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2014年9月26日
管理人は、最近、携帯浄水器を"持ち運ぶ"という観点から、
色々と、試行錯誤しています。
これまで、管理人は「カタダイン浄水器の種類と浄水能力」で述べたように、
携帯浄水器なら、↓下記のKATADYN(カタダイン)を選んでおけば間違いない!と考えていました。
KATADYN(カタダイン) 携帯浄水器 Pocket Micro Filter ポケットマイクロフィルター 海外正規品・並行輸入
確かに、KATADYN(カタダイン)のポケットフィルターは、カタダインシリーズでも、
最も高性能かつ高寿命で、フィルター寿命が50000リットルと、非常に優れた製品です。
防災用の用途で、高性能で高寿命な製品なら、コレにかなう製品はないです。
ただ、、、一つだけネックがあるとすれば、やや重いことなんですよね。。。
つまり、持ち運びには、やや不便なんです。。。
KATADYN(カタダイン)のポケットフィルターの公称重量は550gですが・・・
実際計ると、本体とポンプの必須部品だけの重量で588g、
付属部品やケースも含めた重量では708gありました。
うーん。。。この重さは少し辛い。。。
防災用や(常に一か所に留まるような)長期滞在を考える場合は、
多少重量があっても、カタダイン・ポケットフィルターを(私なら)選択しますが・・・
短期のアウトドアや登山、あるいは、常に移動を強いられる状況においては、、、
総重量708gを、ずっとリュックに入れて持ち運びするのは、少々しんどいのです。
そう考えて、余計な物は持ち歩かない軽量装備を第一条件にして考えみた時、
別の携帯浄水器も、考えてみる余地があるなと思ったのです。
そういう事で、まずは、重量を第一にして考えて、
KATADYN(カタダイン)シリーズの携帯浄水器の重量比較をしてみました。
- 1位.カタダイン ミニセラミック・・・公称重量210g(フィルター寿命は最大7000リットル)
- 2位.カタダイン ハイカー・・・公称重量310g(フィルター寿命は最大750リットル)
※カタダイン ハイカープロも、これとほぼ同じ重量と思われる- 3位.カタダイン バリオ・・・公称重量460g(フィルター寿命は最大1875リットル)
- 4位.カタダイン ポケットフィルター・・・公称重量550g(フィルター寿命は最大5000リットル)
- 5位.カタダイン コンビプラス・・・公称重量580g(フィルター寿命は最大5000リットル)
と言う事で、重量だけを考えるなら、カタダイン ミニセラミックが公称重量210gで、
カタダイン ポケットフィルターから比べれば、370gも軽くすることが出来る訳ですね^^;
▼カタダイン ミニ セラミック マイクロフィルター
カタダイン ミニ セラミック マイクロフィルター 携帯浄水器 Katadyn Mini Microfilter 並行輸入品 (Black)
これでも、悪くはないんですけど・・・
ただ、短期のアウトドアや登山、移動を強いられる状況を考えると、、、
この210gでさえもまだ重いように感じます。。。
(ケースや付属品を含めると、多分350g程度になるので)
それで、カタダインシリーズ以外の携帯浄水器でも、
短期&中期において、とにかく持ち運びが楽な、軽量の携帯浄水器を探してみたんです。
最初に考えたのは、既に管理人が持っていた
アーバンテック SUPER DELIOS(スーパー デリオス) です。
アーバンテック SUPER DELIOS(スーパー デリオス) 携帯浄水器
なんか、こちらはマヨネーズの容器を思わせる浄水器ですが、
重量は、わずか56gで、ろ過能力は約200リットル(岐阜県の水道水を使用)です。
※浄水能力は、使用する水によって異なります
日帰り登山や短期のアウトドアなら、別にこれで問題ないでしょうね。
ただ、使用する水によって、浄水能力が大きく異なるようなので、
ちょっと、災害時などは心もとないかなぁ・・・という気がしないでもありませんが。
