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2012年1月 1日
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お正月、我が家では、必ず「お屠蘇」を飲みます。
これは、正月の朝一に飲む食前酒(日本酒)な訳です。
しかし、めでたい正月の割に、そのお屠蘇という漢字の宛て字は物々しいです。
なぜなら、そこに、「屠る(ほふる)」という漢字が使われているからです。
これは何故なのでしょうか?
日本単体で考えていては、その結論は出ません。
漢字の起源から考えなくては。。。
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以前、私は、過去の記事で、
漢字字体の起源が、大陸の遊牧民族が発祥であると述べました。
それが最も如実に出ているのが「美しい」と言う感じです。
「美しい」=「羊」+「大きい」という意味から来ています。
通常は、大きい羊が美しいという美的感覚は、
現在の日本人などの農耕民族からすると、あまりよく分からないはずです。
しかし、漢字を作ったのが遊牧民であればどうでしょうか?
大きい羊は、とても利用価値の高いものでした。
食用の他にも、神の捧げものの供物として、大きい羊はさぞかし喜ばれたでしょう・・・
だからこそ、大きい羊が、「美しい」のです。
さらに、「犠牲」という漢字には、「牛」+「羊」+「我」という漢字で出来ています。
「我」の部分は、元々、「のこぎり」の意味です。
これも、当時の遊牧民ならではの、生贄の罪祭の風習を反映した漢字だったのです。
その昔、神様には、全うな清い動物(美しい動物)を
燔祭や罪祭の供物をささげる事が重要でした。
だからこそ、こういう漢字には、それぞれの所以を表す漢字が隠されているのです。。。
さて、ではこう言う事が分かったとして、今度は、本題のお屠蘇に参りましょう。
お屠蘇=御屠蘇
御は接頭語なので良いとして、「屠蘇」の部分が重要ですね。
屠蘇=屠り(ほふり)蘇る(よみがえる)です。
まず、「屠」の部分ですが・・・
屠る=「尸」 (しぶ)」+「者」=牛馬など殺す者という意味です。
次に、「蘇」の部分ですが・・・
蘇る=「艸」 (そうぶ)+「魚」+「ノ」+「木」です。
このうち、草冠の部分は、それぞれが三叉構造一対になっています。
三又で思い出すのは、「生命の樹」です。
つまり、草冠は陰陽一対の生命の樹であり、
そこには、三神(御父・御子・精霊)の神が象徴されています。
そして、ここがポイントですが、なぜ、蘇るという漢字の頭が、
「艸」 くさがんむりになっているのでしょうか???
頭にある草の冠で、それは神の象徴・・・ときたら・・・
「イエス・キリストの茨の冠」な訳です。
次に、「蘇る」の「魚」の部分です。
これは、深い意味が実は、隠されています。
(マタイ福音書 4章 18~19節)
イエスは、ガリラヤ湖のほとりを歩いておられたとき、
二人の兄弟、ペトロと呼ばれるシモンとその兄弟アンデレが、
湖で網を打っているのを御覧になった。彼らは漁師だった。イエスは、「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしよう」と言われた。
(ヨハネによる福音書21章)
すると、イエスは彼らに言われた、「舟の右の方に網をおろして見なさい。
そうすれば、何かとれるだろう」。彼らは網をおろすと、魚が多くとれたので、
それを引き上げることができなかった。(中略)
イエスは彼らに言われた、「今とった魚を少し持ってきなさい」。
シモン・ペテロが行って、網を陸へ引き上げると、
百五十三びきの大きな魚でいっぱいになっていた。そんなに多かったが、網はさけないでいた。
まず、使徒に対し、人間を獲る漁師にしてあげようと述べています。
さらに、ヨハネの福音書では、153匹の魚を取り上げています。
以前、ゲマトリアの項目で言いましたが・・・
153という数字は、非常に特殊な数字で、
3で割り切れる数字なら全て、各桁を3乗することを何回か繰り返すと、153になります。
詳しくは、下記を見て下さい。
で、153と言うのは、救いの数であり、
使徒を漁師に見立てて、魚を救済する信者に見立てた訳です。
こう言う事まで考えれば、「蘇る」の魚の意味は、
「神によって救済される信者」の暗示がある訳ですね。
そして、「蘇る」の最後には、「禾」=ノ+木ですが、それはそのままの意味です。
ここまでを捉えると、、、
「蘇る」=「神の茨の冠」+「神により救済される信者」+「ノ」+「木」 を示します。
神によって信者を救済する木と言えば・・・
要するに、これも、「生命の樹」を示している訳ですね^^
こういうバックボーンを考慮して、「お屠蘇」を解きますと・・・
屠られたが、その後、蘇ったイエスキリストの復活を祝うお神酒、、、となる訳です。
(もしくは、再びイエスキリストが降臨することを願っての酒)
まぁ、このように書いてしまうと、
正月の行事なのに、キリスト教だったのかよ!って声が出てくるかもしれませんね。
そこで、少し宗教について論じます。
しかし、管理人は、常々、キリスト教も、ユダヤ教もイスラム教も、
そして、日本にある仏教も、儒教も、神道も、、、全て同一根源だと思っています。
それぞれの根っこの深い部分を追いかけて見て下さい。
きっと何か見えてくるモノがあるはずです。
ちなみに、空海の「三教指帰(さんごうしいき)」と言う本には、
空海が辿りついた奥義について、書かれているそうです。
その三教指帰の中で、空海は、日本の「仏教」「儒教」「神道」は、
それぞれ一つの出どころから派生していると述べています。
要するに、空海も、全てが同一と言う事に気付いていたんですね^^
まぁ、そう言う訳で、宗教の根源は全て同一ですので、
何を信じても、「ローマの道は全てに通ず」のように、最後は全て同じ所に行きつきます。
なので、宗教として、私は何を信じても良いと思います^^;
ただ、宗教に関しては"三つ"だけ言えることがありまして・・・
まず、一つ目は、無宗教はよくない!って事。
次に、二つ目は、釈迦の言う末法の世(1052年~)以降に出てきた宗教は、
間違いを多く含んでいる可能性が高いってことです。
最後に、三つめは、最近広まっているニューエイジ系のほとんどは、
ほとんどが宗教カルトのようになってしまっているってことです。
これらは、私も色々な本を読みましたが、
釈迦もキリストも、聖徳太子も、、、全部似たような事を言ってます。
要するに、どんどん世俗が悪くなってきているようで、
そう言う世の中では、正しい教えも生まれては来ないし、その期待も出来ないってことです。
(宗教組織自体も半ばお金儲けに走ってしまってます)
なので、こう言う時は、原点に立ち戻り、
キリスト教なら聖書を読めばいいし、神道なら記紀の類などを読めば良い。
仏教なら、空海や最澄あたりの筆を読んでみるといいのではないかと思います。
なんかお屠蘇の由来から、始まって横道にそれてしまいましたが・・・
まぁ、正月を機会に、何気ない風習に隠された、
古(いにしえ)の教えを感じ取って頂ければと思います^^;
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