千と千尋の神隠しの謎⑨~千尋の髪留め(紐)の意味と白山の菊理姫~:不況対策!個人でも有効な方法



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2014年6月 2日


千と千尋の神隠しの謎⑨~千尋の髪留め(紐)の意味と白山の菊理姫~

当記事は、あくまで管理人の妄想に過ぎませんので悪しからず


前回の記事で『千と千尋の神隠し』の物語の終盤で現れる髪留めについて触れましたが、
髪留めの示す意味、、、分かりましたでしょうか?^^;

【以下、当記事で表示する「千と千尋の神隠し」の画像は、
全て「千と千尋の神隠し」 (c) 2001 二馬力・GNDDTMに帰属します】

なぜか、物語終盤に唐突に、この髪留め(髪飾り)が出てくる訳ですが・・・
恐らく、映画を見た人の99%は、「なぜ、髪留めが出てくるのか?」を理解出来なかったはずです。


それで、前回において、管理人は、これを解くヒントとしては、、、

この話には、『日本書紀 巻第一』の「神代上 第五段の一書第十」の話が深く関わっている
・・・と述べました。


実は、ここには、記紀やカバラを理解していないと解けない謎が隠されてます。

今回は、前回で据え置きになっていた"千尋の髪留めの意味"について、
明らかにしていきたいと思います。






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石徹白大杉と白山の菊理姫

さて、以前の記事で、『千と千尋の神隠し』にのプロローグに登場し、
"異世界への入口ともなる"大杉について説明しました。


そして、この大杉は、白山中居神社~白山に向かう修験者の道沿いにある
「石徹白(いとしろ)の大杉」に酷似しています。


▼石徹白大杉は、白山中居神社~白山に向かう修験者の道沿いにある


前回言った通り、白山中居神社は、イザナギの世界と、イザナミの黄泉の国との間に在る
千引岩(ちびきいわ)=千引窟が、境内にあるとされています。

さらに、石徹白(いとしろ)の語源は、イザナギが妻のイザナミに対し、
許等度(ことど)、つまり、三行半の絶縁宣言を下したことに由来すると言われています。


こうしたことから、『千と千尋の神隠し』の裏のテーマは、
「イザナギの黄泉の国からの逃走である!」と結論付けました。


それで、この舞台になっている、白山中居神社の祭神をよく見て下さい。
何と書いてますか?


▼白山信仰の中核である白山中居神社

所在地 岐阜県郡上市白鳥町石徹白2-48
主祭神 菊理媛神、伊弉諾尊、伊弉冉尊
創建 伝景行天皇12年

はい。。。
まず、ここには、伊弉諾尊(イザナギ)、伊弉冉尊(イザナミ)が祭神とされています。
※伊弉諾尊、伊弉冉尊は、日本書記の表記である事に注意

そしてさらにもう一人。ここには、『古事記』には全く存在すら出てこず、
日本書紀』の第五段一書第十にしか出てこない【菊理媛神】が祭神になっています。


この菊理姫、、、実に不思議なんです。
記紀で菊理姫が出てくる場面は、たった1箇所だけ。下記の場面だけです。


日本書記の第五段一書第十の現代語訳>

一書第十に言う。イザナギがイザナミのおられる場所に来て、語って言われるのに、
「あなたが愛おしくて、黄泉の国にやってきた」

イザナミは答えて「どうか私を見ないで下さい。」と言った。
しかし、イザナギは従わずに見てしまった。

それで、イザナミは恥ずかしんで、恨んで言われたのには、
「あなたは、私の本当の姿を見てしまった。私もあなたの本当の姿をみましょう」と。

イザナギは、また恥ずかしいと思われたので、出て帰ろうとなされた。
そして、その時に黙って帰らずに、誓いの言葉として、「縁を切ろう」と言った。
また、「お前には負けないつもりだ」と言われた。

そして吐かれた唾から生まれた神を速玉之男(はやたまのお)と言う。
次に掃き払って生まれた神を泉津事解之男(よもつことさかのお)と名づけた。
二柱の神である。


妻のイザナミと黄泉比良坂(よもつひらさか)で相争う時、イザナギがいわれるのに、
「はじめあなたを悲しみ慕ったのは、私が弱かったせいだ」と。

この時に泉守道者(よもつちもりびと)が申し上げるのには、
「イザナミのお言葉があり、『私はあなたと多くの国を生んだ。
どうして更に生きることを求めましょうか。
私はこの国に留まりて、一緒には参りません』」と言った。

この時、菊理媛神(くくりひめのかみ)が申し上げられる事が有った。
イザナギは、これを聞いて、褒められた。そして黄泉の国を離れた

ただし、親しく黄泉の国を見たのが不祥なことであった。
そのため、穢惡(けがれ)をすすぎ洗うため、
粟門(あわのと)及び速吸名門(はやすいなと)をご覧になった。


この時、菊理媛神が何を言ったかは、謎です。

しかし、こんな謎の神で、記紀に出てくるのは、上記の1箇所に過ぎないのに、
さらに、記紀の中で菊理姫神と白山という場所には、何ら関係性が見られないにも関わらず、
白山信仰として、中部日本の山岳信仰の中心にいるのが、菊理姫神なのです。

しかも、現在は、白山神社の主祭神として、全国的規模で菊理姫は祀られています。
GoogleMAPの白山神社の全国分布 特に東日本に白山神社が多い)


・・・これは、ハッキリ言って異常だとは思いませんか?

