古来の鳥居は3本足だった:不況対策!個人でも有効な方法



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2013年3月14日


古来の鳥居は3本足だった

最近、色々と考えるところがあり、、、
管理人自身、ライフワークとして古代日本の信仰について調査しています。

まぁ、先日の記事「銅鐸の絵の意味と式年遷宮の神宝」などは、
そういった古代の信仰の調査の一貫として、銅鐸を取り上げた次第です。


さて、、、
今回は、古代の信仰を考える上で、【鳥居】について考えて見ようと思います。


鳥居とは何だろう?

今では、一般化している、下記のような鳥居。
2本足の鳥居です。


▼下記は籠神社の鳥居(京都府宮津市字大垣)

▼下記は元伊勢内宮皇大神社の鳥居(京都府福知山市大江町内宮)


しかしながら、、、日本の始祖の時代。

御肇国天皇(はつくにしらすすめらみこと)と呼ばれた、
実質、日本の初めての天皇とも言える第10代の祟神天皇の時代は、、、

こうした2本足の鳥居では無かった可能性があると言うのを、ご存知でしょうか?
そして、もう一つ大事な事ですが、、、そもそも鳥居とは何なのでしょうか?


まぁ、鳥居は、機能的には、俗世界と神域を隔てる境界のような機能を持っていますが、
「鳥居」という言葉からは、鳥が居る場所、、、と考えるのが自然です。


では、鳥居には、どんな鳥が住んで居るのでしょうか?


八幡宮とかなら、とか似合いそうなもんですけど、、、
実際は鳥居に住む鳥は、鳩ではありません。

▼石清水八幡宮の鳥居の扁額(へんがく)の「八」は、鳩になっている


これを解くには、古代の中国を考えてみることが必要です。

例えば、湖南省長沙の馬王堆の「帛」には、月の中のヒキガエルと対をなすように、
太陽の中に、烏(カラス)が描かれているのが分かります。

▼馬王堆漢墓(まおうたいかんぼ)1号墓の帛画


また、中国の「大荒東経」には


「湯谷の上に扶木あり、太陽がひとつ至るやひとつ出てゆく。皆カラスに背負われている」

・・・と言う記述も見えます。


したがって、"カラスは太陽神の使い"である事が分かります。


一方、日本の神社を見て見ましょう。
日本の神社は、ご神体がです。

「この鏡が何を意味するか?」と言えば、、、
古事記の中で、下記のように書かれているのが、鏡を信仰する由来になっています。


天孫降臨の際、天照大神から瓊瓊杵尊に授けられ、
この鏡を天照大神自身だと思って祀るようにとの神勅(宝鏡奉斎の神勅)が下された。

鏡に映ったのは太陽神です。
したがって、天照大神を祀る日本の神社は、基本的に太陽神を祀る神社なのです。


それで、古代中国においては、"カラスは太陽神の使い"でした。
したがって、太陽神である天照大神の使役する鳥も、またカラスなのです。

だからこそ、鳥居は、カラスの住む場所と言えるのです。


カラスは三本足であるならば、鳥居は?

そして、大事な事ですが、太陽に住む烏(カラス)は、
古代中国の時代から"3本足のカラス金烏(きんう)である"と信じられてきました。

3本足のカラスには、熊野の八咫烏がありますが、
元々は、金烏だったのが、日本において八咫烏となっています。

さぁ、、、こういうところから考えると、、、
3本足のカラスの住む鳥居の足が、なぜ2本なのでしょうか?

鳥居は2本足であるよりも、3本足である方が、信仰的には自然だと思いませんか?


そのような考えに基づいて考えて見ると、
日本にも幾つか、3本足の鳥居が残されている神社が見られます。

▼木島坐天照御魂神社の三柱鳥居

写真は、「三囲神社と蚕の社の三柱鳥居」より引用

▼伊香具神社の伊香式鳥居


▼大神神社摂社の檜原神社の三柱鳥居


他にも、あちこち見られますが、
実は、これらのような3つの足のある鳥居が、、、本来の鳥居の形なのです。


この事は、飛鳥昭雄氏が、その著書の中で、裏の神道組織「八咫烏」の頭領に、
古代の日本は、全ての神社の鳥居が3本足だった」と言う事を確認しています。

なので、今、現代で見られる2本足の鳥居は、本来は誤りだと言えます。


このことは、現在行われている「塩津港遺跡(滋賀県長浜市)」発掘調査における
神社の遺構にも見られます。

http://www.city.nagahama.shiga.jp/section/rekihaku/news/info128/s.html

上記サイトには、神社の遺構を元に、
復元した想定イメージが描かれているんですが・・・

やっぱり鳥居の真ん中に、一本木が立っているのです。


◆古代の塩津港の神社イメージ


このように3本足の鳥居は、古代では、当たり前だったのかもしれません。


・・・まぁ、その3本足が2本足に変わったのは、

その昔、藤原不比等の治世の時、唐の高宗の皇后であった武則天が、
景教(ネストリウス派キリスト教)弾圧を始めたからだ、、、とも言われています。

そのため、唐の弾圧を恐れた日本は、国家ぐるみで、仏教に転身することになり、
3本足だった鳥居も、消されていったと考えられます。


しかし、逆に言えば、現在、3本足の鳥居が残されている大きな神社は、
相当、元の原始信仰に拘っている神社だと言えますし、
八咫烏が関わった神社であった可能性も大きいのではないかと思います。

