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2016年3月 5日
前回は、「人生の幸福論・五福六極」の内容について示しました。
今回は、その続きです^^
なお、今回の記事は、「迫りくる猫の国の記事」とも若干絡ませています。
なので、ちょっとオカルトチックですが、その点はご容赦を^^;
さて、この世界で最も強い動物は何か?と問われると、、、
多くの人は、百獣の王であるライオンだと答えるのではないでしょうか。
このライオンですが、日本にも古くから、その存在は知られていました。
何処に見られるかと言えば、、、それは、神社です。
神社には、狛犬の獅子として、見られます。
(正確に言えば、獅子というのは「阿形の狛犬(男)」の方です)
▼狛犬:左の吽形の一角獣は女 ⇔ 右の阿形の獅子は男
もちろん、この獅子(唐獅子)は、中国を経由した伝聞情報によるデザインなので、
それなりにアレンジされ、元のライオンとはかなり違った様相になってはいますが・・・
とにかく、獅子(ライオン)の存在は、日本にも古くから認識はされていたようです。
日本の諺(ことわざ)の中にも、それが見られます。
有名な所で言えば、「獅子の子落とし」、「獅子身中の虫」などの諺があります。
獅子(ライオン)見たはずもない日本人が、こうした諺を作っているのは、
非常に面白いとしか言えません。
そうした獅子に関する興味深い諺の一つに、「獅子身中の虫」があります。
これは、どういう意味かと言うと、、、
「獅子身中の虫」の意味
獅子の体内に寄生しておきながら、獅子を死に至らせる虫の意味から。
もと仏教語で、仏教徒でありながら仏教に害をもたらす者のことをいった。
『梵網経』に「獅子身中の虫、自ら獅子の肉を食らい、余外の虫に非ざるが如し。
是くの如く仏子自ら仏法を破り、外道・天魔の能く破壊するに非ず」(獅子は自身の体内に巣食う害虫に食われて死ぬのであり、
外からの虫に食われるのではない。
これと同じように悪い仏徒が自ら仏法を破壊するのであり、
外道や天魔が仏法を破壊するのではない)とあるのに基づく。
「獅子身中の虫、獅子を食らう」と続けてもいう。
と言うように、獅子という強い存在も、、、
内側から、虫(寄生虫)に、その身を喰われて死ぬ事が古来から説かれています。
このように、内部の虫は、非常に恐れる存在でもあるのです。
先ほどの、「獅子身中の虫」は、仏教説話が、基本になっていますが、、、
この話は、道教でも似た話があります。
それは、日本の庚申信仰(こうしんしんこう)にも見られます。
庚申信仰(こうしんしんこう)
十干十二支の一つ庚申の日の禁忌を中心とする信仰。
中国では道教の説で,
庚申の夜睡眠中に体内の三尸虫(さんしちゅう)が逃げ出して、
その人の罪を天帝に告げるといい,虫が逃げぬよう徹夜する風習があった。
やはり、ここでも見られるのは、体内の虫です。
両者に共通するのは、体内の虫(寄生虫)の存在です。
このように、恐るべきは、、、体内の虫なのです。。。
ちなみに、この体内の虫をどう対処するべきか?と言う問題については、、、
先ほどの、三尸(さんし)の思想の中に、それが伺える部分があります。
<三尸(さんし)とは>
道教に由来するとされる人間の体内にいると考えられていた虫。
▼三尸図
【図は猿も煽てりゃ、ブログする。より引用】道教では人間に欲望を起こさせたり寿命を縮めさせるところから、
仙人となる上で体内から排除すべき存在としてこれを挙げている。病気を起こしたり、庚申の日に体を抜け出して寿命を縮めさせたりする理由は、
宿っている人間が死亡すると自由になれるからである。葛洪の記した道教の書『抱朴子』(4世紀頃)には、
三尸は鬼神のたぐいで形はないが宿っている人間が死ねば
三尸たちは自由に動くことができ又まつられたりする事も可能になるので
常に人間の早死にを望んでいる、と記され、『雲笈七籤』におさめられている『太上三尸中経』にも、
宿っている人間が死ねば三尸は自由に動き回れる鬼(き)になれるので
人間の早死にを望んでいる、とある。
と言う事で、、、
これらの体内の虫は、人間の早死を望む存在として挙げられていすし、、、
仙人となる上で体内から排除すべき存在とされています。
したがって、上記にも書かれている通り、、、
体内の虫は、絶対に体内から排除しなければいけません。
古来から、体内の虫は、人にとっては害を為す存在として、描かれています。
これは、現代における、実在する体内の虫=寄生虫で置き換えて考えても同じです。
「迫りくる猫の国 番外編3」で紹介したように、、、
トキソプラズマの感染者は、交通事故に遭う危険性が2.6倍にも増え、
自殺率は非感染者の7倍になるなど、人間の早死の原因になります。
▼トキソプラズマ(画像は場末P科病院の精神科医のblogより)
