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2014年8月29日
※当記事は、あくまで管理人の妄想に過ぎませんので悪しからず
先日の「迫りくる猫の国④」、「迫りくる猫の国⑤」では、日本人の"根"を考慮する上で、
神武東征で暗示された「平方根」の意味や、相撲の「天円地方人角」の考え等を解説しました。
そして、この"天地人"の考えは、日本の歴史にも対応しています。
我々人類は、知らずのうちに、地⇒人⇒(五行)⇒天(or地)という、
そんな人類計画の中で、生かされているのかもしれません。。。
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さて、ここで、一つ考えて貰いたいのですが、、、
何事にも初めがあれば、終わりがあります。
特に、この"終わり"については、管理人が思うに
書物などでは、初まりの時に、終わりも暗示される事が多いように思います。
例えば、聖書においては、創世記のエデンの園という人類の始まりの時に、
終わりの日の預言もセットになって書かれていたりします。
<創世記3章14節~>
主なる神はへびに言われた、「おまえは、この事を、したので、
すべての家畜、野のすべての獣のうち、最ものろわれる。
おまえは腹で、這いあるき、一生、ちりを食べるであろう。わたしは恨みをおく、
おまえと女とのあいだに、おまえのすえと女のすえとの間に。
彼はおまえのかしらを砕き、おまえは彼のかかとを砕くであろう」。つぎに女に言われた、
「わたしはあなたの産みの苦しみを大いに増す。あなたは苦しんで子を産む。
それでもなお、あなたは夫を慕い、彼はあなたを治めるであろう」。
このように、物事の初まりの際には、終わりも暗示されている場合が多いのです。
では、日本の記紀(古事記・日本書紀)の場合はどうか?
そう考えると、管理人は、記紀も例外ではないように思います。
ただ、記紀について考察する前に、もう一つ、日本人には、
初めと終わりが暗示されているモノがありますので、それについて考えて見ましょう^^;
その初めと終わりが暗示されているモノは何かと言うと、、、
日本人にはお馴染みの神社の狛犬です!
▼神社の狛犬(右が阿形、左が吽形)
この神社の狛犬を、よーく観察して見て下さい。
必ず向かって右の狛犬は口を開け、向かって左の狛犬は口を閉じています。
これは、右が始まりの阿(あ)を示し、左が終わりの吽(ん)を示しています。
▼左の吽形の狛犬は女 ⇔ 右の阿形は狛犬(or獅子)は男
【狛犬さんぽより引用 岡崎市の椿宮神明社の狛犬】
また、狛犬の性別的には、向かって左の吽(ん)の狛犬は、子供の狛犬をおんぶしたり、
右足の下に子供の狛犬が居たりすることが多々見られます。(子取りと言うらしい)
(逆に右の阿形は玉を持つことが多く、これを玉取りと言うらしい)
つまり、左の吽(ん)の狛犬の性別は女であり、反対の右の阿(あ)は男です。
ここでも、"終わり(吽)は、女性と子供"の暗示があります。
このように、聖書も狛犬も、最後は女性と子、、、という暗示があるのです。
(また後で詳しく言いますが、記紀も同様に、最後は女性と子なのです)
そしてついでに言えば、、、
この女性の吽の狛犬は、下図のように『角』を持っている事も多々あります。
(逆に、男性の阿の狛犬には、こういう角は、一切見られません)
なぜ、終わり(吽)を示す女性の狛犬のみに、『角』が見られるのか?
この角の意味は、管理人も、具体的には、良く分かっていません^^;
(終わりの時が来ないと、意味が分からないのかも?)
ただ、まぁ、聖書学的には、角には、"王"や"国"などの象徴でもありますし、
日本で言えば、角は、"鬼"の象徴でもあります。
したがって、なんとなく、女性で「鬼」で「王、国」というと、、、
管理人的には、鬼道によって邪馬台国を治めた女王・卑弥呼を連想します。
母は子供の為なら、鬼にでも修羅にでもなる・・・などと良く言いますが、
もしかすると、終わりの日には、女性が国家権力を握る時が来るのかも知れません。
<雌鶏歌えば家滅ぶ・牝鶏晨す(ひんけいあしたす)>
めんどりがおんどりに先んじて時を告げるのは不吉なきざしである。
妻が夫を出し抜いて権勢をふるうような家はうまくゆかず、やがて滅びるというたとえ。
さて、今まで聖書や狛犬について見ましたが、双方とも、終わりは女性でした。
そして、この"終わりが女性"の関係は、『記紀(古事記・日本書紀)』でも見られます。
古事記の人代は、神武天皇(男)に始まり、推古天皇(女)で終わる
日本書記の人代は、神武天皇(男)に始まり、持統天皇(女)で終わる
▼持統天皇
このように、記紀も双方ともに女性天皇で終わっているのですが・・・
これは道教の男女一対の陰陽思想が反映されているからでしょうか?
