債券でのリスクヘッジ：不況対策！個人でも有効な方法

管理人自身、投資としては、株・商品・FX等のほかに、
最近は債券相場にも手を出し始めています。
（おかげさまで、債券でも、それなりに勝たせて頂いてます＾＾；）

と言うのも、債券は、国家の盛衰を現すバロメーターだからです。
（また、同時に国債売りは、国家債務危機時の最良のリスクヘッジにもなります）

第二次世界大戦後、バブル崩壊やリーマンショックなど、数々の経済危機がありましたが、
これまで、不況を脱し、経済が立ち直れてこれたのは、
国を挙げて（銀行等への）公的支援・税金投入などが出来ていたためです。

しかし、そうしたツケは、溜まり溜まって、いつかは国家の負債となって跳ね返ってきます。

欧州危機から始まった国家負債による不況は、欧州に始まり米国でピークになります。

今は、欧州の負債問題ばかりが注目されていますが、
米国も、2013年の会計年度（2012年10月～）から、財政の崖の問題に直面します。

したがって、米国の債券市場も、今後、十分注意する必要があるのです。

管理人の場合は、下記にも述べてますが、
今年の夏ごろから、米国債券市場や日本国債市場を注意深く観察しています。

米１０年債価格（T-note）に見る米国の限界

過去最高に迫る長期金利（８～１１月は日本売りに要注意！）

ちょうど、上記記事を書いた7月半ば頃が、米国債も日本国債も天井圏だったようで、
その後の２ヶ月間で、天井圏から反落しています。（まぁ、予測通りだった訳ですが）

それで、現在は、やや反騰しているのですが、７月の天井を上抜かない限りは、
反落からの一時的な反騰局面（２波？）で終わる可能性が高いと思います。
（今の反騰の高値が、２番天井になる可能性があると思います）

また、仮に、７月の天井を上抜く場合でも、長期的に見て、
米国債も日本国債も上値を抑えられているため、国債価格の上昇は期待薄だと思います。

（どちらかと言うと、米国債の方が日本よりも先に、危なくなると思います）

取りあえず、問題は債券売りをする場合、どの時点で売りを仕掛けるか・・・ですが、
日本国債のチャートで、大まかに判断できるかなと思ってます。

７月の天井を上抜かない場合は、
テクニカル的には、おおよそ、下記にようなAB＝CDパターンでの
反落になるのではないかなと、考えています。

そのタイミングと同時期に米国債も売り始めると良いのかも知れません。
10月は、欧州の国債の大量償還も控えており、今年、最も気をつけるべき時です。

真の終盤戦は、政府が今日の低金利で借入をできる能力の限界にぶち当たり始める時です。
ギリシャは既にそうなってますが、今後、スペイン、、、アメリカ、、、日本と続きます。
十分注意しておいて下さい。

なお、ここで述べたことは、あくまで予想ですし、当たらないかもしれません＾＾；
投資は全て自己責任なので、悪しからずｍ（）ｍ

最近、下記の本を買いました。
今、読んでいる所ですが、これからの時代にピッタリのテーマかも？