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2013年2月 3日
熱田神宮は、今年、祭祀1900年を迎えました。
また、それと同時に、西暦113年にヤマトタケルが、
三重の能褒野(のぼの)で亡くなったとされ、それから、1900年を迎えます。
熱田神宮は、大正時代の1913年も、ヤマトタケルの1800年祭を挙行しており、
熱田神宮とヤマトタケルは、切っても切れない関係であることが良く分かります。
※ヤマトタケルの草薙の剣が、熱田神宮のご神体なのですから当然ですね
熱田神宮は、そういう特別な年を迎えている訳ですが・・・
実は、それに合わせて、2012年12月から、
過去に一般人立ち入り禁止だった禁忌の場所までもが、一般公開されています。
その場所とは、、、一之御前神社(いちのみさきじんじゃ)です。
この一之御前神社は、熱田神宮本殿の北西、、、
本殿の左側に続く「心の小径(こみち)」の奥に位置します。
心の小径の案内掲示板にはこう書いてます。
![]()
(心の小径の案内掲示板より)
この小径を進みますと、「一之御前神社(いちのみさきじんじゃ)」にお参りできます。 ご祭神は、ご本殿にお鎮まりになる熱田大神(あつたのおおかみ)の「荒魂(あらみたま)」です。神道では、神様の御魂(みたま)の穏やかなお姿を
「和魂(にぎみたま)」と申し上げるのに対し、
時に臨んで活動的勇猛的な後神威をあらわされる御魂のおはたらきを
「荒魂(あらみたま)」と讃えています。さらにご本宮北側より静寂な杜を進みますと、
清水社(しみずしゃ)の湧水に通じ、神楽殿(かぐらでん)東に至ります。古くから、熱田大神が絶世の美女と謡われた楊貴妃となったとの言い伝えがあり、
お清水さまには今もなお、目や肌が美しくなるという信仰が伝わります。小径を巡ることにより、ご本宮を西側や北側から拝することができます。
心静かにご参拝下さい。
この、「一之御前神社(いちのみさきじんじゃ)」は、熱田神社の最奥部に位置しており、
熱田神宮の中でも、最も、神聖な場所に位置します。
そのため、写真撮影は、禁止だと書かれています。
もっとも、それを理解して無い参拝者も多かったですが・・・
なので、私も近付いての写真撮影はせず、遠景のみの撮影です。
下記が、その「一之御前神社(いちのみさきじんじゃ)」です。
上の写真にある長く続く細道が「心の小径」で、
その途中には、金網の鉄柵が張られて居るのが分かります。
さらに、その先に、「一之御前神社」がかすかに見えます。
この「一之御前神社」が、本当の熱田神宮の最も、尊い場所なのです。
一之御前神社の祭神は、「熱田大神の荒魂」とされていますが、熱田神宮では、
「熱田大神は草薙剣を御霊代・御神体としてよらせられる天照大神のことです。」
・・・と説明されています。
したがって、熱田大神の荒魂=天照大神の荒魂と考えて良いでしょう。
ここで、注意したいのが、伊勢神宮内宮の荒祭宮に祀られている神様もまた、
"天照大神の荒魂"であると言う事です。
(その伊勢神宮も2013年10月に式年遷宮を迎えます)
まるで、伊勢神宮の動きに対応するかのような動きですが、そう考えると、
この天照大神の荒魂を祀る一之御前神社が、一般公開された事は、もの凄く重要な意味を持つように思います。
ここで、もう一度、荒魂についてご紹介しますが、、、
「Wikipediaによる荒魂・和魂」の説明によると・・・下記のように書いてます。
荒魂は神の荒々しい側面、荒ぶる魂である。
天変地異を引き起こし、病を流行らせ、
人の心を荒廃させて争いへ駆り立てる神の働きである。
もしかすると、、、
これからの時代、とんでもない動乱期に突入する予兆、、、なのかもしれません。
しかし、なぜ、一之御前神社は本殿の北西に配されているのでしょうか?