また、トキソプラズマ以外でも、回虫・アニサキス・有鉤条虫・横川吸虫・鞭虫等々、
人体には、実に多くの寄生虫が居ます。
(※WHOによると、回虫、鉤虫、鞭虫は、
いずれも現時点で10億人以上の感染者の存在が推測されています)
▼非常に多い寄生虫の種類(図は大幸薬品HPより)
これらにしても、体内でこれらの寄生虫を飼っても、百害あって一利無しです。
たまに、寄生虫のダイエット利用等をする人もいますが、勧められるべき物ではありません。
そして、寄生虫を体内に飼うデメリットは、、、実に、多々あるのです。
- 脳組織や神経組織に侵入し、人間の思考を勝手に操ること
- 慢性的な気分の抑圧・ストレス障害を引き起こすこと
- 筋肉組織に侵入し、筋肉の動きを低下させること
- 食事として摂取した体内の栄養分を、勝手に消費し、奪い取ってしまうこと
- 寄生虫自体が毒物・排泄物を排出し、内臓(特に肝臓)に余計な負担をかけること
- 性的器官に侵入し、保有者の性衝動を変化させること
- パートナーにも寄生虫に罹患させる可能性が高まること
- etc・・・
当記事は、デトックスについて書いていますが・・・
デトックスとは、体内に溜まった毒物を排出させることです。
しかしながら、多くの人は、、、
体内の寄生虫が、多くの毒物・排泄物(卵や老廃物)を排出している事実を見逃しています。
多くの寄生虫は、その生体機能が生殖機能に特化しているものが多く、
その産卵数も、考えられないほど多いです。
参考:平成22年度食品安全確保総合調査他
- 回虫の成熟した雌は1日10万個から25万個もの卵を産む
- 日本海裂頭条虫や広節裂頭条虫の成熟した虫体は毎日1匹が約100万個もの卵を産む
本来、人体に適切な栄養分として摂り込まれるはずのエネルギーが、
寄生虫の産卵の方に、無駄に使われてしまい、、、
しかも、それらの卵等は、人体に無駄な老廃物として、
人体に余計な負担をかける原因にもなります。
▼日本海裂頭条虫(別名「サナダムシ」)の卵(終宿主はヒト、イヌ)
だから、体内の原因(寄生虫)を取り除くこと無く、他のデトックスを幾ら試みようが、
それは病気の枝葉を刈り取る行為であって、根本治療をしていることには繋がりません。
だから、何にも増して、まず第一にすべきは、、、寄生虫の除去である!
・・・と管理人は、述べておきます。
当サイトでは「小食のメリット」についても、何度も紹介してますが、
自身の意志と関係なく、勝手に栄養分を奪い取る存在が体内に居たならば、
小食も大変為し難いです。
(食べたはずなのになぜか痩せている人や、食べてもお腹が満たされない人は、
寄生虫の存在を疑ってみてはいかがでしょうか)
寄生虫の除去のやり方については、下記記事で紹介してますので、それをご参考に。
トキソプラズマで歪められる性格と寄生虫除去の方法
(性的感染等を除けば)多くの場合、寄生虫は食材を通して体内に入り込みます。
特に、生の肉であったり、生のレバーは要注意ですが、、、
日本人が普段から食べているお刺身も、決して安全とは言えません。
海洋汚染が少なかった昔と比べ、今は、海も重金属等で汚染されていて、
寄生虫が繁殖しやすい環境になり、危険性が高いものになっています。
▼普通にサバ、アジ、イカなどに居るアニサキス(神奈川県HPより)
魚介類の寄生虫については、↓下記を参考に。
寄生虫とのつきあいかた ~魚介類の寄生虫と食品衛生~
肉眼で見えるアニサキスなどならば、まだ対処のしようがありますが、、、
微生物レベルの寄生虫はについては、熱を通す以外に対処できません。
しかしながら、困ったことに、世界で日本人ほど、生(ナマ)が好きな人種は居ません。
普通の生活をしていても、日常的にナマモノを食べる機会は多くあるはずです。
法事や結婚式、その他、外食など、事あるごとにナマモノが普通に出て来ますね。
そういったナマモノを一切食べないようにして、
普段の食生活から変えるべきだ!とまでは、さすが言いませんが、、、
世界的に流通が発達し、色々な食材が輸入され、かつ、食品の汚染も叫ばれる現在では、
せめて、年に1~2回くらい、寄生虫駆除の習慣を持つべきだと思います。
ちなみに、ベトナムや韓国などでも、年に2回程度の虫下しが推奨されています。
戦前の日本でも、昭和20年代前半、日本の学校の児童は、ほぼ全員(90%以上)が、
寄生虫に冒されており、虫下しが実施されていました。(参考記事)
目に見えるレベルの寄生虫被害は減ったかもしれませんが、、、
環境汚染が酷くなった現代では、トキソプラズマの事例のように、
目に見えないレベルでの寄生虫感染が、密かに進行しているようにも思います。
しかも、今年、平成28年度からは、
従来されていたギョウ虫検査さえも、実施されない方針に、今年から切り替わります。
小学校の健診の定番 ぎょう虫検査が、平成28年度から廃止!
