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2016年7月26日
先日、永六輔さんの訃報に続き、大橋巨泉さんまでもがお亡くなりましたね。
タレントの大橋巨泉さん 死去
管理人は、大橋巨泉さんの政治思想やその信条を今まで知らなかったのですが、
こちらのラジオ等を聞くと、一本筋の通った方であったのだと思いました。
特に、上記のラジオを聞けば分かりますが、、、
彼は、日本国憲法99条の順守が守られてない事に、
大変な危惧をお持ちの方だったようです。。。
日本国憲法 第九十九条
天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、
この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。
しかし、昭和時代の象徴だった永六輔さん、大橋巨泉さんと、
立て続けに亡くなるのは、なんだか一つの時代の終焉を思わせます。
"人の死"、、、特に、皆から愛されていた方の死は、
この世の無常を感じさせますが、それぞれのご冥福をお祈りしたいと思います。
さて、、、「皆から愛された人の死」と言う事で考えますと、、、
多くの弟子を持っている指導者の死は、多くの人に嘆き悲しまれるものです。
特に、仏教の創始者である釈迦も、多くの人に嘆き悲しまれましたが、
その死は、涅槃図として、後世にまで象徴的に描かれています。
このように「人の死」というのは、
一つの時代の節目として、非常に重要な出来事として描かれています。
しかも、多くの方は、あまり知らないかもしれませんが、、、実は、釈迦の場合は、、、
その死に際し、我々の時代にまで関わる預言まで残しているのです。
それが、、、仏教の五堅固説の預言です。
この預言は、「大方等大集経 巻五十五
」に2箇所に渡って記載されているのですが、、、
そのうち、1箇所を書き出すと、釈迦が月蔵菩薩に下記のように、言い伝えているのです。
<大方等大集経 巻五十五より>
我が滅後において、五百年中は、諸々の比丘等なお我が法において解脱堅固なり。
次の五百年は、我が正法の禅定三昧堅固に住するを得るなり。
次の五百年は、読誦・多聞堅固に住するを得るなり。
次の五百年は、我が法中において多くの塔寺を造りて、堅固に住するを得るなり。
次の五百年は、我が法中において闘諍・言訟し白法隠没し損減して堅固なり。
上記の通り、5つの500年の時代が預言されており、これを五堅固説と言います。
そして、これを図化すると、、、
下記のようなタイムスケジュールになる訳です。
釈迦の死は、起源前5世紀前後とされますが、、、
正確に言えば、南伝仏教による説によると、紀元前544年とされ、
北伝仏教の『衆聖点記』による説によると、紀元前486年とされます。
その他にも釈迦の推定没年には諸説あって、インドの学者達の計算によると、
起源前、483年、484年、487年という説もあり、かなりバラバラな訳ですが、、、
まぁ、大まかに見積もると、起源前480年~500年の間が有力とされているようです。
それを考えて、、、釈迦の推定没年の中で最も遅い
"起源前480年"から、5×500年を足し合わせてみますと、、、
起源前480年+5×500年=西暦2020年頃
どうも、この西暦2020年頃には、、、
闘諍堅固時代も末期となり、白法隠没の時代に突入すると考えられるのです。
つまり、この現代は、まさに仏教預言の観点からみても、
非常に大きな節目である可能性が高い!・・・と言えるのです。
現在、盛んに改憲議論が叫ばれ、既存の、、日本国憲法をないがしろにして、
憲法を順守しない人々(99条違反)が増えていますが・・・
管理人は、こういう時代のニュースを見ていると、
いよいよ『白法隠没の時代』に入りつつあるのかなぁ・・・と悲しく思います。
以前の記事でも述べていますが、、、
日本国憲法を順守するという事は、"白法"を守るという事でもあります。
なぜ、白法なのか?
それは、白は百から一を引いた漢字であり、
白=九十九と捉えると分かり易いでしょう。
現状の日本国憲法第99条には、冒頭で示したように、
日本国憲法の順守義務がある訳ですが、、、
国民それぞれが『法を尊重する』事こそ、『白法』なのです。
いわば、権力者の好き勝手に法を変えて、横暴が出来ないように、
法で縛りを設けて九九(くく)っているのが日本国憲法であり、憲法99条なのです。
現状、国会では改憲勢力が2/3以上を占め、このままなら国民投票に向かう所ですが、
かろうじて、先日の天皇陛下の退位宣言で、憲法改正に歯止めがかかっている状態です。
しかし、、、
現状のままなら、白法が黒法に変わるのも時間の問題かもしれません。
どうか、それまでに、国民一人一人の意識が変わるように、お祈りしたいですね。
PS.
そういや、最近、ポケモンGOが流行ってますが、、、
個人的に、物に思考だけでなく、行動まで左右されるのはとても怖いことだと思います。
(分別を持って、そういう物からは離れておいた方が健全でしょう)
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