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2014年11月 9日
※当記事は、あくまで管理人の妄想に過ぎませんので悪しからず
スタジオジブリの宮崎駿監督が、アカデミー名誉賞を受賞したようです。
宮崎監督おめでとうございます^^
それによって、、、どうやら、『千と千尋の神隠し』が、11.21に放送されるようです。
[日本テレビ]「千と千尋」を特別放送 宮崎監督アカデミー名誉賞受賞記念で
当サイトでは、今まで、千と千尋の神隠しについて、色々謎解きをしてきた訳ですが・・・
謎解きした後で、テレビで放映されるのは初めてなので、何だか嬉しい思いも有りますが、
TV放映後に、自分のサイト記事を見た人はどう思うんだろうなぁ、、、と不安な面もあります^^;
まぁ、それはともかく、、、宮崎駿監督が、アカデミー名誉賞を受賞した!と言う事で・・・
今回は、それを記念し、『千と千尋の神隠し』の謎解きのスピンオフ話をします。
テーマは、、、またかよ!って思われるかもしれませんが、
オクサレ様を癒したミミズの干物の薬湯についてです(^^;
▼なぜ、ミミズは道端で干からびているんだろう???
【画像は熱沙とオアシスより引用】
実は、このミミズの干物に関しては、下記で一度、取り扱ってます。
続・千と千尋の神隠しの謎①~ミミズの干物の薬湯の意味~
上記で言っている事は、完全に間違いと言う訳ではないんですが・・・
しかし、もう少し説明が足りていない所が多いように感じています。。。
だから、もう一度、ミミズの干物について、取り上げます^^;
実は、最近分かるようになったんですけど・・・
『千と千尋の神隠し』で、オクサレ様が癒されたミミズの干物の薬湯。
【以下、当記事で表示する「千と千尋の神隠し」の画像は、
全て「千と千尋の神隠し」 (c) 2001 二馬力・GNDDTMに帰属します】
なぜ、ミミズの干物なのか?と言う事なんですが・・・
実は、これも、陰陽五行で解けるんです。
ミミズというのは、地中に居て、土を食べる動物なんですね。
だから、下記の五行創生で言えば、ミミズは、土を食べるので、
土⇒金への土生金の流れに関わる動物だと言えます。
土生金・・・鉱物・金属の多くは土の中にあり、土を掘ることで金属を得る
ミミズは、こういう土を食べる動物だからこそ、オクサレ様は癒された訳です。
でも、コレだけでは解いた事にはならないんですね。。。
もう一つの疑問として、なぜ、干物なのか?と言う所を解いてないからです。
実は、この干物を解く上で、(管理人に気付きをくれた)興味深い昔話があるんです。。。
それをご覧になってみて下さい。
<昔話:みみずと土(※某地域の昔話です)>
古い言い伝えで、お釈迦様が、御臨終に際し、
あらゆる生き物に動物の食べ物をいちいち指定されたそうです。牛は草を食べ、鳥には種を食べよと指定された。
ミミズの番になった時、お釈迦様は、「おまえは土を食べよ」と言われました。ミミズは「土を食べきったら、何を食べるのか?」とお釈迦様に言うと、、、
お釈迦様は欲深なミミズに怒り、
「おまえは日なたに出て、死んでしまえ!」と言ったとか。だから土用の丑になると、道に出て死ぬのが、見られると。。。
▼釈迦の涅槃図:中央一番下に、ミミズが書かれている
【図は楽しい涅槃図より引用】
ミミズに対して、「死んでしまえ!」と言い放つお釈迦様も凄いなと思うのですが・・・
実は、上記の話も、陰陽五行に基づいたものなんです。
上記の話で、特に興味深い部分は、土用の丑になると、
欲深なミミズが日なたで死ぬというところです。
なぜ、土用の丑にミミズが日なたで死ぬの?って思いませんか?
