アベノミクスの崩壊　～世界で最も下落している日本株～：不況対策！個人でも有効な方法

先日から日経株が、かなり下落しています。
昨年12月末の16391円から、現在は14150円前後まで、2200円も下落しています。

これで、ほぼ天井を突いたことは、確信しましたが、
同時に、2011年11月末から続いた景気の拡大、アベノミクスも終焉を迎えたと思って良いです。

今後は、（一度だけ、何処かで金融緩和等で持ち直す動きはあるかもしれませんが）
少なくとも４波底と思われる12500円のレベルまでは下落するでしょう。

・・・と言うよりも、管理人は、そこで下げ止まらずに、
底値付近（あるいは、底値さえ割るところ）まで大きく下落する可能性が高いと思います。

気になるのが、今現在の株価の下落において、
世界の中で、最も日本の株価が下落しているという事です。

下記は、世界の株式指数の１月の変動率を示した表ですが、
世界のどの国よりも、日本の株式が下落しているのが一目瞭然です。

マスコミの連中は、新興国不安のせいで株価が下落した、、、などと言って、
聞こえの良いようにうまく誤魔化しています。

日経平均は続落、根強い新興国不安で下げ幅300円に迫る

しかしながら、そんな新興国のブラジルとか、コロンビアとかチリとか、
震源地であるはずの国よりも、日本の株価は下落しているんです。

これは、世界が、アベノミクスのリスクを重視し始めた証拠だと思いますし、
近い将来起きる世界恐慌の震源地は日本である！・・・という前兆です。

管理人は、昨年末には、ちゃんと株価の天井を警告していますし、
こちらの記事で、「近い将来、日経株が米国株に比べて大きく下落する」と言及しています。

まさに、それが現実味を帯びてきたと思われるのですが、、、
今後は、さらに日本一人負けの状況が、より顕著になるでしょう。。。
（NISAに釣られて、株なんて、買ってる場合ではないですよ？）

４月２１日に訪れる最も強力なカーディナルクライマックス

ちなみに、1929年の世界恐慌時は、震源地の米国が最も被害を受けましたが、
実は、その他の国に被害が拡大したのは、半年程度、後になってからのことです。

まぁ、現在は、ネットの普及で世界に波及するスピードが、1929年の時とは段違いですので、
半年とは言わず、もっと早く世界に波及すると考えられますが、
それでも、震源地になるであろう、日本が、最も早く、大きな被害を受けると思います。

世界恐慌時の米国は、株価は直前高値から約９０％減少しました。

日本の場合、アベノミクスでの最高値が16391円でしたので、
９０％減少したとすると、、、単純に考えるなら1639円まで下がる計算です。

実際、そこまで下がるのか？と思われる方もいるでしょう。

ですが、今回は、下記のように、3000年に一度の大きな節目です。
管理人は、それくらいの衝撃を、見込んでおいた方が良いように思います。

取りあえず、今後の大きな転換点の一つは、４／２１前後と思われます。

ここでは、冥王星、天王星、木星のＴ字スクエアとなるのですが、
リーマンショックから続くカーディナルクライマックスの中で、最も強力と言われています。

この頃には、金融緩和どころか、世界中で大きな社会混乱も起きていると予測されます。

多分、２月後半～３月初旬にかけて、多分、一度、株価は持ち直すと思うのですが、
その辺が、良い戻り売りのポイントを与えてくれることになるでしょう。

「アノマリー投資」という本によると、、、

S＆P500株価指数が、最初の第一四半期の間に、
昨年12月安値を割り込んだ場合、その後の暴落の重要な警戒サインになるとしています。

既に、S＆P500株式指数は、その警戒ラインである12月安値を割り込んでいます。

▼S＆P500株式指数の月足

今後の下落に、十分警戒して下さい。

PS.
ちなみに管理人は、自身の信条から、日本にトドメを指す売りは仕掛けたくありません。
なので、最も稼げると分かっていても、日経平均の株売りは実施しない方針でいます。

代わりに、昨年末からDAXとS＆Pで株売りポジションを構築してます＾＾；