とまぁ、日本の神社の鳥居一つにも、こうした思想が込められている訳です。


ちなみに・・・

屋外の神域を守る門の役割を果たしているのが、鳥居であり、
屋内の神域を守る門の役割を果たしているのが、鴨居です。

鳥居も鴨居に共通する「居」には、「くぐる」という意味があり、
鳥居も鴨居も、その中を人が通行するものです。

参考:家の達人:鴨居【かもい】


このようにして見ると、「鳥居の烏」と「鴨居の鴨」は、それぞれ対応しており、
烏(=八咫烏)と鴨(=賀茂氏)は表裏一体の関係にある事が暗示されています。

なお、賀茂氏は、後に述べる秦氏とは古代に婚姻関係で結ばれた氏族です。
秦氏本系帳には、「鴨氏人を秦氏の聟(むこ)とし、秦氏、愛聟(あいむこ)に鴨祭を譲り与う。故に今鴨氏禰宜として祭り奉るのはこの縁なり」と書かれています。



三井家のルーツ

ところで、少し話は変わりますが、日本の財閥で三井グループというのがあります。


オカルト好きな方なら、ご存知でしょうけど・・・
実は、木島坐天照御魂神社の三柱鳥居や、三囲神社(みめぐりじんじゃ)の三柱鳥居など、
これら三柱鳥居の幾つかは、三井グループの三井氏と関係があります。

▼三囲神社の三柱鳥居(東京都墨田区向島)


この三井氏のルーツについては、一般的には元々は藤原道長で、道長の六世孫が、
大和の三井村に所領を持った所から、三井家と名乗っていると言われています。

しかし、この三井家は、その15代目の時に近江佐々木氏から養子を迎えています。


この影響は、三井家の家紋にも見られます。
三井家は元々、藤原氏の御子左家(みこひだりけ)なので、
家紋は酢漿草(かたばみ)紋か、藤原宗家の下がり藤紋のはずなのですが・・・


三井氏は、養子を迎えた近江佐々木氏の四つ目結紋を、そのまま使っています。


と言う事なので、三井氏は、藤原道長の子孫というよりも、
むしろ、近江佐々木氏の影響がかなり濃い氏族だと言えそうです。

※三井家には、「四つ目結紋」の他、「井桁に三の字の紋」の二つの家紋があります


それで、この近江佐々木氏ですが、飛鳥昭雄氏の著書によれば、
滋賀県大津市の園城寺(三井寺(みいでら))とも関わりが深いとされています。

▼園城寺(おんじょうじ)(=三井寺(みいでら))

この三井寺は、三井寺の中心伽藍から北へ500メートルほど離れた場所に
新羅善神堂(しんらぜんじんどう)があるように、
新羅(しらぎ)と非常に関わりが深い寺です。

▼新羅善神堂(しんらぜんじんどう)

実際、新羅善神堂では、三井寺の鎮守神である新羅明神が祀られています。


したがって、近江佐々木氏と新羅は、深い関係にあると言えそうです。


元々、この近江佐々木氏一族の住む近江南部は、
依知秦氏(えちはたし)など、渡来人である秦氏が多く住んでいる地域です。

さらに、近江佐々木氏(佐々木六角氏)の拠点とも言える繖山(きぬがさやま)には、
観音正寺がありますが、これまた秦氏と縁の深い聖徳太子の創建とされています。

(※昨今は、聖徳太子は架空の人物で、その正体は秦河勝であると言われています)


こういった所から察すると、近江佐々木氏は秦氏と縁の深い一族であって、
三井家も秦氏である可能性が非常に高いように思われます。

事実、そのように考えると、、、多くの謎が解けてきます^^;


例えば、管理人は当サイトで常々、「君が代の謎」について書いていますが、
君が代の策定には、随所に秦氏の影響が見られます。


  • 「君が代」の和歌を詠んだ人物は、近江佐々木氏の支配地域に近い"君ヶ畑"出身
  • 君が代を国歌として詠まれるきっかけになったのは島津氏で、島津氏は秦氏
  • 君が代の作曲に関わった、宮内省の林広守は、秦河勝の三男の末裔

君が代の謎については、また、折に触れて続編を書こうかと思ってますが、
そこに、近江佐々木氏も関与しているらしい事だけ覚えておいて下さい(謎)




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管理人:天一(旧名:えふ。)
管理人は、不況時代突入を先読みし、一早く会社を退社し脱サラ。

その後、他に先駆けネットビジネスに参入。現在は、ネットのベンチャー会社を立ち上げ、日々ビジネスに邁進しております。

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