以前当サイトでは、2011年1/27の日付で、S&Pの日本の長期国債の格付けが、
「AA」から「AA-」に引き下げられたことをお伝えしました。
2011年1/27の記事:S&Pによる国債の格下げ
そして、本日、4/27の日付において、S&Pは、日本の長期国債の格付けは変更無しとしつつも、そのアウトルックを「安定的」から「ネガティブ」に変更しました。
アウトルックというのは、今後の見通しを示すものであり、
このまま政府の財政健全化計画が進まないか、さらなる災害などあれば、
今後、格付けも引き下げられる可能性もありそうです。
今回のニュースは、今後の長期金利の上昇に繋がる可能性を示唆しており、
今後、インフレ圧力が増大していく事になると思われます。
管理人は、今年度中の国家破綻は無いとは考えておりますが、
東日本大震災と原発問題により、予想より早くインフレが進む事になりそうな気配です。
海の向こうのアメリカでは、既に、食糧とエネルギーについてインフレ傾向にあります。
恐らく今後日本でも、アメリカと同様に食糧とエネルギーからインフレが始まると思います。
今のうちに、備蓄できるものについては、なるべく備蓄するようにして下さい。