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2013年9月21日
現在、シリア問題がニュースを騒がせていますが、
管理人自身、ちょっと気になっているのが、フランスの動向です。
下記は、本日のニュースなんですが、ここに来て、フランスがおおっぴらに、
シリアの反政府側の勢力に武器供与の可能性を匂わせています。
フランス大統領、シリア反体制派への武器供与を初めて示唆
元々、シリアは、第一次世界大戦後の1920年~1946年までは、
「フランス委任統治領シリア」で、フランスがシリアの宗主国的立場でした。
だからこそ、シリア問題では(アメリカ以外にも)フランスが前面に出ている訳ですが、
フランスの考えとして、第一次世界大戦後のように、
シリアの権益確保を目指しての行動だと見て取れます。
それで、管理人は、前々から述べているんですが、、、
アメリカが中東から撤退した事で生じる中東の軍事的空白地域を、
フランスが統治に乗り出した時が非常に危ない、、、と感じています。
こちらの記事で紹介しましたが、
ノストラダムスの預言の中では、フランスとイスラム教国との対立が預言されています。
(百詩篇Ⅱ.23)
フランスよ 汝リグーリア海を渡るなら
大海と島々のあいだに取り囲まれてしまうのに気づくだろう
敵はマホメット それより手ごわいのはアドリア海
汝は馬の骨と尻をかじることになろう
おまけに、ノストラダムス自身に、
フランスは勢力拡大を図ってはならないと釘をさされています。
(百詩篇Ⅱ.24)
遠征による大混乱
人間と財宝の莫大な損失
二度と勢力拡大を企ててはならぬ
フランスよ わが予言を忘れたもうな
百詩篇には、約1000個ある四行詩がありますが、その中でも、ノストラダムスが、
一人称の言葉を使って警告しているのは、上記の(百詩篇Ⅱ.24)のみです。
それだけに、この預言は、他のものと比べて大きな意味があります。
既に、フランスとロシアとでは、シリア問題に対して、
大きな隔たりがある事が露呈しましたが、、、
来週は、国連総会の場で、シリア政府側を支援しているイラン首脳と、
米仏の大統領と会談する可能性もあるようです。
来週以降は、もしかすると今後の世界情勢を占う意味で、重要な週になるかもしれません。
PS.
歴史を紐解くと、第一次世界大戦後にフランスがシリア統治に乗り出した辺りで、
ギリシャとトルコが戦争(希土戦争(1919年-1922年))をおっぱじめているのですが、
シリア以外にも、その影響が、周辺諸国まで広がるようだと、
いよいよ、、、という情勢になるかもしれません。
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