蜘蛛の預言④~『野馬台詩』の文章を読み解く!(前半)~:不況対策!個人でも有効な方法



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2015年2月 5日


蜘蛛の預言④~『野馬台詩』の文章を読み解く!(前半)~

記事更新に間が空きましたが・・・
今回は、以前の続きで、、、『野馬台詩』についての謎解きをします。

しかしながら、『野馬台詩』の漢文の理解はかなり難しいのと、、、
その漢文に対する理解や解釈も人それぞれです。

よって、いつも書いている通り・・・
当記事は、あくまで管理人の妄想に過ぎませんので悪しからず。

前回までの記事は、下記をご覧下さい。




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野馬台詩(やまたいし)の預言

では、今回は、本格的に『野馬台詩(やまたいし)の預言の中身』を精査していきます。
まずは、もう一度、テキストや読み下し文、一般的解釈を載せます。


▼野馬台詩(野馬臺詩)

▼野馬台詩の読み方(東がスタート地点です)



東海姫氏國(東海姫氏の国)
百世代天工(百世天工に代る)
右司爲輔翼(右司輔翼と為り)
衡主建元功(衡主元功を建つ)
初興治法事(初めに治法の事を興し)
終成祭祖宗(終に祖宗の祭りを成す)
本枝周天壤(本枝天壌に周く)
君臣定始終(君臣始終を定む)
谷填田孫走(谷填りて田孫走り)
魚膾生羽翔(魚膾羽を生じて翔ぶ)
葛後干戈動(葛後干戈動き)
中微子孫昌(中微にして子孫昌なり)
白龍游失水(白龍遊びて水を失い)
窘急寄故城(窘急故城に寄る)
黄鷄代人食(黄鶏人に代わりて食み)
黑鼠喰牛腸(黒鼠牛腸を喰らう)
丹水流盡後(丹水流れ尽きて後)
天命在三公(天命三公に在り)
百王流畢竭(百王の流れ畢り竭き)
猿犬稱英雄(猿犬英雄を称す)
星流飛野外(星流れて野外に飛び)
鐘鼓喧國中(鐘鼓国中に喧し)
靑丘與赤土(青丘と赤土と)
茫茫遂爲空(茫茫として遂に空と為らん)

<日本語訳>

東海にある姫氏の国(日本?)では、
百世にわたって天に代わり(人の治める国になった)
左右の臣下が国政を補佐し、宰相が功績を打ち立てた。
初めはよく法治の体制を整え、後にはよく祖先を祀った。
天子と臣下は天地にあまねく、君臣の秩序はよく定まった。

(しかし、)田が埋もれて貴人が逃げまどい、
なますに突然羽が生えて飛ぶ(下克上の時代になった)
中頃に衰え、身分の低い者の子孫が栄え、
白龍は水を失い、困り果て異民族の城に身を寄せた。

黄色い鶏が人に代わってものを食べ、黒い鼠が牛の腸を喰らった。
王宮は衰退し、天命は三公に移った。
百王の流れはついに尽きて、猿や犬が英雄を称した。
流星が野外に飛び、(戦いを告げる)鐘や鼓が国中に響いた。
大地は荒れ果て、果てしない世界は無に帰した。


と言う事で、全体像を示したうえで、、、 今度は、二行ずつ見ていく事にしましょう。^^ノ


<野馬台詩の読み方>

ちなみに、野馬台詩の読み方ですが、五言形式で、
二行が、対になっている事が多いです。

右司爲輔翼(右司輔翼と為り)⇔衡主建元功(衡主元功を建つ)
興治法事(初めに治法の事を興し)⇔成祭祖宗(終に祖宗の祭りを成す)
本枝天壤(本枝天壌に周く)⇔君臣始終(君臣始終を定む)

したがって、なるべく二行ずつ対を意識して見ていく方が良いように思われます。


野馬台詩の預言の読解(前半-1)

今度は、最初からじっくりと見ていきます。


東海姫氏國(東海姫氏の国)
百世代天工(百世天工に代る)


東海にある姫氏の国(日本?)では、
百世にわたって天に代わり(人の治める国になった)

