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2016年10月31日
先日、「ドイツ株(DAX指数)に見る暴落の予兆?」という記事を書いておきながら、
意見を180度変えるようで、申し訳ないんですが・・・
先日以来DAXをを見ると、先週、若干、直近の高値を更新し、
10800台を付け、管理人が想定していたMAXの高値を更新してしまいました。
そのため、これはDAXの暴落パターンは可能性が低くなったと判断しました。
それで、週末、色々と分析をしていたのですが・・・
現在、ブレグジット(イギリスのEU離脱)問題で揺れる英国株FTSEを見ていて、
ふと気付いた事があり、それで、方針を改めました。
下記が、英国株の長期チャートです。
コレを見ると分かるんですが、英国株は、これまで1997年から2016年現在まで、
約19年間も、ずーっと3400-7000までのレンジ相場でした。
ところが、ココに来て、ブレクジット問題に伴う、英中央銀行(BOE)の利下げから、
過去最高値を更新し、長期三角保ち合いから、上放たれしつつあるようです。
(エリオット波動的には、今後、3波の上昇局面に向かいつつあるように見えます)
通常、保ち合いからは抜けだした方向に、一気に進む可能性が高いです。
(しかも、19年間もパワーを貯め続けている相場ならなおさらです)
したがって、どうも、英国株は今後、暴騰する可能性の方が高そうだと判断しました。
まぁ、そう言う事を考えると、同じ欧州のドイツ株DAXも、
来年3月まで、金融緩和は継続される方針なので、連れ高のように
三尊崩れで、株価の高値を再び伺う可能性の方が高いのではないかと判断しました。
・・・と言う事で、先日の記事を判断を変更し、
今後、株価は、暴騰へと向かいつつある、、、と変更したいと思います。
こちらも、先週色々と読んで、管理人が参考にさせて頂いた記事なのですが・・・
大和証券のアナリストの方が、通貨安と株式市場の関係を調べてレポートにまとめています。
これによると、自国通貨安=株高になるとは一概に言えないようで、、、
これまで、自国通貨安=株高になるのは、日本とスイスと米国のみ!だったそうです。
そして、その3カ国を除いた、世界のあらゆる国は、
上記とは逆で、自国通貨安=株安になるというパターンだったのです。
ところが、、、どうも近年、そのパターンが崩れてきたようで、、、
低金利政策をとっているユーロ圏も、新たに、その自国通貨安=株高という
そういうパターンに移行しつつあるらしいのです。
(米国は、逆に自国通貨安=株高から、自国通貨安=株安のパターンに移行しつつある)
詳しい理由については、先のレポートを読んで頂くとして、、、
とにかく、今後、利下げをして、自国通貨安をする国は、株価暴騰する可能性があります。
それに比べ、今年8月に「2009年以来の利下げ」を行った英国は、
今後、どうも利下げの方針を進めつつあるようにも思えます。
こう言う所からも、どうも英国株は今後、暴騰するかもしれません。
一方、金利の利上げがネックとなり、株価が暴落すると思われる国もあります。
それは、、、中国です。
まぁ、こちらは私も勉強中なので、詳しくは説明しきれないので、
下記の記事を見て頂くと良いのですが・・・
ドル金利が上昇すると、中国元との金利差が縮まり、
輸入銅の調達コストが大きくなるため、銅価格の下落が引き起こされるらしいです。
そしてさらに、そこに来て、銅価格が下落した場合、一気に中国企業の破綻リスクが増えるようですが、中国の業者によると、今年後半、銅価格が下落すると見込まれているようです。
このように銅価格が下落すると、その影響で、中国株は一気に下落傾向になるでしょう。
世界の銅需要の約40%を占めるのが中国なので、
中国の銅需要が減ると、銅価格は、一気に下落します。
▼国別の銅消費量
【画像はJOGMEC Virtual金属資源情報センター ニュース&レポートより】
管理人は、先日の記事より、銅価格の急落を懸念していますが、
どうも、この銅価格の下落の影響をもろに受けるのは中国だ、、、と言うのが予測です。
場合によっては、中国株はさらに低迷するかもしれませんね。
(中国に銅を依存し、精鉱行が多いオーストラリア株も下落する可能性大)
と言う事で、金利の動向によって、世界各国で、株式の暴騰や暴落を招く、、、
・・・というような、強弱まちまちのパターンになるようです。
不安定な世の中になりそうですが、上手く切り抜けたいものですね^^;
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