世界経済の行方(あくまで予測):CFD取引でインフレ対策!株と外貨で個人資産を守る

世界経済の行方(あくまで予測)

   

現在、2011年の6月16日になりますが、今後、かなり激変を伴う動きがありそうです。
投資されている方は、注意した方がいいと思われます。

少し、ここで管理人の見解を整理しておきます。
予測が外れても、ここで述べていることに一切責任を負いませんので、ご容赦ください


ドル・ユーロ・円のどれが生き残るのか?

まず、現在、ドル・ユーロ・円で言うと、何処もリスク要因があって、
それぞれが、通貨安競争のようになっています。

そういう意味で、商品の金GOLDだけは、高値を切り上げていたわけですが、
近いうちに、中国の住宅バブル崩壊で、GOLDも一時的に値を崩すと思われます。
(ただし、長期的に、まだ上がりそうな気配もある)

中国バブルが崩壊すると、世界の同時株安に波及すると思います。
(※覇権交代の前には、必ず、次期の覇権国での経済ショックが起こり、それが全世界に波及する)
こうなると、リスクオフの流れで、さらに円高が進むように思います。


で、今後のドル・ユーロ・円の予測ですが、
恐らく、最初に経済不安が聞こえてくるのは、ユ-ロ圏の問題だと思います。

ギリシャに続く、PIIGSの何処かがデフォルト危機が再燃するように思います。
で、その債務問題で、一時はフランスやドイツなどの
ユーロ離脱も取り沙汰されるんではないかと思います。
(また、アイスランド等の火山噴火や欧州全域の干ばつ問題も心配です)

そのせいで、かなり円高ユーロ安になりそうな気がしています。

現在、通貨市場では、114~117円近辺でかなり、ポジションが積み上がっているので、
動くときは、一気に動きそうな気がしています。

目処は1ユーロ105円を下回るかどうか、、、だと思います。
105円を下回ると、1ユーロ90円台が見えてきます。

一時は、ユーロは死んだと思うくらいになるんじゃないかなと思います。


ユーロの次は、ドルの危機か?

ただ、ユーロが困難になった後の、その3週間後くらいに、
次は、ドル危機が叫ばれるのではないかと予測します。

これは、米国のデフォルトリスクの顕在化によるものかと思います。


ティーパーティー運動での財政健全化路線が維持される限り、
QE3(量的緩和)までは実施できないと思っています。

債務が超過する7~8月上旬くらいにこの危機があると思います。
デフォルトのきっかけは、中国のバブル崩壊後の米国債券の購入中止宣言?かもしれません。

最終的に、米国は多くの赤字を抱えデフォルト⇒デノミが免れ得ないと予測しています。
そういう意味では、ドル資産は持たない方がいいでしょう。

で、この米国のデフォルトした時点で、究極の円高状態になっていると思います。
この超円高の時に、円を外貨にすれば良いのですが・・・
もしかすると、それもかなり難しいかもしれません。


ともあれ、米国がデフォルトすると、
日本が購入していた、米国債券も半ば紙切れになりますので、
日本政府もそれ以降は、かなり財政的に、さらに厳しくなると思います。


そして、さらなる日本の地震か原発などのリスクが顕在化した時、
日本も国家破綻まで追い込まれるかと思います。

先日「国家破綻の時期と日本の136.5年サイクル」で述べた通り、
日本も今年か来年の何処かで、亡国の危機が訪れるのではないかと思います。


折しも、2012年の10月にIMFの総会が東京でありますので、
もしかしたら、そこで、IMFの日本支援など重大決定がなされるんではないかと予測します。


世界は地域経済に?

結局は、今後の流れで行くと、多くの国は半ば潰れた状態になり、
世界は地域単位での経済になっていくと思われます。


そういう意味では、ドル・ユーロ・円では、ただ一つユーロのみが地域通貨です。

したがって、最終的に、3通貨のうちでは、
ユーロだけが、かろうじて生き残るのではないか?、、、と予測します。

ユーロ危機は、一番最初に危機が叫ばれますが、
私はユーロは解体せずに、ギリギリの土壇場で踏み留まるのではないかと考えています。
(ユーロ分裂は、地域単位の経済と逆行するからしないのではないか??)

※ただし、上記内容は、間違っていても一切保証はしません


私は、個人の資産保全を考える上では、今後の大きな世界の流れ、
世界の枠組みがどうなるかという視点で、物事をとらえた方が良さそうに思います。

そうすれば、生き残る通貨が何処か見えてきそうな気がしています。
ただし、どの通貨も基本的には、かなり価値が薄くなると思います


それ以外の通貨について

ユーロ以外には、スイスフランや豪州ドルも今のところ生き残ると思ってますが、
スイスフランや豪州ドルは、流動性に欠けます。

通貨価値としては、解体リスクのあるユーロより、
スイスフランの方が、より安全とは思います。

ニュージーランドドルは、日本と同じで、
地震リスクがあるので、あまりオススメはしません。

中国元については、ある程度持って置いた方が良いと思いますが、
日本国内では、保持量に限界があり、確か2万元(30万程度)までしか、
取り寄せが出来ないのが現状だったと思います。


ペイオフ対策・預金封鎖対策

世界の経済情勢が悪化すると、何処かで銀行が破たんする可能性が出てきます。
ペイオフは、1000万円以上の預金を保護しませんので、その額以上の預金をしない事です。

また同時に、外貨預金はペイオフ対象外ですので、外貨預金はオススメしません。
「外貨を持つなら、現金で持つべき」だと思います。


また、日経平均株価が7000円以下の状況になると、
銀行が払い戻しの一時中止や取引停止など、特殊状況に置かれることも考えられます。

そういうことに備えて、銀行に、あまり多額の現金を預けておくのはオススメしませんし、
先々の(インフレも見越した上での)生活資金は、手元に持っておくべきだと思います。


金(Gold)について

今後、通貨の信用価値がなくなると、金の需要はますます高まります。

買い場としては、中国のバブル崩壊時に、一時的に大きく値を下げるような気がしています。
そこで買い場があるなら、買っておくと良いと思います。

ただ、日本が国家破綻するような時は、金はほとんど役に立ちません。
偽造の金が出回るからです。

金と比重の近い、タングステンや鉛などに金メッキを施せば、
素人では、非破壊検査では外目からは判別できません。

また、金と他の鉱物を混ぜて、粗悪品の金も混じったものが多く流通する可能性があります。
金は24分率で、24金が純金99.9%で、18金は(18/24=75%の純度の金)です。

これらを見分ける術がないと金の正当な評価が出来ないので、
通常の物々交換では、金は不向きと言えます。
(貴金属テスターか試金石・試金棒を使えば、金の純度の検査は可能です)

あくまで、「金は、非常時には使えない資産代用品」と捉えておくべきだと思います。



取りあえず、以上が現時点での管理人の見解です。

むしろ上記の予測が外れてくれた方が嬉しいのですが、
今後どうなるか注意深く見守っていくつもりです。

個人資産のインフレ対策



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