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2011年11月29日
徒然なるままに・・・管理人の想いを書いてみます。
管理人自身、今はさほどでは無いんですが・・・
少し前まで、「お金持ちの思考を究めたい!」という想いがありまして・・・^^;
FXやらCFD投資にはまってた時期があり、思考について色々本を読み研究もしました。
(当サイトでも、その一端を、こちらで載せています)
そんなこんなで、思考の研究をしていきますと・・・
お金持ちになるために必要な思考というのが見えてきます。
それが、『プラス思考』と言うモノです。
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皆さん、ご存知の通り、思考には2種類あります。
それが、『プラス思考』 と 『マイナス思考』
ちなみに、管理人の場合は、自分で言うのも何ですが・・・
元々は『マイナス思考』が強いタイプかもしれません(苦笑
ただ、一つ言っておくと、プラス、マイナスのどちらに偏り過ぎてもダメで、、、
『プラス思考』の極地は、ただの楽観的なバカになります。
プラス思考が酷いと、現実が見えない、楽観的に見るためリスク管理がおざなりになる。
などなど、色々と不都合が出るので、必ずしもプラス思考が良いとは限りません。
逆に、『マイナス思考』の場合、現実のあらゆるリスクを考慮するため、
慎重に物事を運ぶようになります。
しかし、スピードが重視される場面などでは、どうしてもマイナス思考では、一歩遅れる。
また、事業が波に乗っている成長期にも、
マイナス思考は慎重に構えて、チャンスを逃すと言う事が、往々にしてあるようです。
このように、、『プラス思考』 と 『マイナス思考』には、それぞれ一長一短があります。
※まぁ、金持ちになるためには、中道より、ややプラス思考が、
継続的に力を発揮できるという点で向いているようです。
そして、面白いことに、このプラス思考とマイナス思考は、、、
脳のある部分の仕組みによって、解明できます。
また、その脳の仕組みは、日本の経済が、
現在、苦境に立たされているのと、あながち、無関係では無いんです。。。
実は、驚くかもしれませんが・・・
マイナス思考が世界一強い人種が、何を隠そう、日本人です。
日本人にマイナス思考が多いことは、脳生理学の研究で既に裏付けられています。
実は、マイナス思考に陥り易いかどうかは、
【セロトニン】という 脳内物質の分泌量で決まります。
セロトニンの分泌量が多いと、不安や恐心怖が弱められ、
それだけストレスに対抗できるようになります。
・・・ところが、人によってはセロトニンの分泌量を低く抑えるための、
セロトニントランスポーター遺伝子S型(S遺伝子)と呼ばれる遺伝子を持っています。
言いかえると、S遺伝子を持つ人は、元々、マイナス思考に陥り易い人とも言えるでしょう。
そして、驚く事に、そのS遺伝子を持つ割合が、世界で最も高いのが、、、
我々日本人なんです。。。。
<世界29カ国50135人のS遺伝子の保有率の調査結果>
出典:http://www.biz-hacks.com/column/rudy05_22.html
- 南アフリカ・・・27.79%
- ドイツ・・・43.03%
- イギリス・・・43.98%
- アメリカ・・・44.53%
- スペイン・・・46.75%
- 台湾・・・70.57%
- シンガポール・・・71.24%
- 中国・・・75.2%
- 韓国・・・79.45%
- 日本・・・80.25%
上記を見ると、アフリカや欧米はS遺伝子を持つ人が少なく、
東アジアはS遺伝子を持つ人が多いのが分かります。
その中でも、特に日本人はS遺伝子を持っている人種だと言えます。
実に、10人中8人までが、S遺伝子を持っているのです。
つまり、本質的に、日本人はマイナス思考なんです。。。
そして、それと反対に、欧米人にはプラス思考が多いのが分かります。
この調査結果を鑑みて、今度は、現実の世界に当てはめて考えてみましょう。
戦後、日本は一気に飛躍しました。
戦勝国であった、アメリカさえも驚くほどの大躍進。
一気に、世界第二位の経済大国にのし上がります。
この出来事を、思考的に考えるならば、
日本は、戦争で、これ以上にないくらいドン底まで落ちました。
全て財産も何もかも戦争で失い、あるのはもう開き直りの心だけです。
そう。。。
こういうトコトンどん底まで落ちていった、大逆境の時こそ、
実は、マイナス思考の人間が、最も力強く能力を発揮する場なんです。
マイナス思考の人間が開きおなるとどうなるか?
もう、後が無い・・・という気持ちになり、
これまでに以上に、凄まじい能力を発揮するのです。
だからこそ、戦後ここまで日本は躍進して来れたのだと思います。
(ちなみに、管理人自身も、ついでに自己分析すると、
同じく後が無い・・・という場面で成功しているように思います^^;)
・・・
・・・
・・・
しかし、残念ながら、マイナス思考の欠点の一つとして、
成長期にあって、貪欲に利益を上げるたり、事業拡大することに向いていません。
したがって、色々な方面へ展開したり、新技術を開発するよりも、
自分の安全が確立されたフィールド内で戦おうとする傾向にあります。
なので、日本は、内需の経済であったり、
海外の既に成功されたパターンを踏襲したりすることなどで、発展する事になります。
まぁ、要するに、新しいビジネス展開を開くと言う事は、あまりしない人種なのですね。
だから、新しい製品は日本からは生まれない。
逆に、既存の成功された商品を改良する・・・というパターンを日本人は好むのです。
一方、日本人が、こうした閉じこもりがちなビジネスを展開しているころ、
欧米人は、何をしているでしょうか?