実は、これを解く上では、、、ちょうど、管理人が、先日書いた記事が必要になってきます^^;
つまり、『甲寅の謎・虎の頭はなぜ動く?』とも関係する話なんです。
土用の丑と聞けば、、思わず、夏場の土用の丑の日を連想してしまいがちですが、、、
実は、寒中の土用と言うのがありまして、、、
旧暦12月13日から大晦日までは、丑月の寒中の土用なんですね。
※ただし、現代では節分を旧暦正月に設定しているので、その約18日前から寒中の土用になる
▼2015年の場合、新暦1/17-2/3が寒中の土用
この『丑月の寒中の土用』というのは、、、丑月が水気なので、水気のある土用・・・
つまり、湿土(泥)になります。
オクサレ様が、(水気のある)泥の状態だったのも、
恐らく、この『丑月の寒中の土用』を暗示してのものだったと思います。
そして、季節で言えば、この『丑月の寒中の土用』が過ぎれば、『正月の寅月』です。
つまり、『丑月の寒中の土用』⇒『寅月の正月』という、丑寅の境目にある訳です。
そして、寅月というのは、木気です。
湿土から、新たに植物が根を張り、木が生育する・・・そういうサイクルですね。
この部分に、お釈迦さまが、欲深なミミズに怒って、
「おまえは日なたに出て、死んでしまえ!」と言った理由が隠されてます。
つまり、以前も言いましたが、新たな木を生育させる時には、金は邪魔なのです。
金剋木:金属製の斧や鋸は木を傷つけ、切り倒す。
土属性であるミミズは、土から金を生みだします。
しかしながら、新たな木を立てる際には、この金は邪魔者でしかありません。
(ここでの木というのは、神様と言う意味での"柱"として考えるのが良いでしょうね)
だから、神様(お釈迦様)によって、木が生育する太陽が出た時(朝)になると、
(土だけでなく、金を食べようとした)欲深なミミズは、「日なたに出て、死んでしまえ!」
・・・と言われたのだと理解できます。
これが、千と千尋の神隠しにおいて、
『ミミズの干物の薬湯』に隠された意味ではないかと思います。
事実、金に目がくらんだ欲深な蛙は、カオナシによって喰われています。
欲深はいけない・・・という戒めですね。
<蛙も土属性>
なお、湯屋は蛙男やナメクジ女のいる場所でしたが、
蛙・ナメクジとくれば、、、もう一つ、蛇が居れば、三すくみの関係になる訳で・・・多分、そう言う意味では、カオナシは、蛇の化身ではないかと思われます。
このカオナシの蛇は、蛙をパクリと飲みこみました。
蛙というのは、漢字で、土が二つあります、、、木は火で燃えて、土にカエル。五行において、裸(=無毛の生物、人間)は、土属性であり、
そういう意味でツルツルの蛙も土属性を持ってます。だから、夜中に一人で金を取ろうとした、欲深な青蛙を飲みこんだカオナシは、
土を飲みこんで生まれた、、、、金属性の象徴と捉えます。本当に、千と千尋の神隠しは、よく出来てますね。
風水で解けと言ったのは、そのためなんですね。。。
ところで、下記で、ミミズの干物と、33(耳)の関係とかを解説しましたが・・・
実は、こちらも、あながち、間違いではありません。
続・千と千尋の神隠しの謎①~ミミズの干物の薬湯の意味~
ミミズには、33も関係あるんです。
何故そう言えるのか?なんですが、、、
まぁ、これについては、少し込み入った話になるので、おいおい解説します。
▼そういや2012年頃には、よく333が上空で現れてましたね・・・
まぁ、取りあえず、今回は、ミミズの干物の謎解きだけで、終了させて頂きますが、
最後に、聖書の記述を紹介して終わりたいと思います^^;
<マタイ福音書 6章24節>
だれも、ふたりの主人に兼ね仕えることはできない。
一方を憎んで他方を愛し、あるいは、一方に親しんで他方をうとんじるからである。あなたがたは、神と富とに兼ね仕えることはできない。
※ゲマトリアで富=666です
<マタイ福音書19章23-24節>
イエスは弟子たちに言われた。
「はっきり言っておく。金持ちが天の国に入るのは難しい。
重ねて言うが、金持ちが神の国に入るよりも、らくだが針の穴を通る方がまだ易しい。」
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