▼ぎょう虫
ヒトの盲腸に寄生し、肛門の括約筋が弛緩する睡眠中に肛門の周辺で産卵を行う。
先進国においては乳児・児童とその親に感染者が多く、感染率は10-20%程度。
日中の落ち着きの無さや短気になるなどの原因になることが問題視されている。
昨今の環境汚染や政治的な方針転換によって、
寄生虫にとっては天国の時代が到来しているのかもしれません。。。
寄生虫は「過去のもの」、、、と捉えること無く、
自分自身の問題として、確実に対処していきたいものですね^^;
↓以下の記事は、癌と寄生虫に関する余談です。
(未だ結論が出てない問題なので、、、興味がある人だけ読んで下さい)
ちなみに、昨今、日本人の死因の第1位(約30%)になっている癌にも、、、
寄生虫の関与が疑われ始めています。
胃がんの原因のヘリコバクター・ピロリは、病原微生物であり、
これも、一種の寄生虫(正確に言えば細菌ですが)の仕業と言って良いでしょう。
▼ヘリコバクター・ピロリ
また、つい最近(2015年11月)報告された話では、、、
なんと、小型の条虫が悪性腫瘍(癌)に変化する(伝播する)事も、新たに発見されてもいます。
2015年11月07日 米国の生物学者らが驚異的な寄生虫を発見。
この寄生虫はなんと人体に入り込み、悪性腫瘍に変化することがわかった。
条虫からヒトにがん細胞が伝播 ―コロンビア人男性の例米国がん協会(ACS)のLen Lichtenfeld氏は、
「寄生虫を含めた一部の慢性感染症ががんリスクを上昇させることは以前から知られている。 今回の症例の解明に用いられた最新の手法によって、さまざまな感染症と がんの関係についての理解が進む可能性もある」と指摘している。
また、癌患者の尿には、寄生虫(線虫)が集まる傾向もあるらしく、、、
どうも、寄生虫(線虫)は、癌細胞を好む習性があるらしいです。
寄生虫でがん発見!精度は95%以上・・・患者の尿の臭い好む線虫
公開された実験映像を見ると、2つのシャーレの中央に線虫100匹を置き、
隅の方にがん患者の尿と健康な人の尿を数滴たらす。
1時間後、がん患者の尿の周りには線虫が集まったが、
健康な人の尿には線虫は集まっていなかった。
この画期的な発見のきっかけとなったのは食中毒だった。
【画像は情報や本舗より】
岡田英人外科部長がサバに当たった食中毒患者の胃の中を調べたところ、
線虫のアニサキスが寄生していた場所に 未発見のがんを見つけたことだった。
まぁ、上記に見られる通り、
寄生虫(線虫)が集まる箇所に、癌細胞が発見される傾向があるようです。
寄生虫によって癌が引き起こされるのか?それとも、癌細胞が寄生虫を引き寄せるのか?
これは、100年前のヨハネス・フィビゲルの研究から、議論が為されている問題なのですが・・・
今もまだ、明確な結論が出ていない問題です。
ヨハネス・フィビゲル
フィビゲルは1907年にネズミの胃癌を比較研究している際、線虫の一種を発見した。
この線虫はネズミの餌となっていたゴキブリを宿主として広く分布している物であった。
胃に異常が認められないネズミに線虫が寄生したゴキブリを与えると、
高い確率で胃癌を発生することを確認した。
フィビゲルは1913年、世界で最初に人工的にがんを作り出したことになる。
ついでネコに寄生する条虫を用いて、ネズミに肝臓肉腫を起こすことにも成功した。
その後、1952年、ヒッチコックとベルがフィビゲルの実験を追試し、癌の発生原因は
線虫だけではなく、ビタミンA欠乏症との複合的なものである事を解明した。
そのため、現在は、フィビゲルの寄生虫発癌説は、誤りであったと考えられている。
しかしながら、2005年のノーベル賞で、ロビンウォレン、バリーマーシャルの2人が、
ヘリコバクター・ピロリの発見とそれが引き起こす胃炎、胃潰瘍、胃癌の研究で受賞し、
胃癌の発生には、病原微生物が関わっていることを明らかにしている。
ともかく、健康な人には寄生虫は寄りつかない訳ですので、
逆に言えば、、、
寄生虫が寄りつかない体になれば、癌も防げる!・・・とも言えそうです。
ですので、癌抑制の面でも、積極的に体内の寄生虫の駆除はした方が良い!
・・・と思われます^^
と言う事で、寄生虫と癌の関係性を述べたところで、今回は、これまでとします。
次回以降は、寄生虫除去以外のデトックスについても述べていきたいと思います^^;
春は(冬の間卵だった寄生虫が孵化するので)寄生虫除去に効果的な季節です。
寄生虫が気になる方は、各自で寄生虫除去やってみて下さいませ^^
(服用の時期としては、年に春と秋の2回くらい実施するのが良いようです)
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