ところで、このスーパー デリオスですが、、、
実は、携帯ビニール水筒のプラティパスと組み合わせることが出来ます。
用意するのは、プラティパスとスーパーデリオスのキャップ部分です。
プラティパスの蓋部分にスーパーデリオスのキャップを使うと・・・
実は、ほぼピッタリ取り付けてしまう事が出来るんですね^^
この状態の重量は、75gでした。
このように、組み合わせて使う事が出来ますので・・・
プラティパスを持っている方なら、"スーパーデリオスのキャップだけ持ち運ぶ"
・・・なんて事も、日帰り登山とかならアリだと思いますね^^
ちなみに、キャップだけなら41gしかありません。
と言う事で、カタダイン ポケットフィルター(708g)から比べれば、
708g⇒41gで、一気に、667gも軽量化することが出来た!・・・と言う事になります。
しかも、蓋だけなら、場所も取らずコンパクトですので、、、
日帰り登山や短期アウトドアなら、これが最軽量の組み合わせです。
それで、上記の組み合わせは、短期のアウトドア・登山ならオススメするのですが、、、
中期での使用の場合は、スーパーデリオスのろ過能力200リットルでは少なすぎます。
また、スーパーデリオスは、使用する水にも影響されるので、
水質によっては、200リットルも持たずに、すぐ使えなくなる可能性も考えられます。
(※ろ過能力200リットルの数字は、岐阜県の水道水を使ったもの)
一般的に、災害時に必要な備蓄飲用水は、3人家族で45~90リットル(5~10日分)と言われます。
災害時は、水道水のような良質な水は手に入らなくなる可能性が大なので、、、
したがって、スーパーデリオスは、良く持っても1、2週間程度と考えておいた方が無難です。
そう考えると、、、
中期(1ヶ月~3ヶ月程度)での使用には、全く別の携帯浄水器が必要になる訳です。
出来れば、スーパーデリオス並の重量で、
かつ、浄水能力に信頼性のある携帯浄水器が欲しい所です。
そう考えた時に、真っ先に思い浮かべたのが、
(管理人が既に持っていた)セイシェルです。
セイシェル 携帯浄水ボトル 放射能除去フィルタータイプ 【並行輸入品/日本未発売】
これは、放射能を除去できるタイプの携帯浄水器で、
浄水能力に信頼性にかけては、ナンバーワンかもしれません。
こちらのセイシェル(放射能除去タイプ)の重量は、170gでまずまず軽量です。
また、浄水能力は、公式HPの説明によると、、、
水道水あるいはそれに準ずる生水レベルで1日1リットル(約2回満水)を
毎日連続使用で、約380リットル、約1年間お使い頂けます。
・・・との事なので、中期での使用でも、セイシェルは、まったく問題ないと言えます。
ただね。。。このセイシェルは、本体がかなり大きくて、かなり嵩張ります。
それに、軽量化の観点からいくと、170gは、もうちょっと削る余地があると思うのです。
それで、前述のような問題点を考慮して、さらに、色々探してみたところ・・・
Vestergaard LifeStraw(ベスターガード・ライフストロー)という商品を見つけました。
Vestergaard(ベスターガード) LifeStraw
これは、下記の説明書にあるようなストロータイプの携帯浄水器で、
(タンクに水を溜めずに)直接、水源から水を飲むタイプの携帯浄水器です。
沢や川、湖などの水を、これを使って直接飲むことが出来ます。
このベスターガードの浄水能力は、(放射能は除去できませんが)
水1000リットルまで浄化可能なので、中長期の使用に十分な能力があります。
(セイシェルの2.5倍、スーパーデリオスの5倍以上のろ過量がある)
アフリカの水が汚い所では、支援者によって配布され、常用的に使われているらしいです。
( ストローの水質浄化機能は1人の使用で約1年間保てる。)
【対アフリカ外交の再構築より引用】
それで、一番オススメするポイントは・・・
スーパーデリオス並に軽量である!というところです。
実際、軽量してみたんですが・・・
携帯用の紐有りで48g(紐を外せば45g)という超軽量でした♪
この軽さは、スーパーデリオスのキャップのみ(41g)に匹敵します!