これには、管理人も少し思う所があるんですが、、、まぁ、これは後で述べます。
その他に、印象深かった点として・・・
この心の小径ぞいに、進んでいくと、本殿の真北に出ますが、、、
本殿の真裏に、"古墳らしきもの"があったことです。
その古墳らしき場所の側面には鉄扉がついていて、地下殿を思わせる場所がありました。
本来、写真撮影しちゃダメな場所なんで管理人は写真を取らなかったんですが、撮影している方もいるようです。下記の「あの扉の向こうは何だろう?」という写真がそれです。
http://ameblo.jp/sora4125/entry-11431714957.html
伊勢神宮の内宮や外宮にも、地下殿があると言う事が分かっていますが・・・
熱田神宮にも、本殿の真北の部分に地下殿が存在する可能性が大です。
心の小径ぞいに進むと、それ以外にも、
「清水社、およびその湧水」や「土用殿」、「龍神社」なる社殿があることが確認できました。
特に、この本殿の東にある「土用殿」という所に、
(明治のご社殿改造まで)、草薙神剣を奉安されてあったそうです。
※土用は、陰陽五行では中央の土行を表します
明治時代まで、ここに草薙の剣があったということは、
今は、他の場所に移されている、、、と言う事です。
現在は、いったい何処に、草薙の剣はあるのか?
それについては推測の域を出ませんが、篠田康雄熱田神宮宮司が、
明治期に「土用殿を廃して、正殿の主神を熱田大神(神剣)、相殿として五座の神をまつった」
・・・と述べているらしいので、恐らく、本殿に草薙の剣は移されているのだと思います。
ま、それも、今年中には伊雑宮に移されることになるかも知れませんが・・・(謎)
最後に、一之御前神社が、熱田神宮本殿の北西に位置する理由ですが・・・。
管理人は、これは、熱田神宮から北西に位置する
"伊吹山"の方向に合わせているんじゃないかと思ってます。
(※ヤマトタケルは草薙剣を熱田神宮に置いたまま、伊吹山の神を討ちに行っている)
実は、一之御前神社は、熱田神宮の境内社ではありますが、
そこから勧請された神社として、名古屋市瑞穂区に一之御前神社というのが存在します。
※便宜上この一之御前神社を、"瑞穂区の一之御前神社"と呼ぶ事にします。
▼一之御前神社 名古屋市瑞穂区平郷町5-13
こちらの祭神は、下記の2柱です。
・大伴武日命(おおとものたけひのみこと)
・日本武尊(やまとたけるのみこと)
※大伴武日命は、大伴氏の祖先でヤマトタケルの東征に従軍した将軍です
ただし、ここで、単に日本武尊と書かれてはいますが、少し注意が必要です。
なぜなら、こちらのPDFで、瑞穂区の一之御前神社の説明を見ると、
祭神は天照大神の荒魂、大伴武日命、あるいは日本武尊の荒魂といわれ、画一ではない。 「熱田神宮御遷宮記」に"所謂一御前者ハ実ニ日本武尊荒魂之霊也"とある。
このように書かれているので、、、
この瑞穂区の一之御前神社で祀られているのは、日本武尊の"荒魂"なのだろうと思います。
そして、前述のように、熱田神宮ご遷宮記には、
「一之御前神は、実に日本武尊の"荒魂"である」と書かれていますので、
本家である熱田神宮の一之御前神社の祭神にも、関わってきます。
普通、本家である熱田神宮の一之御前神社と、
そこから勧請された瑞穂区の一之御前神社で、祭神が違う事は、考えられません。
したがって・・・
【熱田大神の荒魂=天照大神の荒魂=日本武尊の荒魂】
こういう関係が成り立つ訳です。
こう考えると、熱田神宮の一之御前神社も、
"ヤマトタケルの荒魂"を祀っていると考えられます。
▼ヤマトタケル像(大鳥大社)
こう考えると、熱田神宮の本殿の北西に、
ヤマトタケルの荒魂=天照大神の荒魂が、
一之御前神社に配されている理由が分かるのではないでしょうか。
すなわち、神の猛々しい荒魂の象徴である、ヤマトタケルが伊吹山で怒らせた山の神、、、
それを意識して、本殿から見て伊吹山の方角である北西に一之御前神社があると考えます。
最後に、神道全般に関わる事なので、言っておくと、
今までの中臣神道は、いわば、天照大神という表の神を祀っていました。
しかしながら、熱田神宮のこうした一之御前神社の公開などを考慮すると、
今まで中臣神道によって抑圧されてきた物部神道の復活が近いように思います。
※熱田神宮自体が、物部氏系の神社です
そして、恐らく、今後は、物部神道における天照大御神の裏の顔、
ニギハヤヒ(もしくは、「瀬織津姫」)が、大きく、クローズアップされると思います。
この2013年、伊勢神宮の式年遷宮に合わせて、
神道界でも、大きな勢力図の塗り替えが始まっているのかもしれません。。。
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※結局は、日本人がいつも神棚に祀る「お米・水・塩」の3つを確保することが、人間が生きる上で重要な訳です^^