管理人は、それも理由の一つに有るとは思うのですが、
わざと、こういう作りにしているのは、物事の終わりを見据えての結果だと思うのです。
特に、始まりを示す神武東征時の『179万2470余年の平方根』に対応する何かが、
終わりを示す持統天皇に隠されているような気がしてならないのです。。。
そう思って調べると、気づくことが一つあります。。。
それは、日本書記において、持統天皇には、『天』の意味があるという事です。
日本人なら、一度は聞いた事はあると思いますが・・・
「天」を示す言葉に、『高天原(たかあまはら、たかまがはら)』という言葉があります。
▼高天原とも言われる高天彦神社(奈良県御所市北窪158)
実は、日本書紀において、この高天原という言葉は、(神代を除けば、)
唯一、持統天皇の名前(和風諡号)にのみ見られるのです。
高天原廣野姫天皇(たかまのはらひろのひめのすめらみこと)
※『日本書紀』において「高天原」が記述されるのは冒頭の神代とこの箇所のみ
したがって、持統天皇の名にある『高天原』は、とてつもなく重い意味合いを持ちます。
そして同時に、日本書紀の最後の持統天皇で、『天』が暗示されているのは、
日本書記が「地⇒人⇒天」という一つ流れ(構造)を持っている証拠です。
▼日本書紀には、「地⇒人⇒天」の流れが存在する
こういう「天地人」の三極が、記紀の根底に意識されているからこそ、、、
神武天皇は、『179万2470余年』の平方根という、
「地」から、全てが始まった事をわざわざ明示した訳ですね。
ちなみに、持統天皇は、「統」という"すべる"意味を持つ名がありますが、
漢風諡号に糸編の漢字を持つ数少ない天皇の一人です。(綏靖・継体・持統のみ)記紀では、日本の天皇家の流れは、"糸"で暗示され、
糸編の漢字を持つ天皇は、非常に重要な天皇だと思われます。
それで、持統天皇の"統"は、継体持統という四字熟語の由来と言われますが、
それ以外にも、スサノオとの誓約の勝負の際に、天照大神が頭髪と腕に巻いていた
八坂瓊之五百箇御統(やさかにのいほつみすまる)も意識されていると思われます。こう言う事から考えると、、、管理人が思うに、、、
持統天皇=天照大神という仮託が為されているような気がします。
また、持統天皇の諱は、鵜野讚良姫(うののさららひめ)ですので、
鵜の羽根を敷いて御子を産んだ、豊玉姫も意識されている可能性が高いです。
さて、前述のように、『高天原』の名がつくことや、「統べる」の意味合いからして、
持統天皇には、天照大神(さらには豊玉姫)の存在が意識されています。
しかし、、、実は、その一方で、
持統天皇には、『続日本紀』においては、もう一つ奇妙な名も与えられているのです。。。
それは、、、下記の「根子」がつく名前です。
<『続日本紀』において、持統天皇の火葬時の和風諡号>
大倭根子天之廣野日女尊(おほやまとねこあめのひろのひめのみこと)
この「根子」のつく名前は、『日本書紀』の歴代天皇には、稀に見られる名で、
6・7・8代天皇と22代天皇の、わずか4人にのみ見られる珍しい名前です。
※日本書記の中では、持統天皇に与えられた「根子」の名前は出てきていません
<以下は、日本書紀>
- 神武 神日本磐余彦尊・始馭天下之天皇・若御毛沼命・狹野尊・彦火火出見
- 綏靖 神渟名川耳尊
- 安寧 磯城津彦玉手看尊
- 懿徳 大日本彦耜友尊
- 孝昭 観松彦香殖稲尊
- 孝安 日本足彦国押人尊
- 孝霊 大日本根子彦太瓊尊
- 孝元 大日本根子彦国牽尊
- 開化 稚日本根子彦大日日尊
