・無洗米の備蓄王 | |||||||
約5年間の長期保存が可能です。無洗米でもあるので、 国民1人・1年当たりの米の消費量は約60kgです。 |
KATADYN(カタダイン) 携帯浄水器 Pocket Micro Filter ポケットマイクロフィルター |
|||||||
主食のお米を確保した後は、水の確保が重要です。 カタダイン・ポケットフィルターはフィルター寿命50000リットルと、他の浄水器と比べ、段違いの性能を誇ります。 人が一日に必要な飲料水は、2.3リットルなので、大家族でも、 カタダインさえあれば、多くの水需要をカバーできます。 ちなみに、アメリカ合衆国連邦緊急事態管理庁が推奨する緊急時の水の備蓄量は3日分で、 基本的に1人につき1日1ガロン(約3.8リットル)と定められています。 つまり、3日分なので1人につき約12リットルです 移動時や携帯用には「Vestergaard(ベスターガード) 」もオススメ。また、水の携行ボトルなら、「Platypus(プラティパス) 」もおすすめ。 KATADYN(カタダイン) 携帯浄水器 Pocket Micro Filter ポケットマイクロフィルター 海外正規品・並行輸入 |
昔塩 1人10kg(700g×14袋)程度 |
|||||||
お米と水の次は、”塩”です。砂糖が無くても生きていけますが、塩は生命維持に関わります! 塩分が摂取できなくなると、人はめまいやふらつきを覚え、脱力感、筋肉異常、けいれん、精神障害など様々な朔影響を及ぼします。 日本の食用塩の需要は一人年間で約10kgです。 なお、昔塩は、香川県坂出市で作られているこういう特殊形状の塩です。 |
※結局は、日本人がいつも神棚に祀る「お米・水・塩」の3つを確保することが、人間が生きる上で重要な訳です^^