欧米人は、元々がプラス思考です。
したがって、例え失敗したとしても、
どんどんその失敗を糧に、新しいモノ新しいモノを追求します。
そうやって、アメリカ人は、新製品をどんどん開発します。
そして、市場に、新製品を送り出していくわけです。
GoogleやSkype、Facebook、i‐phoneなどなど、、、
元々、欧米人は新規製品を作り出し易い土壌や思考を備えているのです。
欧米には、「失敗しても良い・・・」という思考やそれに基づいた社会基盤があります。
だからこそ、新製品が生まれる易いのです。
逆に、日本人は、「失敗したら、減俸だ!」などのように、
常に、失敗しないことを求められます。
このような環境下で、失敗がつきものとなる新製品など、開発出来るでしょうか?
要するに、日本人は、こうしたチャレンジ精神が奪われている社会環境にあるのです。
あなたは両者の社会に、こういう違いがあることにお気づきでしたでしょうか?
そして、いつしか、先行していた日本の技術は、アメリカの企業に追いつかれ、
いつのまにか、日本は、独自で何も生み出すことが出来ない、、、
国内で成功した分野でしか生きられない、、、
そんなガラパゴス化した社会に、日本は陥る羽目になってしまったのです。。。
マイナス思考に極端に陥った日本社会。
この思考は、国の根本の部分を、徐々に犯していくことになります。
それが一番目に見えるのが、行政であり国家官僚です。
彼らは、東日本大震災の対応でも見られるように、責任を取ろうとしません。
それは何故でしょうか?
実は、これには日本の行政システムとも大きく関わっているのです。
日本の行政の場合、『失敗すれば出世に響くシステム』です。
逆に言えば、失敗しないことが、エリートコースを進む条件になるのです。
こうなると、そこで働く人の思考はどうなるでしょうか?
元々マイナス思考の人間が多いにも関わらず、その中でも、さらに、
「失敗したらどうしよう・・・」「失敗の責任は取りたくない!」・・・という人が出世します。
要するに、日本の官僚のエリートは、、、
『失敗したくない、失敗の責任は取りたくないマイナス思考の人間の塊』なのです。
そんな国家官僚がはびこる日本が、この日本を動かしています。
あなたは、こんな状態で、国家として正常に機能すると思いますか?
ハッキリ言って、無理です。
彼らに出来るのは責任逃れと、今の状態を少しでも延命する事しか出来ないのです。
よく、海外などでは、日本人の技術者は一流で、
政治家や官僚は三流、マスコミに至っては四流以下とまで言われます。
こう言われる理由は、まさに、先ほど言ったような理由からです。
まぁ、要するに、底辺を彷徨っている人間の方が、
実は優秀と言う事が日本では非常に多いのです。(小出先生も、そんな感じでしたよね)
中国や韓国は、そのことを十分に理解しています。
だからこそ、彼らは、現場の一流の技術者を引き抜く訳です。
そして、日本には、責任をとれない、失敗したくないといった、、、
出来の宜しく無いTOPの人間だけが残る羽目になり、国家が衰亡していくのです。
ま、時代が経るに従い、こういう「失敗したくない体質」は、官僚以外にも、
政治家、財界、マスメディア、大学、司法界などに伝播しています。
そして、日本の社会全体にも、それが蔓延してしまっています。
例えば、親は子供に、「○○○しちゃダメでしょ!」とよく言います。
すると、子供は、親に叱られたくない(失敗したくない)という想いになり、
新しいことに挑戦するのが怖くなり、自分のフィールドを狭める要因になってしまうのです。
この子供の事例のように、日本では、
失敗したくないという思考を子供の頃から、身に叩きこまれる社会です。
そんな社会で育った人間が社会人になった時、
どうして、世界で活躍するような人材になれるでしょうか?
日本の政治家が、外交で負け続ける理由も、ズバリここにあります。
これが、今の日本の社会の欠点であり、日本人の本質的な思考の欠点なのです。
ちなみに、日本人で成功する投資家は少ない理由もこれが原因です。
自己容認(自分で犯した間違いを自分で許す)が出来ないと投資では勝てません。
このトレーニングが難しいからこそ、私は、安易には投資は人には勧めません。
こういう日本人ですから、一旦、どん底に落ちない限りは、目覚めませんし、
結局、自分で自己修正することも出来ません。
外部が止めるか、どん底まで行きつくところまで行くしか、
マイナス思考の日本人では出来ないのです。。。
だからこそ、管理人は言いますが、、、
福島の惨劇を受けても、未だ原発を止めることすら出来ない日本人ですから・・・
このままなら必ず、再び、重大な原発事故は繰り返される!
・・・と述べておきます。
(※今度は福井?それとも、玄海?どちらにせよ、あともう一発で日本は完全に終了です)
まぁ、でも、前述したように、ドン底までいけば、日本人は嫌がおうにも目覚めますし、
そういう状況下では、物凄く立ち直りも早いのが、日本人の特徴でもあります。
したがって、日本人の思考の癖からも、世界がドン底になって、最も早く立ち直るのは、
この日本(新しい国?)であると、管理人は予測しておきます。
(まぁ、ただ、今回のサイクルは、色々絡んでいるので大変そうですけどね・・・)
以上、つれづれなるままに、管理人の思いのたけを書いてみました。
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※結局は、日本人がいつも神棚に祀る「お米・水・塩」の3つを確保することが、人間が生きる上で重要な訳です^^