「東海姫氏の国」と言う部分は、前回の記事でお話しした通り、
中国人が倭(日本)が周王朝の太伯の流れを受け継いでいる、、、と考えていた事から来ている名前です。

梁書倭国伝にも、「倭者、自云太伯之後」と書かれており、
(倭とは、自らは太伯の後裔だという)と書かれています。

▼太伯は、周王朝の太祖の長子である太伯(泰伯)です


「百世天工に代る」という部分は、大事なので言っておくと、
に代わって、が治める時代になったと言う事です。

少し面白いので、示しておきますと、、、
古事記や日本書紀では、神代人代が明確に区分されています。


人代とされているのは、初代天皇の神武天皇からです。

一方、神武の前の天皇は、日向三代(ニニギ・ホオリ・ウガヤフキアエズ)として、
ニニギの天孫降臨から始まっていますので、「天の王」という扱いをしても良いのかも知れません。


そう考えると、神武天皇以来の日本の歴史もまた、
「天の王」に代わって、「人の王」に代わった・・・と考えられると思います。

「百世にわたって、天に代わり人の治める国になった」と言うのは、
厳密に百代と言う訳では無く、百を終わりとする思想から来ていると思われます。
(そういう意味では九九は、終わりの一歩手前なのです)


野馬台詩の預言の読解(前半-2)

続いて、その後の文章です。

右司爲輔翼 衡主建元功(右司輔翼と為り)(衡主元功を建つ)
初興治法事 終成祭祖宗(初めに治法の事を興し)(終に祖宗の祭りを成す)
本枝周天壤 君臣定始終(本枝天壌に周く)(君臣始終を定む)


左右の臣下が国政を補佐し、宰相が功績を打ち立てた。
初めはよく法治の体制を整え、後にはよく祖先を祀った。
天子と臣下は天地にあまねく、君臣の秩序はよく定まった。

この初文に続く文章は、いわば、良い時代の象徴ですね。
天下がよく定まっている様子を示しています。

解説も特に必要のない部分だと思いますが、、、
ここでのポイントとして、「本枝」という言葉が出て来る事です。

つまり、本来の「木の幹」の部分と、「幹から出た枝」の部分を指してます。

要するに、天皇家の本系の血筋を「木の幹」に見立てており、
傍系の血筋が、「」と見られています。


したがって、「本枝が天壌(※天と地)にあまねく・・・」の部分の意味は、
天皇家という血筋が広く行きわたる、、、と言う意味があると思われます。

天皇家を中心に国体が作られ、臣下も天皇の近傍の血筋にした、天皇親政でしょうか。
ともかく、ココで大事なのは、天皇家の血筋が、「木」で見立てられていることです。

▼五行でも「木」が最初に来ていますね



野馬台詩の預言の読解(前半-3)

続いて、その後の文章です。

谷填田孫走(谷填りて田孫走り)
魚膾生羽翔(魚膾羽を生じて翔ぶ)

(しかし、)田が埋もれて貴人が逃げまどい、
なますに突然羽が生えて飛ぶ(下克上の時代になった)