- 崇神 御間城入彦五十瓊殖天皇・御肇國天皇
- 垂仁 活目入彦五十狭茅尊・活目尊
- 景行 大足彦忍代別天皇
- 成務 稚足彦尊
- 仲哀 足仲彦天皇
- 応神 譽田天皇
- 仁徳 大鷦鷯尊・大鷦鷯天皇
- 履中 大兄去来穂別尊
- 反正 多遅比瑞歯別尊
- 允恭 雄朝津間稚子宿禰尊
- 安康 ---
- 雄略 大泊瀬幼武尊
- 清寧 白髪武広国押稚日本根子天皇
- 顕崇 弘計天皇・来目稚子
- 仁賢 億計天皇・大石尊
- 武烈 小泊瀬稚鷦鷯尊
- 継体 男大迹王
- 安閑 広国押武金日天皇
- 宜化 武小広国押盾天皇
- 欽明 天国排開広庭天皇
- 敏達 渟中倉太珠敷尊
- 用明 橘豊日天皇
- 崇峻 泊瀬部皇子
- 推古 豊御食炊屋姫尊
- 舒明 息長足日広額天皇
- 皇極 天豊財重日足姫天皇
- 孝徳 天万豊日天皇
- 斎明 天豊財重日足姫天皇
- 天智 天命開別尊
- 弘文 ---
- 天武 天渟中原瀛真人天皇
- 持統 高天原廣野姫天皇
<以下は、続・日本紀>
41.持統 大倭根子天之廣野日女尊
- 文武 倭根子豊祖父天皇・天之真宗豊祖父天皇
- 元明 日本根子天津御代豊国成姫天皇
- 元正 日本根子高瑞浄足姫天皇
- 聖武 天璽国押開豊桜彦天皇
- 孝謙 高野姫天皇・倭根子天皇
- 淳仁 ---
- 称徳 高野姫天皇・倭根子天皇
- 光仁 天宗高紹天皇
- 桓武 日本根子皇統弥照尊
<以下は、続・日本後紀>
- 平城 日本根子天推国高彦尊
- 嵯峨 ---
- 淳和 日本根子天高譲弥遠尊
<以下は、本朝皇胤紹運録・一代要記>
- 仁明 日本根子天璽豊聡慧尊
- 文徳 以後、和風諡号無し
しかし、上記の通り、、、
なぜか、『続日本紀』以降の天皇の和風諡号には、「根子」の名前が復活しているのです。。。
そして、時期的には、『続日本紀』の第42代の文武天皇の即位以降、、、
正確には、第41代の持統天皇が崩御し、火葬された時以来、この傾向は見られます。
したがって、後代の「根子」は、この持統天皇から始まっていると言って過言ではありません。
<『続日本紀』文武天皇(大宝三年十二月十七日)条より>
十二月十七日 従四位上の当麻真人智徳が、諸王・諸臣を率いて、
太上天皇について誄(しのびごと)を奏上し、大倭根子天之廣野日女尊(おほやまとねこあめのひろのひめのみこと)
という諡(おくりな)を奉った。この日、飛鳥の岡で火葬にした。十二月十七日 大内山陵(天武天皇陵)に、太上天皇を合葬申し上げた。
▼明日香村野口の天武・持統天皇陵(珍しい八角墳)
【画像は阪南大学・天皇陵を決定づける八角形墳より引用】
しかし、いったい、なぜ、持統天皇には、『高天原』という天を示す名があったり、
『根子』という地を暗示する、両極端な名前があったりするのでしょうか?
そして、さらになぜ、持統天皇以降、『根子』という名前が復活しているのでしょうか?
まるで、ここには、冒頭で示した通り、「天」と「地」の両方のルートがあるかのようです。。。
どうにも、解せない部分が多過ぎますが・・・
このように、『根子』という名には、何かしらの、深い意図がある気がします。。。
管理人も、まだ、その真意を掴みかねてはいるのですが・・・
次回もまた、考察して見たいと思います^^;
次回で、この「迫りくる猫の国」のシリーズは最終回になるかも(?)
続き:⇒迫りくる猫の国⑦~火葬と根子、、、天地を分ける「阿」の存在~
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