サイズ的にも、ベスターガードは、今まで紹介した浄水器の中で一番コンパクトです。
▼右からスーパーデリオス(56g)、ベスターガード(48g)、セイシェル(170g)
▼右からベスターガード(48g)、カタダインポケット(588g)
まぁ、これだけ軽量でコンパクトですので、非常に良い携帯浄水器なのですが、
超軽量で細身だけに、耐久性や折れの面で、少々心配になります。
特に、リュックの中に入れて置きっぱなしにしたら、他の荷物の重みで潰れてしまった
・・・なんて事になれば、目も当てられませんからね^^;
そこで、試しに、ベスターガードの外側プラスチック部分を指へこませようしましたが、
ある程度、厚みのあるプラスチックらしく、全然、へこむ様子はありませんでした。
さらに、折れに対する耐久性についても、軽く曲げてテストしてみましたが、
こちらも折れる様子も無く、ある程度の剛性が確保されていました。
ですので、踏みつけたり、叩きつけたりしない限り、
通常使用の環境化で使う限り、それほど、破損の心配はないと思います。
以上のような携帯浄水器の比較の結果、管理人が出した結論は、、、
- 日帰り登山や短期においては、ベスターガード(orスーパーデリオス+プラティパス)
- 3ヶ月以内の中期や移動時においては、ベスターガード
- 1年以上の長期使用や一か所にとどまる滞在時は、カタダイン・ポケットフィルター
ほぼ、この2つの組み合わせで、携帯浄水器を持っておいてさえいれば、
アウトドアや登山時、防災時でも、ほぼ全ての状況に対応できると考えます。
値段的にも、ベスターガードは3000円程で、
スーパーデリオス(2500円程度)大差無く、非常に手頃な値段です。
ただ、残念ながら、ベスターガードの吸い口は一つしかありません。
ですので、衛生面も考えると、個人で一つずつ持つのが良いかも知れませんね^^;
![]() アウトドアや海外旅行、非常災害時に備えて安心!携帯用浄水器 ライフストロー Life Straw |
管理人は、車のトランクに、カタダイン・ポケットフィルターを積み込み、
リュックの中には、ベスターガードを一本入れています。
今は、家族分もベスターガードを買うかどうしようか迷っています^^;
(移動しなければカタダインだけで十分ですけどね)
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▼当サイト管理人が厳選してオススメする、3つの備蓄必需品▼
5年保存冬眠米・無洗米の備蓄王 | |||||||
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約5年間の長期保存が可能です。無洗米でもあるので、 国民1人・1年当たりの米の消費量は約60kgです。 |
KATADYN(カタダイン) 携帯浄水器 Pocket Micro Filter ポケットマイクロフィルター |
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主食のお米を確保した後は、水の確保が重要です。 カタダイン・ポケットフィルターはフィルター寿命50000リットルと、他の浄水器と比べ、段違いの性能を誇ります。 人が一日に必要な飲料水は、2.3リットルなので、大家族でも、 カタダインさえあれば、多くの水需要をカバーできます。 ちなみに、アメリカ合衆国連邦緊急事態管理庁が推奨する緊急時の水の備蓄量は3日分で、 基本的に1人につき1日1ガロン(約3.8リットル)と定められています。 つまり、3日分なので1人につき約12リットルです 移動時や携帯用には「Vestergaard(ベスターガード) KATADYN(カタダイン) 携帯浄水器 Pocket Micro Filter ポケットマイクロフィルター 海外正規品・並行輸入 |
昔塩 1人10kg(700g×14袋)程度 |
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お米と水の次は、”塩”です。砂糖が無くても生きていけますが、塩は生命維持に関わります! 塩分が摂取できなくなると、人はめまいやふらつきを覚え、脱力感、筋肉異常、けいれん、精神障害など様々な朔影響を及ぼします。 日本の食用塩の需要は一人年間で約10kgです。 なお、昔塩は、香川県坂出市で作られているこういう特殊形状の塩です。 |
※結局は、日本人がいつも神棚に祀る「お米・水・塩」の3つを確保することが、人間が生きる上で重要な訳です^^