何かしら、菊理姫に大きな役割があった、、、としか考えられないのです。


菊理媛神はククリヒメ

多くの人は、勘違いしていますが、菊理媛神は、キクリヒメとは読みません。
正式には、ククリヒメです。

文字通り、夫婦の間を取り持ち、縁をくくる役割を果たしているのです。


日本の節句の中で、陽数の最大値である9が並ぶ9.9は、重陽であるとされます。
と同時に、この9.9は、菊の節句であるとも言われています。

ここで、ふと疑問に思いませんか。
なぜ、9.9が、菊の節句なのでしょうか?


9.9と菊を結び付けるもの、、、それは何か?と言う話です。


管理人が考えるのには、節句、七五三というのは、神道と結びついています。
三月三日、五月五日、七月七日、、、全て神道行事と関わっています。

さらに、その延長である九月九日も神道が大きく関わっています。


そう考えると、菊と9.9を結び付けるものがあるとすれば、、、
菊と書いて"くく(九九)"と読ませる、菊理姫神(くくりひめ)しかないんですよ。


菊理媛神は何をくくる?七五三は何をしめる?

では次に、七五三についても考えてみましょう。

神道において、七五三縄は、しめなわと読ませます。
"七五三=しめ"です。


  • 九九は、くくっている。
  • 七五三は、しめている。

一体何をくくっている?一体何をしめているのか?と言う話です。



神道では、陽数が重要視されています。
3×3魔方陣では、七五三は横並びで表され、頭の部分の陽数(九)がしめられています。


ここで、九という漢字は、『字統』で調べると、下記のように書いてます。


【九】
竜の形。竜蛇に虫形のものと九形のものとがあり、
九は岐頭の形でおそらく身を折り曲げている雌の竜であろう。


どうも、ここに書かれている事を考慮すれば、、、九は竜のようです。


九が竜だとするならば、、、
神道で言えば、七五三は、九を頭にする竜をしめていることになります。


九を頭にする竜・・・???九頭竜・・・???


まぁ、不思議なことに、菊理姫神(くくりひめ)を祀る白山信仰の中心地、
白山中居神社のある石徹白(いとしろ)は、ほぼ、九頭竜川の最上流部に位置します。

これは単なる偶然でしょうかね。


日本においては、祭という漢字に見られるように、
神様と言えば、蛇神です。三輪山の神も、蛇神でしたね。

七五三の注連縄も、その形状は、なわ虫という蛇が象られています。


一方、『千と千尋の神隠し』では、その紐で千尋の""が留められていました。
そして、その髪留めで髪を結んでいる最中に、白竜であるハクが傷が治って現れています。


銭婆:まぁ、もうちょっとお待ち。......さぁ、できたよ。髪留めにお使い。
千 :わぁ......きれい。
銭婆:お守り。みんなで紡いだ糸を編み込んであるからね。
千 ありがとう。
   銭婆:いい時に来たね。お客さんだよ、出ておくれ。
千 :はい。
   千 :ああっ......!ハク!
ハク、会いたかった......ケガは?もう大丈夫なの?よかったぁ......
銭婆:ふふふ、グッドタイミングね。

この部分も不思議ですよね。
あれだけ、大怪我だったハクが、千尋が髪留めでくくった瞬間に、
傷が完全に治った状態で、再び現れるのですから・・・


でも、これの意味は、、、
"バラバラになって乱れた髪(神)を、再び結び直し、髪(神)をくくりなおす"
・・・と言う意味があるのです。

まぁ、千の髪留めの意味は、言いかえれば、
「髪(神)をくくり直す」という、神との和解の象徴でもあるのです。


だからこそ、神と和解し、神を結び直したことで、ハクは生き返っているのですね。
そして、同時に、これが髪(神)留めでなければならない理由です。


だからこそ、ラストで髪留めが出てきた意味や、冒頭で石徹白大杉が出てきている意味は、
髪留めの糸で結び直すという、そういう意図を込めてストーリーが作られているのです。


天之御中主神を除いて、神道の第二格・第三格の神は、
高御産巣日神(タカミムスビノカミ)と神産巣日神(カミムスビノカミ)という
産霊(むすび)の神です。

特に、千と千尋の神隠しでは、髪を結んでいる訳ですから、
【神産巣日神(カミムスビノカミ)=キリスト教でいえば精霊】との和解が大事である
・・・このように、言われているような気がします。

聖書で考慮する限り、精霊は、平等や平和を好む存在です。(鳩に象徴される)
(※鳩にも、やはり九が関わっていることに要注意)
だから、戦争や、平等を妨げる不正行為などは、精霊を怒らせる行為だと知りましょう。



・・・

・・・


まぁ、このように、かなり端折って説明しましたが、、、

実は、この『髪留め』、、、
"くくる"という意味において、もう一つ重大な意味があります。


すなわちそれは、、、下記の場面の言葉に絡んできます。。。
ハクが、腰が抜けて立てなくなった千尋に呪文を唱える場面です。


(千尋の左脚の上に、手を当てながら・・・)
そなたの内なる風と水の名において・・・解き放て!

上記に込められたメッセージは、【風水で解け!】と言う意味です。


だからこそ、『千と千尋の神隠し』は、風水で解く必要があります!
そして、これこそが、『千と千尋の神隠し』のストーリーの根幹です。
(くくるも、これに大きく絡んでくるのです)

次回は、『千と千尋の神隠しの謎』のシリーズ最終回。
風水で解く!『千と千尋の神隠し』です。






⇒続き:千と千尋の神隠しの謎⑩~風水(陰陽五行)で解くと見える真実の物語~


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管理人:天一(旧名:えふ。)
管理人は、不況時代突入を先読みし、一早く会社を退社し脱サラ。

その後、他に先駆けネットビジネスに参入。現在は、ネットのベンチャー会社を立ち上げ、日々ビジネスに邁進しております。

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