恐怖指数に見られる危険な兆候：不況対策！個人でも有効な方法

管理人自身、個人投資家でもあるので、色々なチャートを見ていたりするのですが、
その中で、気になるチャートがあったので紹介しておきます。

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下記は、投資家の心理状態を表す「恐怖指数」と呼ばれるものです。

上にあがるほど、悲観的ムード。
下にさがるほど、楽観的ムードを表します。

管理人自身、このチャートも定点観測の一つに入れているのですが、、、

そのグラフ自体は、２０１１年８/８の３波高値の４８．０から、この２月半ばまで、
一貫して、下がり傾向にあったのです。

ちなみに、昨年の８/８の高値を付けていた直前は、
下記のようなリスクイベントが起こっていました。

6月

• 6月4日 - チリ南部のプジェウエ火山が半世紀ぶりに噴火。
  南アメリカ、ニュージーランド、オーストラリア全体で航空交通のキャンセルを引き起こし、
• 3000人以上が避難を余儀なくされる。
• 6月16日 - 世界各地で皆既月食が起こる。

7月

• 7月1日 - 中華人民共和国では『国防動員法』が正式発効。この日は中国共産党創設90周年。
• 7月3日 - タイ王国で総選挙を施行し、野党のタイ貢献党が第一党となった。
• 7月8日 - 7月21日 - スペースシャトル・アトランティスが最終飛行、スペースシャトルが全機退役。
• 7月9日 - スーダンの南部が南スーダン共和国として分離独立。
• 7月15日 - アフガニスタンの在留米軍の撤収開始。
• 7月22日 - ノルウェーの首都オスロにある首相府で爆破テロ事件発生、
  ウトヤ島でも銃乱射事件が発生（ノルウェー連続テロ事件）。
• 7月23日 - 中華人民共和国高速鉄道の杭州 - 福州間で車両の脱線・追突事故が発生（2011年温州市鉄道衝突脱線事故）。

8月

• 8月6日 - ロンドン北部で黒人男性が警官に射殺された事件が起こり、
  これをきっかけに暴動に発展。（イギリス暴動）
• 8月6日 - 米国債、初の格下げ＝財政懸念で「ダブルAプラス」―S＆P
• 8月15日 - 本田・ムルコス・パイドゥシャーコヴァー彗星が地球に最接近。
• 8月23日 - 内戦状態に陥っていたリビアで、国民評議会を筆頭にした
• 反体制派陣営による軍が首都トリポリを制圧し、
  40年以上の長期政権となっていた カダフィ政権が事実上の崩壊を迎えた。

８/８辺りは、ロンドン暴動やアメリカ国債の引き下げという２大ショックで、
投資家心理が、恐怖のピークに達したと言う訳ですね。。。

あと、この危機的状況のピークの前に、6月16日に世界各地で皆既月食という"しるし"があったのも、印象的です。

それで、もう一度、グラフを見て貰いたいのですが・・・

気になるのが、５波からABC波と続く波動が、
ダイアゴナルトライアングル（斜行三角形）を形成していたのですが、
現在は、その三角形から飛び出した！という状態な訳です。

ここに、凄く重要な意味合いがあります。

ダイアゴナルトライアングルの形成は、一つの相場の終わりの時期によく現れます。
そして、ここから、新しい相場が始まることを示唆します。

要するに、これまでの楽観的ムードから、悲観的ムードの転換を示唆するものです。

なので、この２月半ばから、何らかのリスクイベントが、
立て続けに起こり得る可能性があるので、注意してもらいたいところです。

管理人は、アメリカの内乱やサウジのデモ等の動乱、イタリア・ギリシャの国債問題を疑っています

ダイアゴナルトライアングルが終わる時は、
チャートが、徐々にではなく、突発的に一気に跳ね上がることが多いです。

したがって、【予想外の突発事象が起こる可能性が高い】とも言えます。

突然の暴動、突然の自然災害、戦争勃発、突然の内閣解散などなど、、、

予想外の出来事が起き易く、チャートでみる限り、
今後、リスクオフモードが高まる傾向なので注意が必要です。

（まぁ、管理人は３月の春分辺りから、一気にムードが変わってくると思ってるんですが、
今は、まだ初期の段階だと思います）

取りあえず、少々潮目が変わってきた兆候がありますので、
管理人自身は、ドル円相場で円ロングポジションを取ろうと思います＾＾；
（７７．７５円で指値注文しました）（現在はユーロの戻り売りポジションに変更しています。105.7円付近が戻り高値になるだろうと予測しています）