しかし、前半部の最後辺りから、少し様相がおかしくなってきます。
「田孫走り」の田孫は、他の漢文にも出てこない語句なのですが、「天孫」の事と思われます。

すなわち、天孫が逃げるような状況、、、
天皇家の力が衰えている状況を示してます。


また、「魚膾羽を生じて翔ぶ」の部分は、、、
実は、この語句については、聖徳太子の未来記の最終章にも出て来る文章です。

日本の未来の予言が記された聖徳太子の未来記の最終14章には、
下記のように預言されています。



聖徳太子秘文『未来記』の最終14章より】

日域末世中彼三悪魔流布 雖見聞不禁断者六天魔王得便 異国蒙古為歓喜
牛馬如人言語 魚鱠生羽飛虚空 岩石現眼口 夜半見日輪 北方出月輪

<読み下し文>

日本が末世の時、かの三悪魔が世の中に知れ渡る

その三悪魔の教えを、見ても聞いても決してしてはいけない。
もし、それが守れないならば、第六天魔王が日本に降り立ち、
異国の蒙古は大変喜ぶ。

牛馬は人のように言葉を話し、魚のなますが羽を生やして空を飛び、
岩石には、目と口が出現し、真夜中に太陽が現れ、月が北の方角から出るだろう


魚膾(魚のなます)は、薄切り魚肉であり、現代風に言えば刺身ですが、
これが、羽を生やして飛ぶという、訳のわからない表現になってます。

元々、魚膾は、中国の古文献によると、主に王侯将軍を接待しもてなすための珍味らしく、、、
魚膾は、そういった王侯将軍の暗喩かもしれません。

また、「魚膾羽を生じて翔ぶ」ですから、、、羽で空を飛ぶ以上は鳥です。
ここで鳥は、干支で言えば酉(トリ)であり、それは、金の正方位としての酉(トリ)です。


王侯将軍(魚膾)が、金畜の酉(トリ)と化す訳ですから・・・
「木」の天皇家にとっては五行相克の「金剋木」となり、天皇家を傷つける存在になります。


古来は、天皇は、将軍などに、軍隊委任の印として、
斧鉞(マサカリ)を将軍に授けるという習わしがありましたが・・・

「魚膾生羽翔(魚膾羽を生じて翔ぶ)」の部分は、、、
謂わば、主人の天皇(木)に対して、臣下の将軍が斧(金)で打ち倒す。

・・・そういう下剋上の世の中をを表しているのだと思われます。


野馬台詩の預言の読解(前半-4)

そして、前半最後に続くのが、下記の文章です。


葛後干戈動(葛後干戈動き)
中微子孫昌(中微にして子孫昌なり)


葛の後に干戈が動き
中頃に衰え、身分の低い者の子孫が栄える。

この部分は、先ほどの「魚膾羽を生じて翔ぶ」と一緒に考えるべきなのかも知れません。

「葛後干戈動き」の部分の「干戈(かんか)」は干(たて)と戈(ほこ)のことで、戦争を表しています。
つまり、「葛の後に、戦争が起こる」の意味です。


ここで、葛は何の暗示か?と考えてみますと・・・
葛は、「かずら・つる・くず・つづら」であり、ツル性の植物です。


このツルと言うのは、特徴的な性質として・・・

自らの剛性で体を支えるのではなく、
他の樹木を支えにすることで、高いところへ茎を伸ばす植物のことです。


▼木に巻きつくツルアジサイ

要するに、「葛」は、「木」である天皇家に、寄生し寄り添って自らの権威を高めている
・・・そういう意味合いが込められているように思われます。

日本の歴史上では、これの典型的なのが、藤原氏ですね^^;
考えて見れば、藤もツル性の植物で、木に巻き付きながら、そのツルを伸ばしていきます。

▼木に巻きつく「藤」

南鉄院より引用】

したがって、「葛の後に干戈が動き」と言う部分は、
藤原氏の栄えた後に、戦乱が続く、武士政権の時代の到来を預言している訳ですね。
(ちなみに、武士の「武」は、『春秋左氏伝 』に「戈を止めるを武と為す」と書いてあります)



そして、これを元に、前半最後の文章、、、
「中微子孫昌(中微にして子孫昌なり)」を見ていくと、、、

「藤原氏は、中頃に衰えて、身分の低い者の子孫が栄える」と言う事になります。


考えてみると、武士政権時代にあっても、唯一、藤原氏でも栄えた政権がありました。
それが、、、奥州藤原氏です。

▼奥州藤原氏

前九年の役・後三年の役の後の寛治元年(1087年)から、
源頼朝に滅ぼされる文治5年(1189年)までの間、
陸奥(後の陸中国)平泉を中心に出羽を含む東北地方一帯に勢力を張った豪族。
天慶の乱を鎮めた藤原秀郷の子孫を称した。

しかし、この奥州藤原氏は、元々、藤原氏の中でも、
かなり下級クラスの役人で、陸奥国に左遷された一族の末裔なのです。

だから、「藤原氏は、中頃に衰えて、身分の低い者の子孫が栄える」と言う事が言い当てられています。



・・・

・・・

今まで読み解いたのが、野馬台詩の預言の前半部分(赤枠部分)です。 まだ、これで、半分しか読み取りが出来てないわけですが・・・


後半に着いては、また、次回^^;



続き⇒蜘蛛の預言⑤~『野馬台詩』の文章を読み解く!(後半1)~


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